アイスランド旅行記 はじまり
こんにちは!岡村さくらです。お久しぶりです。
前回のブラジル旅行記を投稿してからしばらく時間が経ってしまいましたが、2つ目の旅行記をはじめたいと思います。
2カ国目は、私が過去に7回行ったアイスランドです。
2013年から2019年の12月までの間、およそ1年に1度のペースで訪れていました。
アイスランドへ行ったことのある方は頷いてくださると思うのですが、アイスランドは一度行ってしまうと、空気を吸うためだけでも年に一度は行きたくなる場所です。
私がアイスランドへ初めて行くことになったのは、2013年の冬でした。
当時大学生で、スコットランドのエジンバラ大学に交換留学していました。
ケルト文化に興味があったので、旅行はアイルランドに行こうと思っていたのですが、ある日、学生寮の食堂で、韓国からの留学生のお友達が、「私はアイスランドに行ってみたい」とポロッと言いました。その瞬間、私のなかでは「そうか、アイルランドではなくて、アイスランドかぁ」と、静かにハッとしていました。
それからはすっかりアイルランドへ行くことへの興味を失ってしまい、アイスランドへ行くんだと思うようになりました。
アイスランド人ミュージシャンのシガーロスやビョークが大好きで、「こんなにユニークで素晴らしいアーティストが生まれるなんて、どんな国なんだろう?同じ空気を吸ってみたい」というモチベーションも出てきました。
ですが、語学力が十分ではなかったことに加え、予習や課題が日本の大学と比較にならないほど多いエジンバラ大学の学生生活の中で、旅行に行く余裕はなかなかありませんでした。
エジンバラ大学では、秋学期の終わりの12月初頭からクリスマス前までの3週間ほどがまるっと試験期間でした。
私の場合、たまたま一つ目の試験とその次の試験の間に1週間ほどぽっかりと何もない、空白の期間がありました。
そのスケジュールを見た瞬間、「アイスランドに行ってしまおう」と思いました。
すぐにチケットを取り、試験期間中の真夜中の学生寮にタクシーを手配して、エジンバラよりももっと緯度の高い、真冬のほぼ極夜のアイスランドに一人で旅立ちました。
それ以来、母や友人を巻き込み、何度もアイスランドを訪れることになります。
学生の時に何度もアイスランドへ行けたことは、私の人生の糧になっています。
日本からは遠くてなかなか旅行先のオプションにはならない土地かもしれませんが、少しでもアイスランドの空気をお届けできればと思います。
アイスランド旅行記、どうぞお楽しみください!