【UGDGアドカレ2022】でっかわいいは良いぞ
この記事はUnityゲーム開発者ギルド Advent Calendar 2022、20日目の記事です。Unityゲーム開発者ギルドは良いぞ!!
「でっかい」×「かわいい」=「でっかわいい」
僕は常日頃からでっかわいいを探しています。人生の半分くらい探してるかもしれません。高い建物を見れば、その高さと背比べをするキャラクターを思い浮かべたり、腰かけている姿を想像したりしてしまいます。病気です。
さて、でっかわいいとは何でしょうか。それは読んで字の如く、「でっかくてかわいい」ことです。「でっかい」だけでも「かわいい」だけでも不十分なのです。
この「でっかくてかわいい」キャラクターって、世の中には中々いないんですよね。単独の「でっかい」「かわいい」は、たくさん存在しているのに…。
話は変わって、ギルドでは各々の理想を求めて知見を貯める文化があります。例えば、本やゲームなどをお勧めしあったり、開発環境を支える家具情報を共有したり。
最近だとジャンル不問のおすすめ本チャンネルから、普段は読まないミステリ小説を読んでみようというきっかけも得ました。
そして僕は思ったのです。
「でっかわいい情報を貯めることは出来るのではないか?」
そんな思い付きからデータベースを作ったのが11月1日でした。記憶や記録を辿って積み上げた名前は144個。その後本当に情報提供が来たりして(!)、現在は164個になっています。
本記事では、その中から幾つかを紹介していきます。
Little Witch Nobeta
魔法を撃つソウルライクゲームということで、Webメディアに載っていたPVをチラっと見たのがきっかけでした。動画の1分12秒辺りを3回ほど見返した後、早期アクセス版を買いました。Steamの解除実績によると、6月25日辺りのようです。
こちらは目当ての子「モニカ」と一頻り遊んだ後の投稿ですね。
現在は製品版がリリースされており、モニカほどではないけどでっかいキャラクターが追加されているらしいのですが、ゲームの時間が取れずにまだ会えていません。。
Super Mecha Champions
スマホアプリから展開された100人バトロワ系のTPSゲームです。PVで見かけたアンドロメダが気になっていた & Steam版がいつの間にか出ていた & 基本プレイ無料 ということで触り始めましたのですが、新メカにモーニングフィールが登場してから火がつきました。
このゲームでは、大体2カ月半ごとにSeasonを区切っていて、その中でバトル成績を競ったりSeason報酬を狙ったりさせてゲームプレイを促しているようです。僕の場合は2021/8/12 ~ 2021/10/27までのSeason9でモーニングフィールのスキンがSeason報酬だったので、結構プレイさせられました。
なお、スキンはその後に登場したガチャ産のものに変更しております。
The Elder Scrolls V: Skyrim
僕の認識では、オープンワールドゲームでトップクラスの知名度があるゲームではないでしょうか。とにかくゲーム内で出来ることが多いのに加えて、MOD制作が盛んでゲーム外でも出来ることが多いです。
特にMacromancyという、キャラクターサイズを操作する魔法などという直球なMODを見つけてからは大変でした。遊ぶためのMODを探し回り、自分でも改造してみたくなってMOD講座を見てみたり、Skyrimをプレイしたり(最後かい!)
結局、Macromancyが内部で処理しているキャラクターサイズの居所を突き止めたため、以降はSkyrimのコンソール機能と併用して遊んでおりました。
なお本編はクリアしてません。
ちなみに冒頭の画像を別角度で取ったのがこちら。足元に本来の大きさである盗賊たちが転がっているので、比較にお使いください。
Macromancy 3.5 - Size-Changing Magic(キャラクターサイズ変更用)
https://www.nexusmods.com/skyrimspecialedition/mods/28688
Private Squad V03(画像のフォロワーキャラクター:Ursula)
https://www.nexusmods.com/skyrim/mods/40925
※MODの使用はゲーム体験を損なったり、プログラムを異常終了させる恐れがありますので、自己責任でお願いします。
お姉さまと巨人 お嬢さまが異世界転生
僕に初めて異世界転生ものに手を出させたコミックです。
異世界転生ジャンルに対して、僕はチート能力に一種の偏見があって興味を持たなかったのですが、これは読まざるを得ない。
主人公の姉と巨大な妹を一枚の表紙や扉絵に収める構図は見事という他なく、漫画なのに1コマ1コマの絵が綺麗なんです。それに姉妹の関係も良い。
その分(?)更新頻度は遅めなので、気長に待つ日々です。
ところで
2巻が12/20に発売されています!
この機会に是非お手に取りください!!!
ちえりの恋は8メートル
まさに日常のでっかわいいを表現したコミックだと思います。
体格差によるドタバタを交えながらも、関係としては常に対等な二人の様子はとても癒されますね。巨大娘支援局の裏方力(?)が最強すぎる
単行本化は今のところ情報なし、かな?
ジャイアントお嬢様
1巻の謳い文句は「でかいお嬢様は、いいぞ。」
2巻の謳い文句は「なんと、お嬢様がでかいだけ!!」
最初はネタと勢いで押していく印象だったのですが、話数を重ねるにつれて”この作者、分かってる…!”と認識を改めさせられました。
織子お嬢様も良いけどステラお嬢様も良いぞ!
※肉村Qさんは巨大娘に持論があるそうです。
気になる人も気にならない人もご一読ください。
https://www.sunday-webry.com/episode/3269754496567692325
ゼノギアス
生身の状態と巨大兵器に乗り込んだ状態が混在するバトルシーンって、とても貴重なんです。なんとかヴィエルジェを相手に生身で闘える場面は無いかと探しまわったのも記憶しています。
また、それ以上にシナリオが中々重く、余韻の強いゲームでした。
ゼノギアスは後のゼノサーガ・ゼノブレイドと続くゼノシリーズの原点だそうです。一貫して世界観が深く作りこまれている印象ですね。(https://dic.pixiv.net/a/%E3%82%BC%E3%83%8E%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA)
ハードがPS/PS3/PSP/PSVのため新規に遊ぶことは不可能ですが、先日ギアの戦闘シーンをまとめた動画を見つけられました。リメイク来ないかなぁ。
ブラッドオブバハムート
"巨獣を相手に"と謳われたらチェックせずにはいられません。ファイナルファンタジーの世界観なので、気になったのはやはりシヴァでした。
このゲームはニンテンドーDSのタッチ機能を生かすため、キャラクター達はタッチした箇所を攻撃し、距離の離れた巨獣と闘うものだったと思います。ハード機能にコンセプトを寄せすぎたためか、ゲーム全体としては振るわなかったかな。。。
ちなみに、「シヴァのフリーミッションのいずれかをクリア」により、称号:太ももランナーを獲得できます。
プリニー2 ~特攻遊戯! 暁のパンツ大作戦ッス!!~
Switchにも移植された、魔界戦記ディスガイアシリーズの名キャラ(?)プリニーが主人公のアクションゲーム。投げられたら爆発するほどの弱さで魔界を駆け巡る、いわゆる死にゲーに類するものです。
珍しく硬派なゲーム内容に注目したのがきっかけでしたが、プリニー2のイベントボスで登場するエキストラがとても良かった。
今まさに戦闘が行われようとしているとき、召喚されたジョシュア*は電話越しの友人と休日の計画を練っています。緊張感がまるで無い!
なお、戦闘に突入後もジョシュアの調子は変わりません。電話のついでに魔法で敵の支援をしてきたり、足を組み替えたりしているだけです。が、大きさが大きさだけにプリニーにとっては即死級(!)。
次回作が出るとしたら、ぜひ他の悪魔も登場させてほしいですね。
* 魔界戦記ディスガイアの上位魔法使用時にカット絵で登場
メギド72
「でっかわいいキャラクターがいる」
タレコミ情報提供を受けてキャラクターの詳細を確認していたところ、この画像で一目惚れしました。
ネフィリムはメギドの中でも強力な部類に入る"テルミナスメギド"であるため、月末のピックアップガチャでないと仲間にする機会が無さそうでした。
なので、さっそく天井を突いて仲間にしています。
迎えるか、否か
日本のガチャ文化は良くないと思いますが、信念は貫くためにあるのです。
ところで、イベントページやら何やらを見てると巨大キャラクターの宿命とも言うべき見切れが多発している模様。
特にイベントでのこの扱いは、開発陣も相当ぶっこんで来たなぁと感じます。(マジで全然キャラクターが見えない)
こういうので良いんだよ、こういうので。(※演出上のお話)
ラグナストライクエンジェルズ
公式サービスは2017年に終了しており、下記は有志の非公式ファンサイトです。
この当時、巨大娘をコンセプトにしたスマホアプリはいくつか出ている中で、公式サイトでの大きさ比較だったり、30秒アニメだったり、コンテンツ全体としてしっかり作りこまれている印象がありました。
それだけにサービス終了はとても残念だった記憶があります。(ゲームシステムの一部でテンポを悪くしていたので、納得できてしまう面もあり…複雑な思い)
アプリの1シーンでは、巨大化したヒロインが司令クラスの人物と会話していますが、ようやく人を認識できるくらいの大きさですね。
また、アニメでは敵に飛び蹴りを喰らわせる前の助走で道路を粉砕していたり、うっかりビルに肘鉄を当てて破砕していたり。
いかにも大胆で素晴らしい。
ラグナロク オデッセイ エース
MMORPG「ラグナロクオンライン」の世界観を持った3Dアクションゲーム。
当時はモンスターハンターシリーズの人気が上り調子だったことから、ハンティングアクションの波を狙った作品という印象がありました。
実はラグナロクオンライン自体には全く触れたことが無いのですが、無印版で「フェニア」「メニア」が、エース版で「ロリルリ」が登場となったこのゲームは無視できなかったのです。
PSVitaは持っていたもののPS3は持っておらず、しかし大画面で記録を残したい…。そこで思いついたのが、PSVita <--> PSNowのクロスプレイです。PSNowではダウンロードコンテンツが使えないことから、地道にPSVita版で攻略を進めることとなりました。
なお、最終ボスは完全に放置していたため、未だにエンディングは見ていません。
新次元ゲイム ネプテューヌVⅡR
アイディアファクトリーについては、PSの「スペクトラルフォース」やPS2「ジェネレーションオブカオス」等をよく遊んでいました。それらのシリーズから離れて久しくなった頃、巨大戦なんていうストレート過ぎる単語に気が付きます。これはあまりに直球過ぎたため、僕がようやくダークメガミについて理解したときには、PS4のVR機能を盛り込んだVIIR版が出ていたほどです。
PVに登場したダークメガミ達は全員が素手ですが、実際の戦闘では一人(?)を除いて右手が武器になってます。個人的にはさすがに武器は大きすぎるかなぁと思ったり。(この大きさ比だとほぼ鈍器と変わらなさそう)
他の例に漏れず、このゲームも購入後はダークメガミまで一直線。かと思いきや、いつのまにかネプイズムに呑まれてシナリオをちゃんと見るようになっていました。加えて、まさかスペクトラルフォースネタがここで復活しているとは…。
このゲームに限っては、エンディングを迎えることが出来ました。なお、エンディング後に模擬戦が出来るコンテn
激次元タッグ ブラン+ネプテューヌvsゾンビ軍団
新次元ゲイム ネプテューヌVⅡで登場したダークメガミは、3Dアクションゲームの本作でも続投となりました。
RPGだと演出を眺めるしかできなかったので、アクションゲームでの登場はとてもありがたいです。
ただ、このゲームは大変でした。
海外ではSteam版も販売されてるのに、国内版はPSVita版しか出てません。
PSVitaだと録画機能が無いし、アクションゲームなのでスクリーンショットでは良いカットが撮れない…。
どうしたものかと思案した結果、次のような構成を作りました。
PSVita TV --[HDMI]--キャプチャーボード--[HDMI]--PC
「「これで録画が出来る!」」
結論から言えば、FPSが出なかったのでスクリーンショットを頑張って撮りました、はい。
ゲーム自体はそれぞれのマップに目新しさは無く、基本的に敵を倒していくだけなので単調ではあります。
それでも、でっかわいいならそれで良かろうなのです。
聖剣伝説3 TRIALS of MANA
すごく古い記憶に、デュランが剣を振り回しながら画面を行ったり来たりしている映像がある程度でした。リメイクの話が出たときにちょっと調べたところ、"ちびっこ"状態があるらしいとのこと。さらに調べたところ、残念ながらリメイク版ではほぼ敵専用技のデバフらしいとのこと。
ぐぬぬ。
ところがある日、キャラクターの大きさを変えるMODを見つけてしまいました。そうなればもう買うしかない。善は急げ。
Skyrimの時にMOD改造の知識を獲得していたため、今回はMOD仕様の理解が早かったです。試しに400倍(?)まで大きくしてみたところ、キャラクターモデルは破綻なく描画されており、UnrealEngine凄いなぁ等と唸っていました。
ちなみに、本編は"ちびっこ"状態を付与してくるボス「美獣」戦まで進めたっきりです。(いつも通り)
ファンの人がいたらごめんなさい。
Increase Hero Body Size
https://www.nexusmods.com/trialsofmana/mods/175
※MODの使用はゲーム体験を損なったり、プログラムを異常終了させる恐れがありますので、自己責任でお願いします。
終わりに
いかがでしたか?
昔と比べると、単なる「背が高い」を超えて「大きい」キャラクターが増えてきているように感じています。
ただ、やっぱりキャラクターが大きくなると(良くも悪くも)周囲への影響も大きくなるため、漫画にしてもゲームにしても非日常な扱いが多いですね。主だったところだと敵役だったり。
日常の中に"普通に存在する"でっかわいいキャラクターが現れることを
願って止まないM橋でした。