【読書記録】ボクたちはみんな大人になれなかった 著:燃え殻
なんだろうか。
よくわからないけど、じわっと涙がたまる。
ずっと長い音楽を聴いた感じ。なんかずっしりと重いわけではないし、軽くもない音のような。
吸い込まれるように本を開きたくなっていた。
心が暗くなるわけではなく、ジッと読み進めていた。
あ、帯にある糸井重里さんと少し同じ感想になってた...(笑)
本当に不思議な感覚で読んでいたなぁ。区切りがいいのかな。
スルスルと入ってくる文字が懐かしさも運んでくるし、当時の雰囲気も運んでくる。当時私がまだ小さい時だったのにも関わらず、その感じが蘇って頭の中に映る。
多分、これからも主人公たちはあまり変わらず、過ごしていくような気がする。
読みながら、自分がそんな大人になっているのか確認してしまう。そしてできればもう少し違うところで幸せでいたいと思った。
夜、この本を読み終わって空を見上げた。生ぬるい夏の風を受けながら「もっと楽しみたいな」って思いながら帰った。
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