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#31:50代から始めた結婚相談所~伝えたい『夫婦』~

こんにちは。今回は50代半ばから新しく始めたことについて書いてみようと思います。私自身、夫婦生活が30年以上経ちました。その経験を通して、結婚やパートナーシップに対してより深く考えを持つようになりました。長く続く関係を保つために大切なことは何かを考えることは大きなテーマの1つになります。私自身の夫婦生活や、さらに美容師やカウンセリングの仕事を通して、多くのご夫婦の問題に向き合ってきました。この経験から、現代の多様化する結婚観の中でも、本来の日本人の持つ素晴らしいものを伝えたいと考えました。そんな中で始めたことが結婚相談所でした。その気持ちについてお話ししたいと思います。


私は、美容師とカウンセラーの仕事に加えて、結婚相談所を始めました。その理由は、私自身が長く続けてこられた夫婦生活を振り返ると同時に、日本の歴史に深い興味をもっていたことがきっかけです。日本という国は、他国に比べて非常に長い歴史を持っていて、その中で日本人が育んできた人間関係のあり方に対して日々素敵だと感じています。日本の歴史を知るたびに素敵だと思える部分があり、自分の中にも日本人として育まれてきたものを受け取っていると実感することがあるからだと思います。なので、その素晴らしさを相談所を通して伝えたいと考えました。

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現代は多様化の時代で離婚率が高まりつつあり、本来の日本人の良さが見えにくくなっていると感じることもあります。そこで、微力ながらも、私なりに次の世代に何かを伝えていけたらと思って、結婚相談所という仕事を始める決意をしました。

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これまで、仕事を通じて多くのご夫婦のお悩みに向き合ってきました。特に、夫婦間の問題は時間と深刻化することも多く、過去には「お父さんを巻き込んで子育てしよう」と声をかけたりしていました。しかし、15年、20年と時間が経つにつれ、今でも変わらず素敵な方々ではあるものの、夫婦一緒にいることを少しつらく思うこともあるという声を耳にすることがありました。今のように人生経験もカウンセラーとしての学びもまだなかった当時の私では十分に寄り添ってお話を伺えてなかったのかなあ…と悔いが、心に残っています。

また、以前の記事でも書きましたが、私なりの夫婦と家族は、「夫婦」+「子供」というイメージです。当時は私の中でも漠然とあったもので、整理して伝えることができませんでしたが、それでも私のメッセージに共感し、今も仲良く過ごしているご夫婦がいらっしゃることは、私にとって大きな励みです。

こういった気持ちが重なり、結婚相談所を通じてご縁をつなぐだけでなく、成婚後も夫婦が末永く幸せに過ごせるよう、いつでも相談できる窓口を作りたいと考えています。「ご成婚後も末永くお守り替わりの相談所」として、二人三脚でサポートしていくことを目指しています。


現代では、マッチングアプリなどの婚活サービスを通じて出会い、結婚する人が増えています。自然に恋愛の流れでお付き合いを始め、その過程でお互いを深く知り、最終的に結婚へと進むのが一般的と思われています。一方で、結婚相談所では3か月程のお付き合いの後に、真剣に結婚を考えて進んでいく交際といった流れがあり、その期間中も相談所を通じてお相手を理解していく二人三脚的な感じで交際が進んでいきます。こんなふうに、恋愛からの結婚も、お見合いからの結婚も、その形式に関わらず、結婚後にお互いを理解し歩み寄ることが、末永く幸せに暮らすために重要であることは変わりません。

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私が若かった時代にも、恋愛結婚が主流でしたが、お見合いで結ばれた方々もいらっしゃいました。そのご夫婦も今でも仲良く過ごされています。どんな形の結婚であっても、お互いに理解し合い、歩み寄る姿勢を持つことで、夫婦の生活は心地よく、円満に続けていけます。

日本人はおもてなしの文化を大切にし、察するとか汲み取るといった気配りが得意な文化的背景をもっています。この文化は、夫婦関係を築く上でもとても役立ってくれます。この昔から受け継がれてきた素敵な部分を大切にすることで、より明るい未来を描けるようにサポートすることが、私の願いです。

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結婚は人生における大きな選択肢の1つです。そして、その後の人生を共に歩むパートナーとの関係を長く幸せに保つことは一層重要だと思います。私は結婚相談所を通じて、夫婦が末永く良い関係を築くためのサポートを続けていきたいと考えています。そして、noteでも末永くお互いを大切に思い合える関係性について、私なりの思いを綴っていきたいと思います。
今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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