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二部合唱 「村はづれの歌」
「右は越後へ行く北の道 左は木曽へ行く中仙道」
信州軽井沢の追分宿のはずれ、分去れと呼ばれる場所が、越後に続く北国街道と、京都に通じる中仙道の分岐点になります。
創作意欲を掻き立てるなにか、または、創作に疲れた心を癒すなにかがあるのでしょうか。この近くには、小説家や詩人が利用した油屋旅館があり、堀辰雄が暮らした家があります。立原道造は、この堀辰雄の軽井沢の家を訪ねた事があるようです。
この分去れに立つと、京都や越後までこの道が続いているということが、なんだか信じられない気持ちになります。
立原道造は、何を思ったのでしょうか。
児童合唱用として作曲しましたが、同声二部合唱・斉唱・独唱としても歌っていただけます。
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