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【徒然】近づく足音
最初に読んだのは、まだプルーフ版という(最近知った言葉)まだお店に並ぶ前の1つ前の段階の本としていただいた時。
それからサイン本をお店に並べる状態の本になってから大事にしてしまい、
結局同じ作品が3冊家にある・・・
はあちゅうさんの本「通りすがりのあなた」(講談社)
その中は短編として7つの小説が書かれていて、なんとも言えない、頭の片隅をすっと風が通るような感覚の本だ。どれもこれもすごくグサグサと刺さりまくるような、ドキドキするような感じとはまた違って、ジンワリと来る作品なのだ。
プルーフ版のころから、好きな作品というかちょっと泣けてしまう作品がいくつかある。その一つが「六本木のネバーランド」だ。
先ほど、ほんの15分位前に再度読んだ。
大泣きした。家に一人なら、嗚咽だったかもしれない。書いている今もちょっと涙が出てこようとしていて、明日の朝がとてつもなく心配(目が腫れてしまう)だ。鼻も赤くなってしまった・・・
ある人に、「大丈夫?」ってつい最近Facebookのメッセージが飛んできていて、「森さんみたいにはならないように気を付ける」なんて書いたけど、今日、本を再度たった3ページ位読み直しして「なりたくない」は希望で「片足、いや両足突っ込む寸前じゃない?」という状態だと気付いた。
明日の朝が自社によって、今の現場を離れることを話に行くのだけれど、3月の現場の契約終了まで持つんだろうか(笑) ただ、引継ぎは覚えていただくまで日数が必要なのだけれど。私の美学?であるきれいに契約までやり切る、は達成できるのかな。
「六本木のネバーランドの森さんには、なりたくないなぁ」ってプルーフ版を読んでいたときから思っていたけれど、ここ最近の足音は以前より、しっかりと近づいている。
作品では、森さんが美幸ちゃんにギュッとされるシーンがあるけれど、私はこの作品がすごいギュッとしてくれていて、十分すぎる。いや、気づいてくれている人がいるから、十分だ。まさか日曜日に夜にこんな状態になるとは思ってもみなかった。まだ大丈夫だと思っていたし、疲れているけど、まだどうにかなるでしょう、という気持ちがあるし、今もある。でも涙とティッシュの量は以前よりかなり多い。
唯一の希望は、まだ大泣きできるほどの精神状態が残っている、ということだ。(これで涙も出なきゃ、即病院です、きっと。)
本でね、そういう状態になるってあまりなくて。そもそも小説ってあまり読まないのです。結構気持ちを持っていかれるので。そういうことで推理小説とかをスルスルと読むのがほとんどになったんだけど。
まさか小説で気づきをもらい、ハグがわりとなっている、そんな小説ってあるんだね。
そして今日はそれをパソコン開いている状態だから、すぐかけた。
本当はそういう気持ちをすぐ書きたい。携帯からうまく書けないけれど、
もっと気持ちとか書きたい。
もっとやりたい、って思っていること(お金にはならないけれど)やりたい。
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