【観劇】シンデレラ(ノックノックス)
※ヘッダーですが、実際のノックノックス様で作成されている画像はもっと縦長で、出演者情報などが掲載されているものだったのですが、ヘッダーにするにあたり、タイトル部分だけにしています。
※私は殆ど舞台を観ないので、初心者の「うわぁ!こんな感じなんだ」って表現しかできないし、言葉足らずもあるかも。先に謝っておきます。
配信の良さ
公演は、全公演が配信となったので(ゲストが違う為)どうしよっかなぁ、と当日寝っ転がりながら考えて、15分程前に携帯でチケットを買いつつ、パソコンの電源も入れ始め(実際、何度か別の配信を観たことがある為、イープラスに簡単にログインできるし、配信も完全に繋がらない!という事はないからギリギリ購入したんですけどね。初めての方はちゃんとネット状況は確認しようね)3分前にセッティング完了。配信の良さをフル活用させて貰いました。途中自宅の回線不良で映像がストップして
あ・・・・・・(=_=)
な顔になったりはしましたが、その後比較的すぐにアーカイブが配信されたので、そちらで確認しました。これも配信の良さって感じですね。
俳優さんとしてはどうなんでしょうね・・・その場で演ずるからの良さもあるし、「ここはちょっとやっちまったので観ないで~」って思う所があったとしても配信されて、期間あるにしても何度も観られちゃうので(究極アーカイブで削る方法もあるかもしれないけど)
配信って皆さんが同じ所に座っている状態になっているから、
観ている側は最前列の一番近く、自分達に向けてやってくれているから
至福ですよね。
あとは、さっきも書いたけれど、チケット購入の良さ。
ギリのギリ!まで購入できるし、ちょっと遅れたって良い。
迷いに迷える(笑) ←だったら買えって話ですが。
今年、コンサートに行ったことがないけれど、いつかは行ってみたいと思っていたアーティストがいるんだけど、ライブ配信の機会があったので観ました。どんな感じなんだろう?っていう雰囲気を少し感じれるのが配信の良さでもありますね。(配信側にとっては、通常のチケット販売の場合、席が埋まっていれば安心材料になるけれど、配信だとその数行くのか常に心配ではあるかも知れないな)
アーカイブ残ると、他のもので同じ時間に被っていたとしても、どちらかを後から見る事も可能だし。それって結構嬉しくないですか?観る側としては。
感想?とか。
誰もが知っているであろう、シンデレラのストーリーをサクッと説明し、時々その話に現実的な突っ込みを入れつつ(確かに王子様は一目惚れなら顔を覚えていてもよさそうだし、国費使わなくても、足のサイズ測って人に集まって貰ったりすればよくない?)最後の方には、シンデレラ達に対して願いを叶えるが、何がお願い事は?と聴くと・・・今の時代にも通じる願いになっていく・・・というお話(ざっくり過ぎ)。
知っている今の話題などが挟まって観ている側が入りやすい状態になっていました。そこからさらに現在の日常に移り、徐々にこちらも考えさせられるような、ちょっとジーンってしちゃう状態に。早く今の状態が少しでも緩和されるといいなぁ、そして優しい世界が出来るといいなぁ、って思いつつ。最初の緊張からくる高揚感から静かにゆっくりとした感覚に変わっていくのを感じれたお芝居でした。
出演者の方は、ゲストも毎回違うので、その場の空気を読みつつ、ちょっと緊張もありだけど流れを楽しんでいる感じを受けました。
「さて、どうなっていく?」というなんとなくの手探りな感じとドキドキ感があるんですよね。(多分、その状態も近距離で撮影しているから余計に感じるのかも)
松永玲子さんは、ドラマ等でお見掛けするお名前という認知状態でしたが、今回間近で見て「なんでもかかってらっしゃい!」というか、どっしりとしたオーラがあったように感じました。「何があっても気にしないわ!」って。(ホントこれは個人の勝手な感想なので申し訳ないんですが…)「どんな事があろうと揺るぎませんが、何か?」という・・・すごい安定感が漂っていて。この方が普段とはかけ離れた役をやったら(宇宙人とか)どんな何だろう?って思っちゃった。安定感あり過ぎて宇宙人すら実在しちゃうんじゃないか、って位の演技をしてくれそう(笑)
藤田奈那さんについては、AKB時代を存じ挙げず。。。途中の「アイドル」という言葉に「あれ?」と思い、公演中に携帯で調べました。(ファンの方、すみません)無知の状態で申し上げるので失礼かも知れないですが、声の質というのかな・・・アイドルじゃ勿体ない感じがしました。アイドルだとソロ曲とかでないと、声が埋もれてしまいますからね。今だと乃木坂?の生田さんがアイドルと帝劇(レギュラーキャストみたいな活躍っぷり)のミュージカルに色々ご出演されているので、声の使い方とか藤田さんも変えていたのかな?というのもあるかもしれませんが。(ほんと無知なので勝手言ってます)
存在感として、サラリとした?フワフワした?風のような感じなんだけど、しっかりと地に足はついているような人に見えました。
藤谷みきさんは、何度か拝見してるけれど、いつも「年齢不詳だよなぁ」が第一声になり、可愛らしさと(ちょっとだけ)おっさんが同居しているような人。(←言い方)八代さんへ振ったアドリブがちょっと方向性違っていたようで、 ふと「このセリフがアドリブなんだなぁ」とかあんまり見ない私でもわかったので、ある意味助かりました(笑) 声を使い分けしながら演じていて凄いなぁ・・・と改めて。
八代進一さん(ゲスト)は「あぁ!!!この人!!!!観たことある!!!」という初心者あるあるを発動しました。事前にGoogleで調べりゃわかるんでしょうけども。調べたら、私が観るようなものとの接点らしいところがない…CMとかかなぁ。拝見していて、なんだか「お疲れさまでした!」って声をかけたい感じになりました(笑)最後の方で「お、わかったぞ」とか言いながら覚醒したところ、どちらかと言うと「大魔王」っぽくてなんだか最初周りに炎が見えたのは、私だけでしょうか。 ゲストと言えど、かなり重要な役回りもされていて、台本の付箋とか蛍光ペンが見えた時は「うわっぁ、大変そう」って思っちゃいました。(そういう景色も観れるの楽しい)
その他、感じた事
どうしてもアップにするときに、顔がぼやけちゃう事があって。うーーーーん。勿体ない。1台のカメラでやったようで、手振れがない分、このぼやけるのがホント惜しい。通常の舞台なら顔をアップで観るって事はできず、表情までしっかりと観れるって事が配信の良さなんだけど。藤田さんがアップになった時に少しぼやけていて、これはファンにとっては「うおぉ~」ってちょい叫びたくなっていたかも(笑)
アップにすると他の人の演技は見えなかったりするので難しい所だよなぁ。
今回は、演出で真ん中に固定カメラを置く事はできなかった(途中歩くシーンがある)ので移動しながらのカメラワークになったようです。腕大丈夫でしたか?よく長時間持てたなぁ。(私ならぶれるね)
アフタートークがおまけとして欲しかったなぁ。今回毎回ゲストが変わっていたので、ゲストさんの感想とか聴いてみたかったな。
ギターの方にカメラ向いても良かったかも。最後、出演者が一人ずつ画面から去るような感じで八代さんが最後に去らずに挨拶する形で終わったんですが、最後のご挨拶という事であれば、ゲストが挨拶する前とかにギターの方も映して終わっても良かったかも。裏方?の人となるのかわからないけれど、今回、演出であれだけ絡んでたから。
世の中の状況が好転しても、配信文化?って残って欲しい(それか、終わった演目を一時的にチケット制にて公開する)ですね。やっぱり劇場に行くって慣れないものにとっては敷居が高いし、凄い緊張するし。病気などで行きたくても行けない人にも届くし。
勿論、生で観るその空気感はやっぱり格別で。コンサートとかで感じる「一緒に居る空間」とか「その場に居ないとわからない空気」ってあるものだし。わかっているつもりだけど。
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最後までヘンな文章になってホントごめんなさい。
今回、全公演を配信にすると選択されたことで、ギリギリまで悩みつつも「演劇」を観る機会ができました。滅多に触れない分野に触れられて良かったです。ありがとうございました。