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単数?複数?のこだわり
違いから生まれる興味深いもの=引っ掛かりシリーズ、今日は複数形を。
複数形、日本語ではさほど気にしませんが、英語では数にこだわります。
単数なのか複数なのかが、冠詞や名詞や動詞に影響します。
例えば、
昨日おもしろい本読んだよ。
誰が読んだのか、本は一冊なのか数冊なのか、英語は明らかにしたい。
「わたし」を主語にしたとしても、2種類の文章が考えられます。
I read an interesting book yesterday.
I read some interesting books yesterday.
逆に言うと英語では、誰が?何冊読んだの?と尋ねる必要なく、情報がひとつの文章で入ってくるわけです。
名詞が数えられるのか、数えられないのかも、英語では重要で、
数えられる場合と数えられない場合とでは、動詞にも影響が出ます。
ただ、液体は数えられない、固体は数えられる、と覚えても、
moneyは、紙幣や貨幣を思い浮かべると数えられそうなのに、waterと同じく数えられない名詞で、単数として扱われます。
Money isn't everything.
そんな奥深い複数形ですが、さんたんげん(三単現)のSと同じように、
数に対する感度が英語と日本語で違うために、
複数形のS、書いてあるのに、学習者は発音せずに素通りしてしまいます。
日本語では意識しなくていいものを、英語では意識しなくてはならない。
ないもの、を あること、にしないといけない。
そこが引っ掛かりやつまづきになりやすいんですね。
対策は、意識的にSを発音する。ないもの、を あること、にします。
それだけも複数形をもっと意識できるようになります。
(Sをつけない複数形もあるしね)
こだわりポイント違っててオモシロイ!って思えると、複数形にも好奇心が湧きませんか?