第211回国会 条約承認の件02号 日本国の自衛隊とグレートブリテン及び北アイルランド連合王国の軍隊との間における相互のアクセス及び協力の円滑化に関する日本国とグレートブリテン及び北アイルランド連合王国との間の協定の締結について承認を求めるの件をmgmgしてみる
ざっくり雑感
211国会条2
#第211回国会mgmg
同時付託法案みたい
2023/03/17
衆議院外務委員会 趣旨説明
2023/03/29
衆議院外務委員会 質疑(5時間)
日英円滑化協定と呼ばれているみたい。
法案情報
内閣法制局情報
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主管省庁情報
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審議情報
衆議院
付託委員会趣旨説明
↓発言URL
→衆議院委員会討論
↓発言URL
衆議院本会議委員長報告
↓発言URL
参議院
付託委員会趣旨説明
↓発言URL
→参議院委員会討論
↓発言URL
参議院本会議委員長報告
↓発言URL
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日英首脳 「日英円滑化協定」に署名 安全保障協力を推進
岸田総理大臣は訪問先のイギリスでスナク首相と首脳会談を行い、G7広島サミットに向けた結束を確認しました。会談後、両首脳は自衛隊とイギリス軍が共同訓練を行う際などの対応を定める「日英円滑化協定」に署名しました。
ことし5月のG7広島サミットを前に、ヨーロッパのメンバー国を歴訪した岸田総理大臣は、3つめの訪問先のイギリス・ロンドンで日本時間の11日夜11時ごろからスナク首相と首脳会談を行いました。
冒頭、岸田総理大臣は「日本とイギリスは特別な戦略的パートナーとしてともに力をあわせて国際社会の課題に取り組む責任を担っている。安全保障における協力の進展を含む2国間関係についても意見交換したい。ことし日本はG7議長国であり広島サミットを開催するが、それも念頭に置いた戦略的な議論を2人で行いたい」と述べました。
会談で両首脳は、ウクライナ情勢や食料・エネルギー問題などに世界が直面する中、サミット成功に向けた結束を確認しました。
また岸田総理大臣は、新たな安全保障関連の文書を決定するなど、防衛力の抜本的な強化を図っていることを説明し、日英両国で安全保障協力を推進していくことで一致しました。
会談のあと、両首脳は、自衛隊とイギリス軍が共同訓練を行う際などの対応をあらかじめ取り決めておく「日英円滑化協定」に署名しました。
日本が円滑化協定に署名するのはオーストラリアに続いて、イギリスが2か国目で、ヨーロッパ諸国では初めてです。
「日英円滑化協定」去年5月の首脳会談で大枠合意
イギリスは、日本と同じくアメリカの同盟国であることに加え、近年、インド太平洋地域への関与を強めていることから、日英両国は、安全保障分野で協力を深めてきました。
2017年には自衛隊とイギリス軍の間で水や食糧、燃料などの物品や通信などの役務を相互に提供できるようにする、ACSA=物品役務相互提供協定を締結しました。
そして、おととし10月から共同訓練を行う際などの対応を定める「日英円滑化協定」の正式交渉を開始し、去年5月の日英首脳会談で大枠合意していました。
また、おととしにはイギリスの最新鋭空母「クイーン・エリザベス」が日本に寄港し、沖縄の南の海上で、自衛隊などと共同訓練を行いました。
さらに、去年12月には、イタリアも加えた3か国で、航空自衛隊の次期戦闘機を共同開発することを発表しています。
「円滑化協定」は、自衛隊と相手国の軍隊の相互訪問を円滑にすることを目的にした協定です。
お互いの国を訪問して、共同訓練を行ったり、災害支援にあたったりする際の武器・弾薬の取り扱いや事件・事故を起こした場合の裁判権などについてあらかじめ取り決めておくものです。
訪問のたびにルールを決める必要がなくなるため、部隊の活動がスムーズになります。
日米地位協定を除けば日本が「円滑化協定」に署名するのは去年1月のオーストラリアに続き、2か国目になります。
協定の発効には両国で条約の承認と国内法の整備が必要で、政府は今月召集される通常国会にオーストラリアとイギリス、それぞれの協定と関連法案を提出することにしています。
岸田首相「安全保障や防衛協力を新たな高みに引き上げる」
岸田総理大臣は訪問先のイギリスで記者団に対し「今回の円滑化協定の署名はオーストラリアに続いて2番目だ。アジアおよびヨーロッパで最も緊密な安全保障のパートナーである日本とイギリスがこうした重要な文書に署名できたことは両国の安全保障や防衛協力を新たな高みに引き上げるものだ。自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた動きがさらに進展することも期待したい」と述べました。
また、今回のヨーロッパ訪問について「3か国を訪問し、率直で戦略的な意見交換ができた。ロシアによるウクライナ侵略といった厳しい安全保障環境や世界経済の下方リスクがあるという世界の現状認識について思いを共有した上で『G7広島サミット』に向けた協力を確認した」と述べました。
その上で「G7=主要7か国の議長国になってはじめてのヨーロッパの首脳との会談になったが、それぞれ信頼関係を深めることができたと感じているし『G7広島サミット』の成功に向けて手応えを感じる会談だった」と述べました。
イギリス首相官邸 声明を発表
日英首脳会談のあと、イギリスの首相官邸は声明を発表しました。
それによりますと、両首脳は日英円滑化協定について「防衛と安全保障面での協力は日本とイギリスだけでなく、より広い世界の安定に寄与する」という見方を共有しました。
さらに「両首脳は、このような前例のない時代におけるG7での日本のリーダーシップについて議論した」とした上で「スナク首相は、ロシアによるウクライナ侵攻が世界の食料と経済の安全保障に及ぼす影響に焦点を当てるという、岸田総理大臣の考えを歓迎した」としています。
またスナク首相は、イギリスが加入を申請しているTPP=環太平洋パートナーシップ協定について「イギリスにとって、同じ価値観を共有する国々のグループに加わるまたとない機会だ」と加入の意義を強調し、日本とイギリスが協力すれば経済成長の大きな可能性があるという認識で岸田総理大臣と一致しました。
そして「スナク首相は、ことし5月のG7サミットで広島を訪問することを楽しみにしている」としています。
岸田首相 イタリアで首脳会談 外務・防衛の協議枠組み立ち上げ
イギリス訪問に先立ち、岸田総理大臣は日本時間の10日夜、イタリアでメローニ首相と首脳会談を行いました。
会談で両首脳は、ウクライナ情勢や食料・エネルギー問題など世界的な課題に直面する中でのサミット成功に向け、結束して対応していくことを確認しました。
また、岸田総理大臣は、自由で開かれた国際秩序を守るために、新たな安全保障関連の文書を決定するなど防衛力の抜本的な強化を図っていることを説明しました。
そして、先にイギリスも加えた3か国で航空自衛隊の次期戦闘機の共同開発で合意したことも踏まえ日本、イタリア両国の関係を「戦略的パートナーシップ」に格上げすることで一致しました。
そのうえで、安全保障分野での協力をいっそう深めていくため、新たに外務・防衛当局間の協議の枠組みを立ち上げることを確認しました。
岸田首相「今後、協力をいっそう強化したい」
首脳会談のあとに行われた共同記者発表で、岸田総理大臣は「日本とイタリアは基本的価値を共有するG7=主要7か国のメンバーとして国際社会をリードしていく責務を負っている。両国の関係を戦略的パートナーシップに格上げすることで一致した。今後、2国間協力や国際的な諸課題に関する協力をいっそう強化していきたい」と述べました。
また「会談では広島サミットに向けた議長としての考え方を説明し、成功に向け緊密に連携していくことを確認した。特にロシアによる侵略に対し、結束して厳しい対ロ制裁と強力なウクライナ支援を継続、強化していくことなどを説明し理解と支持を得た」と述べました。
イタリア メローニ首相「重要なステップ」
イタリアのメローニ首相は、岸田総理大臣との首脳会談のあとの共同記者発表で「両国の関係を『戦略的パートナーシップ』の地位に引き上げることで合意したことは、あらゆる分野での関係強化につながり、両国の企業や国民に新たな機会を提供する重要なステップになる」と指摘しました。
その上でメローニ首相は「今回の合意に基づく最初の具体的な成果としては、両国が世界的な問題や地域的な問題に関する情勢分析などでの連携を強化するための外務・防衛の協議の枠組みを立ち上げたことだ」と述べました。
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