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noteを始めてみることにする

ありがたいことだ。ページを開くといちいち色んなことを教えてくれる。「おめでとうございます!バッジを獲得しました!」

noteに登録して早くも一年が経ったらしい。

大学3年にして早くも卒業できるかひやひやしながら、「いやでもなにか、クリエイティブなことをしたい。私にはできるはずだ」と思いながら始めたnote。最初の頃、毎週noteを更新している就活ガチ勢の友達から「君は本も読むし、絶対面白いこと書けるよ」と言われ、なんだか少しだけムッとして、ちょっとだけ「見てろよ」と思った。けど、結果はこれが初投稿。ずーっと何書けばいいかわかんなかったし、なんかちょっと気分が乗らなかった。書き途中で保存している記事もあるけど、まぁ一生日の目は見ないだろう。

なんで今更書こうと思ったか。それも大した理由はない。たださっき窓を開けながら湯船に浸かっていたら、雨の音がちょっと心地よくて、少しだけ昔のことを思い出したのだ。

そうだ、こんな気持ちを書いておこう。45℃のお湯と、秋口の20℃の外気がちょうどよくて、なんとなくそう思った。

記憶って不確かだ。悲しくなるほどに。私は特に忘れっぽい質で、昔から人の名前は覚えられないし、海外旅行でパスポートは忘れるし、進学の大事な書類は提出し忘れるし、昨日の美味しかったはずの晩ごはんのメニューも、美味しかったのは覚えているのに、なんだったのかは思い出せないという始末。

別に昨日の晩ごはんが思い出せなくてもまだ我慢できるけど、付き合ってた人との幸せだったはずの会話とか、悪意なく言われて傷ついていたはずの言葉とか、そういうものを忘れてしまうのって、ちょっと耐えられないほど寂しい。

だから、大切な人のこととか、大切な瞬間のことは言葉にして、残しておきたいと思った。面と向かっては恥ずかしくて言えなくても、無数の投稿に埋もれるし、ネットなら、別にいいだろう。

なんだかちょっと人と比べてしまって、言葉が素敵だとか、わかりやすい文章だとか、アイデアが面白い記事だとか、劣等感を持っていたけど、まぁ、自分だけが見れればいいし、秘密のノートと変わりない。そんなふうに思えるようになった。別に誰かの面白いの基準に当てはめなくていいでしょ。私の人生、他人がコンテンツにして楽しむためにあるんじゃないからね。それに大して面白くないことがあるのも、まあ、私の人生だ。

だからマイペースでいいし、やめたくなったらやめればいい。そんな気持ちで始めます。

よろしくお願いします。

では、今日のところは、おやすみなさい。

(2021/09/14/23:42)

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