賃貸に住むなら最初から角部屋に住んだほうがいいです【お部屋選びのコツも】
これから一人暮らしするのに、部屋を探しているが選び方がわからない
転職などの理由で、引っ越しを検討している
木造アパート住まいって、結局どうなの?
これからアパートを借りて一人暮らしする方にとって、こんな悩みや不安を抱えていませんか?
この記事では、賃貸アパートに住んでいたころのちょっとした苦労話に加え、お部屋選びのコツについていくつか解説していきます。
★この記事でわかること
選べるのであれば、角部屋を選ぶこと
木造アパートは想像以上にいろんな音が聞こえるので音に敏感な方には向かない
選択肢が多く、融通が利きやすいので仮住まいとしては最適
賃貸アパート時代の体験談
想像以上にいろんな音が聞こえる
安いアパートは壁が薄いというのは「レオパレス伝説」でも語られるようにもはや定説で、音が気になる人は住まないほうがいいというのが結論です。
ですが、お金のない学生や新社会人にとっては、安いアパートが最初の城になることがほとんどだと思います。
私の経験から言えるのは、安いアパートは想像以上にいろいろな角度から音が聞こえてきます。
隣からの音はもちろんのこととして・・・
マットレスで寝れば、下の部屋からいびきが聞こえてくる
隣が留守だから静かだと思いきや、さらにその隣から生活音が聞こえてくる
冗談抜きに、隣の部屋のチャイムが自分宛かのように聞こえる
等々、枚挙にいとまがありません。
MOLDEXという最強の遮音性を誇る強力な耳栓を付けていても、「音」自体は軽減されますが壁や床を伝って耳に入ってくる「振動」を完全に防ぐことはできません。
アパート暮らしで不快に思うのは実は「音」ではなく「振動」であることに気づきました。
騒音に我慢できず、大家さんに相談した結果
アパートに住み始めた当時は中部屋に住んでいたのですが、あまりに騒音がつらいので大家さんに連絡した結果、「隣の部屋が空くから、移動してもいいよ」というように言ってくれました。
同じことを2回繰り返すことで最終的に角部屋にまで移動することができたのですが、隣の部屋に移動するためだけに引っ越し屋さんに依頼する気にはなれず、自力で引っ越しをしたのです。
冷蔵庫や洗濯機などの重い家電を運びながら思ったのは、これなら、最初から角部屋に住んでおけばよかった・・・ということでした。
まったくのその通りで、引っ越し前に角部屋は空いていたんです。
ただ、キッチンに元々所持していたガスコンロが置けないという理由で中部屋を選んだという経緯がありました。
改めて角部屋に住むタイミングではキッチンがリフォームされており、ガスコンロが置けるほどに広くなっていました。
もしかしたら、引っ越し前に交渉しておけば、(追加料金は発生する可能性はありますが)キッチンを広くしたうえで最初から角部屋に住むことができたのではないかと今になって考えましたが、当時のお金のなさを考えると、それは現実的ではないという結論に落ち着きました。
めでたく角部屋住まいになったわけですが、今度は隣家におけるドアの開閉音にストレスをためることになったのでした。
とはいえ、中部屋時代と比べるとずいぶんマシにはなるので、選べるのであれば角部屋を選んでおいたほうが得です。
結局のところ、音に敏感な人であれば、どう対策をとっても根本的な原因解決はできないというのが現実です。
安いアパートにも、メリットはある
安いアパートには壁が薄く、騒音によるストレスが半端ないというどうしようもないデメリットがあるわけですが、メリットもあります。
そうでなければ、suumoなどの賃貸情報サイトが盛り上がらないですからね。
当然のことながら、安い
家賃は間違いなく安いです。
家賃を安く抑えられる分、将来に向けて預金をしたり、欲しいものを買ったりできます。学生や社会人なり立ての方は収入も少ないでしょうから、固定費である家賃を抑えられるのは最大のメリットではないでしょうか。
選択肢が多い
「ペット可」以外の条件であれば、おおよそ満たせる物件が見つかるほど、選択肢は多いです。
「駅徒歩10分以内」「近くにスーパーもしくはコンビニがある」「バストイレ別」・・
この程度の条件であれば結構見つかります。
よほどのこだわりがなければ、ある程度の環境は保証できるのが木造アパートです。
通気性がいい
安いアパートは木造建築がほとんどです。
鉄筋コンクリートと比べると細胞レベルで「穴」が開いているので、通気性がよく、湿気にくいという意外な長所があります。
ただ、その分エアコン効率は悪いわけですが・・・
まとめ
★可能であれば角部屋に住むべき理由のまとめ
音に敏感な人は、そもそも安いアパートはやめたほうがいい
角部屋であれば、少なくとも中部屋よりはマシ
大家さんに相談すればある程度は解決するかもしれないが、建物の構造上限界はある
あくまでも、一時的な住まいとして考えるならいいかも
騒音が気になる人であれば、やっぱり鉄筋コンクリートなど遮音性能の優れた建物に住むことをおすすめします。
安いアパートで防音処理を施して住んでいる人もいますが、防音処理はそれなりにお金がかかりますし、結局賃貸なので原状復帰費用にまたお金がかかると思います。
一時期本気で防音工事をしてやろうかと思いましたが、そのお金を将来の住まいへの頭金として貯めておくほうが有意義だという結論に至りました。
結果論ですが、あの時出費せずに貯めておいて良かったと思っております。
とはいえ、最初から鉄筋コンクリートマンションに住めるほどの経済的余裕がある方ばかりではないので、通過点として考えるのがいいと思います。
一時的な住まいと割り切れば、そこまで悪い住まいではなかったと私は思います。
以上です。