娘の髪型10/18とご近所さんの庭のぶどうをもらった話

ずっと成長を待っていた。

ご近所さんの庭で育っている
ぶどうの話だ。

通学路。
まだかな、まだかな。
と娘とふたりで見守り続けていた。

するときょう。
一房もらった。

いや、もらってしまった。。。

通学時間にちょうど
ハサミを持って庭に出てきたところに
出くわしたのだ。

娘が駆け寄った。

「おはよー！ぶどう切るの？」
「うん。そう。
　気をつけて学校行ってね」

…娘は動かない。

「ちゃんと実がついてるかしらねぇ。　　
　…遅刻するわよ？」

この時点でパパにはお見通しだ。
（欲しいんだよね？）


「あら〜！
　ちゃんと実がついてた！」

喜びの声に娘も身を乗り出す。

「…ぉおお！ついてる！」
「あげるわよ。これ持ってって」
「あ、申し訳ない…」
と、パパも近寄ってお礼を言う。

立派なぶどう

洗ってザルに盛った

お世辞じゃなくて
甘酸っぱい、おいしいぶどうだった。

娘は、一生食べていたいと言っていた。

お礼に、何をお返ししようか…

缶バッジかな…（最近メーカーを買ったので、缶バッジ作りにハマってる）、
絵を描く？

愉しそうに考えている。