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なぜ勉強をするのか

勉強ができる人は大抵の場合ゲームが強い。その世界の仕様を理解して勝つための戦略を立てる。これはなんとなくやっててもできない。謂わばスポーツ選手と同じような状態である。そこには一歩引いて物事を捉える力が必要である。

勉強をして得られることは論理的思考能力だと思う。この力は毎日何気なく問題集の量をこなしても頂点には行けない。多くの情報から傾向や仕組みを掴むことはできるが、それには時間がかかる。部活で忙しい人や社会人がそのやり方をすればどこかで身体が壊れる。限界がくる。そのため、限られた時間の中である仕組みや傾向を持つものに対応するのに効率的な方法は論理的思考、ロジカルシンキングである。

ロジカルシンキングを極めた先には、先を見通す力、複雑な状況を整理することなと様々な得られる力がある。しかし、これらがいくらできるようになったも良いことはない。勉強、ロジカルシンキングはできた方が便利な時はあるが、なくても全くかまわない。今の自分のままで大丈夫である。

勉強が苦手であっても、挑戦することはできる。例えば初めてアルバイトをしてみること、サラリーマンとして働いてみること、自分で旅行の計画を立てることなど様々だ。思い返してみてほしい。初めて旅行した時は、少し戸惑ったことがあるのではないだろうか。移動経路を調べたり、事前にチケットを買っておいたり、宿を決めておいたり。それが慣れてくると呼吸するようにできる。するとさらに遠くに、初めの自分には難しかったことができるようになる。

勉強するのは論理的思考能力をつけるためだ。これは物事を客観視する力だ。それは勉強でなくとも、自ら置かれた環境で挑戦するだけで身につく。1日だけでも早起きしてみる。これだって人によっては挑戦だ。続かなくてもいい。やってみてその後に自分がどう感じるか、どう考えるかだ。そんなに気張らなくていい。続かなくてもいいからやってみることで、やってみてない時とは全く違う自分になれる。安心している人がしている論理的思考能力が身につく。チャレンジして人の気持ちがわかるようになる。より満たされるようになる。

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