沼る私へ
【沼る】って、泥の溜まった深い深い場所に足を取られ、立ちあがれずにもがき苦しむイメージだけど、本当はそうじゃないらしい。
その沼の深さはたった膝の辺りまでで誰の力も借りずに立てるらしい。
それなのに自分の意思で浅い泥水の中にしゃがみ込んで「苦しいよ」「立てないよ」とジタバタしていることを【沼る】というらしい。周りから見ればおかしな光景。
そんなに苦しければ立てばいいだけなのに、立たないでいて座り込んだまま「立てない」と言い訳している。
決意して力強く立ちあがれば抜け出すことができるのが【沼る】だそう。