クソなぞなぞ解説 (8/16出題)
問題
難易度についてのコメント
解答・解説
※解説というより、作問のときに考えていたことをそのまま書き起こしただけの雑文です
A
さらいしゅう
・部分的に言い換え
・本来ならば本家くBC-Cレベルだがやや典型・ベタ問寄りなのでこの位置
・本家くBC-Aっていったらたいてい3文字以下の同音異義語だよね
・「い〜つだ?」でも良かったかも
B
ひがし
・探索
・江戸っ子訛りの知識レベルを考慮すると人によっては要検索
・謎解きライクで意表を突く本家くBC-Cレベルの問題だが「方角」という探索範囲が極めて狭い
・基本8方位から探せばよいし、高々16方位+艮巽坤乾。B問題という位置もヒント
C
いじーめーる
・言い換え+もじり
・本家くBCだと固有名詞やや珍しいよね
・もじり問題は出題者の想定より難しくなる傾向があることを考慮した難度設定
・ちなみにGoogleのサービス数という探索範囲はやや狭め
D
とりから
・言い換え
・Bに続き助詞を含むのが厄介かもしれないが、むしろ「を起点とする」という露骨な表現に敏感に反応して「から」をヒントとしたいところ
・料理名全体から「鶏から」を探索するのは難しいので、「から」または「とり」が分かっている状態での探索がクレバー
・本家くBC-Dレベルだと思っていたけど、この辺りのテクニックを運用するには慣れを要するので得意不得意があるかも
E
しちゅー[しちゅう]にかつをもとむ[もとめる]
・(探索+)言い換え+もじり
・「死中に活を求む[求める]」は、この6問セットの中では語彙レベルが最も高い
・「煮込み料理→シチュー」や「揚げ物→カツ」自体はそこまで難しくないと思うので元の故事成語を知っていれば易問にもなりうるが、知らなければ検索に工夫が要る
F
おとぎこらい
・言い換え+もじり
・「男嫌い」の3,4文字目をswapしている。swap含む問題は難問多いし、さらにgiとkoの母音が異なるのでやや発想しにくい
・「御伽」に関する説明的な表現からは数多の類語が考えられるが「とぎ」が入ることは想像に難くない。しかし「とぎ」を含む単語を全探索しても解けないのがトラップ
・「伽」を説明するにしては「古くから」が冗長/不自然であることを見極める。一方「を抱く」は単語どうしの連結要素にすぎないとメタ読みできるので、キーワードを「古くから」「伽」「ミサンドリー」に絞り込む
・以上の事実を「ミサンドリー」と照らし合わせることで解けるかなりの難問。本家くBC-Fもこれくらい骨があると思っている
・ちなみに、こういう問題文の意味が通っているクソなぞなぞは結構好き
余談
『くBC (くそなぞなぞ Beginner Contest)』では「くそなぞなぞ」表記がされていますが、自分がつい「クソなぞなぞ」と表記してしまうことが多いのはクソなぞなぞbotの影響です
あと今回は全体を通して問題文が説明的になっているので、そこのバランスを考えるのも今後の課題としたいです。あと近日中にShitforcesで何かしら出題します
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