Bucket List
その日は、”Bucket List” について語る1時間と、生徒さんとあらかじめテーマを決めていました。
瞑想を日課としていらっしゃるこの生徒さんとのレッスン、
「誰にもやりたいことがあるはずだ」「したいことをはっきり意識できたほうがいい」
というbelief が、わたしの中にあったことを 気づかせてもらいました。
たとえば、今とても満たされていて、不足感がなく、ただ存在している、ただ生きていることだけで、すでに幸せに満ち満ちていて、なにも欲するものがない、という状態だってあるわけですものね。
欲、なにかをやりたいという強い想いは、ものごとを牽引して、体験を実現させます。その体験を喜ぶか悲しむか、楽しい経験とするか後悔と見るかは、その人に任されているものの見方なわけですが、「とにかくやってみたい!」は、とにかく実現へと導きます。
わたしの中でbucket list は、とにかくやってみたい!ことは とにかくやってみたほうが後悔ないよ!という意味を持っていました。
でもこのレッスンでお話しを重ねるうちに、
「Do より Be 」、「なにかをやる ということより どう存在するか」を大切にする価値観もあって、毎日心静かにゆっくりと穏やかな安らかな気持ちでいる、ということが bucket list に入っているなら、そして今その状態にいると認められるなら、「Do したいことは特にない」もあり得ると、そう気付きました。
レッスン前に、わたしも自分のbucket list を作成していました。
まだまだ、Do やりたいことがこれだけあるんだなあ、と再確認。
それと同時に、この体験をしたらこうなるだろうな、こうなって欲しいな、という体験後に感じるだろう喜び、幸せ感、安心感に、一番惹かれているのだということもわかりました。
期待、ですね。
これをやるとこうなるだろうからやってみたい。これをすれば幸せ感がもっと弾むはずだからやってみたい。幸せ感はこれらの体験で創れるはずだ、これらを成せば安心だ、というbelief をわたしは持っていたわけです。
幸せ感はいつでもどこでも創れると、意識の練習を繰り返すことで体得しているので、これは、期待という幻想を創り出してそれに自分自身が囚われているな〜と、気づきました。収穫でした。
ただやってみたい、ただ体験してみたい、ただそういう自分でありたい、そこにフォーカスするbucket list に 作り直してみようー!💪
生徒さんたちとの数々のレッスンが、わたしの毎日をかけがえのない時間にしてくださっています。感謝!