見出し画像

ガイアシンフォニー第六番

ガイアシンフォニー第六番
いつもの、西宮、あんのん舘での小さな上映会。
第六番は、音、響、音楽、音波、周波数、聴こえない音…「虚空の音」
とても関心のある分野についてです。


出演 :ケリー・ヨスト、ロジャー・ペイン、ラヴィ・シャンカール、アヌーシュカ・シャンカール、ポール・ウィンター、奈良 裕之、KNOB、雲龍、長屋 和哉



今回は、くじらの歌に心を掴まれました。

くじらの歌を聴いた途端に涙する人さえいる、という、まさにわたしが、その涙する人でした。くじらの歌に包まれると、特に込み上げるものがあるわけでもないのですが、なぜか涙が頬を伝っていました。自然と涙が流れ続けました。

「音楽は人類誕生のはるか以前からこの世にあった、というのが私の考えです。(中略)その証拠は、鯨の歌です。」

Roger Payne博士

約六千万年の間、くじらと人間が直接触れ合うことはなかったのに、くじらは人間と同じ作曲方法で歌を作るそうです。だから人間は鯨の歌に感動するのだと、海洋生物学者のRoger Payne博士は説明します。

「シロナガスクジラは、たった3頭で世界一周の交信ができます。太平洋の両端にいて、お互いの情報交換ができるわけです。水深400メートル以下の深海には、音が地上の3倍以上の速さで伝わる地帯があります。鯨たちは、その海の通信回路を使って、遠くの仲間たちと交信しています。」

Roger Payne博士

賢い脳を持ち、地球のあちこちの海底で互いに交信しているのだから、人間の浅はかな考えや損得勘定での企てや行動なんて、きっとあっさりとお見通しなのでしょう。
それでも、この未発達な、小さな視野の人間たちを、身を挺して導いてくれている、愛のかたまりのような生き物なんだろうなと 私は想像しちゃいます。

人間の可聴周波数は約20~2万Hz、犬は約65~5万Hz、イルカは150~15万Hzという超音波をとらえるらしいのです。

人間がとらえられない周波数の音をとらえて交信している生き物たちに 人間は縁の下から守られているのでは?と私は常々感じています。


来月は八番、そして最後の九番は3月に上映です。
わたしたち 一人ひとりが 世界や地球、生き物や自然に思いを置く、感じる。
もっと感覚的になる。今できる素晴らしい行動だと思います。
ガイアシンフォニー、ご興味ある方が増え続けています♡
ぜひ 周りの小さな上映会に お出かけください。