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「人が耳を傾けてくれるアドバイス」と「人に反発され意固地にさせるアドバイス」の違いに付いて
今回は、「アドバイス」というものに対しての私の考察を述べています。
今回の記事を書かせて頂きながら、私の頭に思い浮かんだのは「北風と太陽」のお話しでしょうか。
それを今回の自分が書かせて頂いた内容に置き換えると、「アドバイスしたがる北風」と「自ら気付かせる太陽」と言った所でしょうか。
人の心は「無理矢理正論でこじ開けよう」として開くものではなく、「相手がアドバイスする者に心を開いた時に、初めて届く」というのが本物であり、
そういう事を起こせるのが、真のアドバイザーの才能であり、気質なのだと私は思います。
これは私は思う事なのですが、相手の心を開かせるものは、真理を理解した者が持つ"相手への深い所での理解"という「慈愛・慈悲」なのではないでしょうか。
私達人間は「傷付いた自分の事もまだ良く理解出来ていない」のに、「何故か他者にアドバイスしたがる」というお節介体質を、皆持っているという事を思います。
そういう意味で、自分のカルマを自力で浄化出来た人だけが、初めて「個々に見合った本物のアドバイスを、人様にして差し上げる事が出来る資格」というものを持てるのだなと、私は自分も含めて思います。
でもこの世に完璧な人はいないので、お互い未熟ながらも「その時の自分に必要なアドバイスをくれる人」や「自ら悟らせてくれる人」に、それぞれお互い出会うのではないでしょうか。
そしてどんなに優れた方に出会えたとしても、「大事なものを拾えるのは本人しかいない=自力で拾うのが本物」という視野も、
お互い私達は謙虚に忘れてはいけないと、私は思う一人です。