第3章 Twitter永久凍結が解除される日
はじめに
シリーズ「MZDAO秋冬の陣」では、2022年10月14日(金)にMZDAO主催で実施した「Twitterトレンド入り作戦」に関連して、私のTwitterアカウントが永久凍結になったことを永久凍結の解除(予定)の時が来るまで、綴ります。
MZDAOは、前澤友作さんを中心にして「会社をつくってみんなで儲けよう」というコンセプトのコミュニティです。
ご興味のある方は、次のWebサイトをご覧ください。
(いろんな人が参加していて、非常に面白い団体になっています)
さて、この章では、いよいよ永久凍結の解除に迫ります!
なお、下線付きテキストは文章に関連するコンテンツにリンクしています。
ぜひリンク先もお楽しみください。
永久凍結の異議申し立て
異議申し立てとは
永久凍結を解除するには、Twitter社に永久凍結措置に対する異議申し立てを行う必要があります。
凍結されたアカウントから「異議申し立て」のページにアクセスして、凍結事由に該当しないことなどをTwitter社宛に文章で説明します。
異議あり!
Twitter社は、異議申し立てに対して、メールで凍結処理の解除、凍結の理由などを回答します。
Twitter社のアカウント凍結に関するヘルプはこちら
昨年10月15日にアカウントが永久凍結してから、合計13回の異議申し立てをしました。
10月に9回、12月に2回、年を越して、2月に1回、5月に1回です。
凍結後の半月
永久凍結直後は「異議申し立てを続ければいつか凍結解除になるだろう」と気楽に考えて、Twitter社から却下メールを受信した都度、直ちに異議申し立てを繰り返しました。
しかしTwitter社の回答はいつも同じ。
きっと回答テンプレートなのでしょう。
こんな文面です。
リピートする異議申し立ての果てに
回答メールに書かれている「許容されない行為」を私は行っていません。
なのに、このテンプレ回答が返ってくるのです。
何度異議申し立てをしても、いつもこの文章です。
そして、最も嫌な言葉。
「この決定の取り消しはいたしません」
強い言葉ですね。
私に断りもなく勝手に決定したにも関わらず、裁判の判決のように、水戸黄門の印籠のように、キメてくるのです。
繰り返しこの言葉を見るたびに「もしかすると永久凍結は解除されないのではないか・・・」と弱気になってしまいます。
月が変わる頃には
10月が終わろうとする頃には、異議申し立てを行う気力が薄れていました。
永久凍結の解除はもう無理なんじゃないか、と。
でも、時々、ふと思い出したときに、ちょいちょい異議申し立てを行いました。
ダメ元で申し立ててみる、みたいな気持ちが湧き上がるときがあるのです。
それでも今年の2月を最後に、異議申し立てをしなくなりました。
ダメなものはダメなのかな、と。
まるで洗脳されたかのようです。
そう、同じ言葉を繰り返し浴びせられたことによって洗脳されたのだと思います。
理不尽な理由であっても、有無を言わさず却下を続けられることで、人間は諦めてしまう生き物なんですね、不思議です。
果てしなき流れの果てに
秋冬の陣もすでに初夏の薫りに包まれる季節になりました。
5月に入り、ゴールデンウィーク休暇でのんびりと、ネット談義をしていたとき、たまたまアカウント永久凍結の話題になりました。
「じゃあ、記念に異議申し立てしとこっかな」と軽い気持ちが湧いて出て、Twitter社の画面に、久しぶりの異議申し立てを打ち込みました。
間もなくTwitter社から「異議申し立て受け取りの自動メール」が来ました。
私も直ちに、異議申し立て受け取りの自動メールに対して「空返信」(注)をしました。
あとはTwitter社からの回答メールを待つばかりです。
過去の傾向から「回答は翌日以降になるだろう」と予想しました。
ところが空返信の少し後(メールの時刻では6分後)に、Twitter社の回答メールがやって来たのです。
「かなり早い返信だな、きっといつもの即席テンプレメールだろう」
諦め癖のついた頭がそう呟きながらメールを開けて、画面を流し読みします。
すると、いままで見たことのない文字が目に入りました。
まじか!
漂流は続き
すぐさまTwitter画面を開いて、操作を試みました。
呟けない、フォローできない、何も更新できない・・・
残念ながら、凍結処置が継続していました。
「化かされたのではないか?」
疑心暗鬼です。
回答メールは何だったのだろう。
テンプレートを間違えて返信したのだろうか。
「永久凍結の決定は取り消ししない」と書かれたメールがまた来るのか。
どんな理由にせよ、アカウントは凍結されたまま、以前と変わっていないのです。
がっかり・・・
漂着の岸辺へと
呆然と画面を見つめて、どれくらい経ったのでしょう。
我に返ったときにはまだ、Twitter画面を開いていました。
もうやけくそ半分、悪あがき半分です。
短文を書いてツイートボタンを叩いてみると・・・
呟けたのです!
永久凍結が解除された瞬間!
やった!ただいま!
ウォーーーー!
記念のつぶやきはこちら
10月15日から半年とちょっと。
遂に春が来ました!
ありがとう、マンハッタン。
永久凍結の解除のされ方
永久凍結の解除後、徐々に使える機能が増えていく感じです。
特に気になるのはフォロー、フォロワー。
永久凍結中はフォローとフォロワーが0表示されます。
永久凍結の解除後も、暫くはフォロー・フォロワーが0の状態が継続します。
焦らず待って数時間が経過した頃には、以前のフォロー・フォロワーが戻ります。
謎解きタイム
なぜ、このタイミングでTwitter社の措置が転じたのでしょうか?
いろいろと思案してみました。
最初に思いついたのが、経営再構築の完了。
イーロン・マスク氏によるTwitter社買収完了日は10月27日。
その後、断続的にリストラを敢行したことは連日報道されました。
今のタイミングは買収後の経営再構築が一段落したところなのかもしれません。
次に思いついたのが、Twitter社のスパム対策プログラムにミスが発覚。
Twitter社のスパム対策の一環で自動検知を行っているそうですが、ミス検知の事実が確認されたので解除に動いたというものです。
経営再構築によってスパム対策方針の見直しがあったのかも知れません。
もう一つ思いついたのが、Twitter社の担当者の交代。
リストラが実施され、異議申し立てに関わる担当者が変わり、細かな運用ルールが変更されたのだろう、というものです。
急激な人員減少により、運用を簡素にする必要があったのかもしれません。
上述の3点はあくまで想像によるものです。
現時点では、Twitter社の措置が転じた理由は判明しておりません。
謎は謎のままなのです。
正当な理由なくアカウントが永久凍結された場合の対抗措置
今後も正当な理由なく、アカウントの凍結措置が行われる可能性があるでしょう。
スパムなどの自動検知処理に絶対はないでしょうから。
もし、あなたが不運にもアカウント永久凍結になったとき、どうしたら良いのでしょう。
想像ではありますが、今までの経験から、私は次のように考えます。
Twitter社が誤って永久凍結を行った場合の有効な対抗策は、諦めないで異議申し立てを続けること
Twitter社の誤認によってアカウント凍結の事態に陥った場合には、諦めないで異議申し立てを続けてください。
私からお伝えできるのはこの1点に尽きます。
永久凍結解除の申し立てと回答の文章詳細
「私からTwitter社への異議申し立て文章」と「Twitter社からの永久凍結解除メール文章」を有料で公開いたします。
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