【吉川さおり】第169回国会 参議院 総務委員会 第6号 平成20年3月28日

2008年3月28日
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第169回国会 参議院 総務委員会 第6号 平成20年3月28日
https://kokkai.ndl.go.jp/#/detail?minId=116914601X00620080328&current=2

  本日の会議に付した案件
○政府参考人の出席要求に関する件
○参考人の出席要求に関する件
○放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件(内閣提出、衆議院送付)
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発言のURL
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/116914601X00620080328/71

○吉川沙織君 民主党の吉川沙織でございます。
 総務委員会では初めての質疑ということになります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 私自身、会長、そして今日お越しいただいております大西理事と同じ営業のずっと仕事をさせていただいておりました。しかも、会長はアサヒビール時代に大阪支社長、そして大西理事の方も大阪でずっと受信料担当のお仕事をされていたということで、私自身、社会人のスタートを切ったのは大阪の地で、大阪の地でお客様を一軒一軒訪ね歩くところから会社員人生がスタートをいたしました。そういう観点で、視聴者主義、お客様主義という観点から、いろんな御質問をさせていただきたいというふうに思っております。
 三月上旬、会長の方が民主党の総務部門会議において、お越しいただいたときに話されたこと二点、すごく強く印象に残ったので、少しお話をさせていただきます。
 福地会長、今申し上げたとおり営業の御出身で、おっしゃったこと二点。一点目が、モットーは現場で聞き耳を持つ、周りの知恵を生かすこと。そして二点目におっしゃったことが、最も現場に近い営業の声を聞き、これを吸い上げていくこと。このお話を伺って、現場の声を本当にとても大切にされる会長であるということを若い世代の一視聴者としてすごくうれしく感じました。
 ただ、会長が現場主義者であることを深く理解をさせていただいた一方で、視聴者主義、視聴者視点というメッセージの発信が少し若干弱いのかなというような印象も同時にわき上がりました。
 先ほど冒頭の質疑の方で、今までのお客様主義、顧客主義から視聴者主義というところに軸足を移すというような御発言ありましたので、それは理解をしたんですが、もうちょっと、現場主義を発信をするのもいいんですけれども、もっと視聴者視点であるということも同時に発信をしていただきたいというふうに思っています。
 例えば、一月二十五日の就任会見の際、こうおっしゃっておられます。NHKの受信料に関し、「公平負担のための努力を進めなければならない。営業現場の意見を聞きながら、現場の実態を踏まえた営業改革に取り組んでいく。」ことを述べられています。営業現場の声を聞くということは、つまりは視聴者の皆様の声を聞くということになるのかもしれませんが、トップの方が視聴者の皆様に対する発信をするメッセージをお聞きしたいと私自身願っております。NHKが成り立つ根本は視聴者の皆様からいただく受信料であり、その受信料は視聴者の方の貴重な資源です。
 そこで、お伺いをいたします。会長御自身が考える視聴者主義、視聴者視点というものはどのようなものか、お聞かせいただければと思います。
(議事録に続く)

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吉川さおり参議院議員(全国比例)
公式HP
https://www.yoshikawasaori.com/

第169通常国会/総務委員会(2008年3月28日)
2008年3月28日
https://www.yoshikawasaori.com/kokkai/080328-soumu.html

所属する総務委員会での初質疑は、23分の時間をいただき、
議題となったNHK平成20年度予算案について質疑に立たせていただきました。

主な質疑内容
(1)NHK会長の視聴者主義の考え方
(2)訪問集金廃止に伴う視聴者との接点減少などの問題点
(3)経営効率化と現場職員のモチベーション維持

概略
(1)について

福地NHK会長は営業出身であり、「現場主義」であることは1月25日の就任会見を
はじめとし、様々な媒体で発信されていますが、「視聴者主義」であることの発信が
若干弱いように感じられるため、会長が考える「視聴者主義」について質問しました。
私自身、会社員時代営業担当であり、「お客様第一主義」で仕事をしていたからです。
(ブログに続く)

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