娘の髪型10/9と表札の遊び
最近お気に入りのポニーテール。
オレンジの髪留め。
この髪留め、3000円以上する。
赤羽駅の催事で購入したのだけど
レジで値段を知って、
「…ま、まぁまぁするな」と、
ちょっと躊躇した。
で、買って帰るとママに爆笑された。
「高いと思ったらやっぱ要らないと言えばいいのに」
「そうだけどさ…」
(ちぇ。かわいいの買ったねーで
いいじゃん)と、心で返す。
ところで最近の娘との遊び。
家から駅までの道のりで、
表札を見まくる。
何と読むかあてる。
本人の発案だ。
まだ小2。
そんなに漢字を覚えてないので
これも立派なクイズになる。
たとえば…藤本さん。
藤の字は学校でまだ習っていない。
でも、鬼滅の刃で覚えている。
(藤の家紋が出てくる)
自信ありげに答える娘。
娘「ふじほん さん!」
パパ「ハズレ。ふじもと さん!」
娘「ほんを、もとって読むの?」
パパ「読む。訓読みまだ習ってない?」
娘「うーん…」
本は「ほん」という読みが大半。
「もと」と読む熟語は小2の周りに転がっていない。旗本とか…知らないよな。
名前の読みは結構難しいこと。
そしておもしろいことを教える。
山下さんは、たぶんご先祖さまが
やまのしたに住んでいた。
山中さんは、深い山の中にいたのかも。
暮らしている場所が名前の由来になったりすると伝えた。
すると「荒木は?」と娘。
荒木は説明が結構むずい。
新しい土地の意味があるのだけど…
パパの推理では、と前置きして教えた。
まだ家とか畑とかできる前、
荒れている土地を整えて村や町ができる。たぶんご先祖さまは新しく土地を切りひらいた人だった。
娘「荒木って名前好きー」
パパ「パパは小さいとき自分の名字が嫌いだったよ」
娘「なんで?」
パパ「荒れてる木だって勝手に思ってたから。なんか乱暴というか、おっかないというか。早く調べときゃ良かった」
娘「ふーん…」
知ったからこそ好きになれるのだと
いまさらながら思う(知ろうともしてないことがなんと多いことか)。
クイズを続けていると、
隣同士で同じ名前があることに気がついた。それもかなりたくさん。
娘「なんで?すごくない?」
パパ「…何でだと思う?」
娘「家族…」
パパ「たぶん正解!」
家を買うときに
自分の親の近くに住もうと思う人がいること。でも、同じ家じゃない方がいいと思う人もいること。
ちょっと大人の話も教えた。
駅までいつもの倍以上の時間が掛かったはず。でもすごく楽しかった。
たぶん娘も。
子ども。
なんだって興味あるよね。
最近のお気に入りの1冊はこれ。
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