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THE FIRST FINAL 〜あの日の『夢物語』の先にあったもの〜

THE FIRST FINAL 1月30日の夜公演に参戦してきた。
参戦というか卒業式というかパーティーだった。

はじめに
どこでどうなった、という緻密なレポじゃなくて感想文、自分の景色、振り返りの補完として書いていきます。
※ネタバレはあります

ワンマン映像から歓声問題をずっと気にしていたけれど、まず入場待機から着席まで緊張感のある様子だった。
今回の席はアリーナ席の前から13列目の75番らへん。
ステージを見るには少し左に体を傾けるような位置。

みるみる周りの席が埋まっていき、そこかしこにファングッズや推しに因んだ格好の人がたくさんいて、見ていて緊張感が少し和やかになってきた。RANが合宿朝練でしていた101匹RANちゃんしてる子や、中には卒業式ということもあって着物で参列されてる方もいた。

会場内、開演までに
『歓声を出さないことを前提に開催されています』
とのアナウンスが何度か繰り返された。

その待ち時間の間はSKY-HIのソロ楽曲がうすーくBGMとしてかかっているのだが、開演時間を2分過ぎた頃にBGMの音量が徐々に上がっていき、その音のリズムに合わせて観客が手拍子を始める。

10000人を越す観客が同じタイミングで拍手をすると、叩いていない時の静けさと対比して、乾いた強い音は『パチ』ではなく『シャンッ!!』と固まった大きな音になった。

この拍手でもう『この会場は一つになれる』と確信できた。
もうなにも気にせずに『終わりの始まり』が開演する

HuluでのTHE FIRSTにかける想いの映像切り貼りがモニターに映し出され、これだけで胸が熱くなってくる。

To The First
SKY-HIがミリオンダラーと人生をかけて始めた、挑戦したTHE FIRSTのテーマソングを、文字通りオープニングとして歌い上げる。

SKY-HIの歌唱力と、パワー(声の圧、ビジュアルの圧、背景の映像との共演)が強くてライブでもない、映画でもない、とてつもなく美しいダイナミックなドラマを見させてもらっている感覚がした。

ほりのや到着すぐに『俺らの歌』と呼んだこの曲は、SKY-HI視点でも、THE FIRST関係者視点でも、そして誰にでも強いメッセージをぶつけてくる。

Mr.Psycho
やるとは思っていたけどここでまさかの曲順。
YouTubeでは3次審査のあとだったけれど、実際の時系列はどうだったのだろうか。
さらに驚きとしてはSOTA & SHUNTOによるラップ!
SHUNTOのエッジボイス、SOTAの低音ボイスでのMr.Psychoは最高の演出だった。
SKY-HIと三人でのビジュアル、パフォーマンスは堂々としていて感慨深いものがあった。更にTHE FIRSTメンバーが全員出てきてダンス。

あの日のダンス未経験者もダンス王者達も、時を経て、改めて同じステージで同じダンスを踊る。彼ら一人ひとりにとっても、応援してきた側にも特別な景色になっていたはずだ。

ここだったか曖昧だけど、全メンバーが決めポーズのまま、鳴り止まない拍手をしばらくの間浴び続けるという、かのマイケル・ジャクソンのコンサートを彷彿とさせるシーンがあって早々に痺れた。

Snatchaway
ここでも予想外な一曲。
元々ラップ歌唱もできたSHUNSUKEとedhiii(この時まではオーディション再現としソウタ呼び)の2人がラップする。

edhiiiには直近118のレコーディング風景でぶっトバされたけど、この日のedhiiiも半端じゃなかった。
耳が肥えてきたみなさんならお分かりの通り、SKY-HIのラップってあの滑舌と、聴き取れる発声に、バイブスは容易く真似できるものじゃないのは体感してると思う。

それをね、edhiiiは相当の熱量を持ったまま、カメラへのパフォーマンスという余裕も込みでぶち込んできた。
今回のライブたくさんの驚きがあったけど、edhiiiのポテンシャルモンスターっぷりは3本の指に入る。

3次審査のセンター分けでも、14thの上げた前髪でも、キャップ被ったかわいいアニメーションでもなく、この日はかきあげた髪が垂れてくる的な髪型で色気があった。
内から醸し出てる色気が、人としてのかっこよさをオーラにしてまとっていた。
とにかくラップがうますぎるし、パフォーマンスに夢中になった。

Back to back
SHUNSUKE edhiiiの後ろからMANATO、TAIKI(映像NAOKI)の参加でパフォーマンス。
可愛かったTAIKIは(今も可愛いけど)首が少し伸びて、精悍さが出てきた。TAIKIを知ったのはフリースタイルバトルが先で、父親もラッパーということから、ダンスもできることに当初驚いていた。
これからのアーティストは入り口も、触れてきた音楽も、表現方法も多様である証明のような存在だと改めて感じた。
あとこの曲でだっけなぁ、SHUNSUKEの歌唱が伸びやかでとても気持ちよく響いていたなぁ。

ナナイロホリデー
SKY-HIが『ジュノンくん、歌の経験は』ジュノン『ありません』『家で歌ってます』みたいな、THE FIRSTの名物シーンを再現して、3次審査時披露したナナイロホリデーをSKY-HIと二人で歌い上げた。
ジュノンは歌唱力だけじゃなくて、ビジュアルもJUNONに進化を遂げていて、というか、最近のブルーJからさらなる進化を遂げていて、それはそれは神々しかった。

Beautiful now
RAN、REIKO、TEN、JUNON、LEO。
この曲と言ったら自分的にはREIKOだったな。
歌詞と現実がリンクして歌声と感情が共鳴してた、あのドラマをこの目と耳で見られることにやはり夢心地になった。
そしてLEOのきれいで伸びやかで安定した声ね。

BE:FIRSTのライブで『誰見たらいいの?』状態になることには慣れていたし、『この曲ではここは逃さない』と事前に決めたりすることにも慣れていこともあって、あっちゃこっちゃ見はしたものの、REIKOのシャウト部分しっかり構えて聞けた。
日頃のインスタで見せるTENのキレキレダンスも今回のライブで楽しみにしていたことの一つだった。
ステージ端へ挨拶に来てくれるときなど、決めのパフォーマンス以外でもフリーで踊っていて、改めて魅力的なダンスをするなぁと貴重な経験ができた。

F-3
オーディションでこの曲を選択して歌ったメンバーから、TENとSOTAによるパフォーマンス。

TENのラップはこの他にもあるんだけど、印象として刃物みたいなキレの歌唱から、発声が少しマイルドになった気がなんとなくした。
自身の中での研究を怠らないし、追求していく彼らしく試行錯誤、進化をさせている様子はこれまでに見てきたTENの姿でありリスペクトを送りたい。
SOTAもラップに対する自身がそのまま声の圧になって響いていて、堂々たるものだった。

Sexual hearing
SKY-HI、SHOTA、SOTA、SHUNTO、RYOKI、RUI、RYUHEI。
ここで初めてRUIの生歌唱を聞くことになるんだけど、聞き馴染みのあるあの声で、声変わりや矯正による影響なんて無く安定した歌唱でとても心地よい声だった。そして全体的に丁寧に歌っていた印象。
そして印象的なシーンはこの曲冒頭の『曖昧な時間引き裂いて〜』と引き裂く振り付けで現れるところ。
この一年THE FIRST、BMSGに浸りっぱなしで、まだ会ったこともない彼らだとしても見覚え、聞き覚えと、今見ている光景が合致して、夢と現実の間にいるかのような感覚を何度も覚えた。

クラブでのDJプレイみたいに、この辺まで前曲と次曲の出演者が数珠繋ぎに繋がっていて、THE FIRSTをなぞったストーリー性をノンストップで心地よく体験できた。

YOLO
これは追いザストしてても、ぐっと来てて当日ライブでは確実に感涙すると思っていたけれど、実際のところここまでの曲の流れもあって、楽しさが勝っていた。
各メンバーの温かみのある歌声やダンス、一人ひとりの雰囲気からほんとにYOLOのイメージ照明カラーのオレンジ色が感じられた。
個人的にSHUNTOに最初に惚れた瞬間のYOLOの歌声を聞けたことが嬉しかった。

Good Days
SHUNSUKEのアカペラショートバージョンで始まったことに驚いたけど、合宿3次審査発表のときの『クリエイティブファースト』たる理論を思い出すと、今回のライブでこうしたディレクションにしているのも軸がブレなくて感心した箇所だった。
あのとき立ち位置をRANに直されるJUNONはもうここにはいなかった。
そしてRYOKIの万能感。SHUNTOのYOLOやKickStartみたいな声や、MOVE ONやBraveGenerationのような声の使い分けと同じくらい、RYOKIの表現の幅の広さを再確認させられた。

"A"LIFE
来られなかったNAOKIによるビデオメッセージ。
悔しさ、切なさは計り知れないと思うけど、VTRでは明るく振舞いこの先に繋がっているであろう未来の接点を期待せずにいられなかった。

"A"LIFEのコレオグラフが当初からその完成度の高さと、一体感が結構好きで、KickStartにも流用されている箇所などは見落とさぬよう、モニターはなく、肉眼で見ることができた。

そうそう、LIVEって距離や角度があると、肉眼じゃなくてモニター見ることあるんだけど、モニターだと全体感や、表情以外が見られないこともあって、案外見逃しシーンもあるかと思う。
例外として、最前列のほぼセンターで見られたファンミのような環境だと、完全に肉眼だけで視野内に景色が広がるから、見たい箇所を満足に見られるということもわかった。

近い将来YoutubeなんかでもいいからNAOKIがいる"A"LIFEを見たい。

Kick Start
この合宿3次のMattCab & MATZトラックのままKickStartまでぶっ続け。
全員でのKickStartはTHE FIRSTの景色や、BE:FIRSTの未来の景色の両方が見えるエモエモレボリューションだった。

改めてMattCab&MATZにもビッグリスペスト!
これだからBMSGに関わった周辺を全部ひっくるめて『BMSGカルチャー推し』を叫んでいきたい。

Move on / Team Move on
今となっては完全にRYOKIの爆発力を待つ体になってしまったけど、しっかりSHUNTOのゲラーは聞き逃し、見逃しもなく無事に昇天できたし、見たかったバキバキダンスのSHOTAも拝めた。
今後あまり踊ることがなくなりそうだけど、あのグルービーな、会話するかのように表現するダンスや、アクロバット含めた身体能力に虜になっていたんだった。
TENも満足の行くパフォーマンスができたみたいで、こうして挽回やリベンジの機会があることも、育成オーディションだったことを回収している。

Be Free / Team Be Free
印象的だったのはちゃんみなをも驚かせて憑依型のRUIのパフォーマンス。
富士山合宿の時同様に、片方の肩からジャケットをあえてずらして羽織るという余裕のパフォーマンス。表現力やアーティシズムに溢れていて、さすが特別待遇の契約書ラブレターをもたっただけのことはあった。
REIKOも今のほうが自信に溢れたパフォーマンスになっていて、SOTAとのタッチシーン等懐かしいシーンが見られた。

addictive Art / 96 BLACK
ここからクリネオ。
今回のライブの個人的大優勝はSHUNTOだった。
何を歌わせても彼の声に、彼のパフォーマンスに、それも抜群の安定感を持ってして繰り広げられた。
放送された時のパフォーマンスの倍くらいかっこよく見えた。
ラスト二人が倒れ込んだ瞬間、その奥で同じく倒れ込む影が見えた。

Lonely Night/Club JRL 
暗転からスポットが落ちたそこには、寝っ転がったLEOがアラームを止める仕草でLonlyNightがスタート。良い演出。
やっぱりさっきも言ったけど、RYOKIの表現の幅ね。
クリネオ放送のときにもポテンシャル(文字通りここまで潜在してた)がまざまざと見え、合宿の努力の方向性と本人の適性が最良の形で伸びてたよね。
バックの映像もかなり作り込まれた世界観を見て、ここに向けて準備してきたのはアーティストだけではなくて、多くの人の想いと努力が結晶にあっているんだとふと思い出される。

just FUN'ky / RanRei
この日のクリネオで最もまとまった大きな拍手が送られた(様に感じた)のがこの曲。REIKOはもちろんRANの歌唱も開ききっていて聞いていて楽しくなる、音楽の中にいる感じが↓。
RYUHEI推しの二人による息ぴったりなパフォーマンス。
何度も『いっちゃえREIちゃん!』とか投げかけあってて、間柄とパフォーマンスの熱感がリンクしていて、最良の形になっていたと感じた。

No Cap Navy / Show minor Savage
FINALの中で楽しみにしていた、待望のSNS!
ほんとにこの三人だから生み出せた、この三人が重なった偶然が必然だったと思わせるグループ。
あのあえての抜き感のあるダンスに、あの当時にして『もうここまで自分でできちゃうの?』っていう驚きのラップ、独特な世界観で自分たちの色を出すこの三人をほんとに見られる日が来て感無量だった。

Shining One / team Shinig&team One
合宿時の、まだ音がプレデビューShiningOneほど詰まっていないバージョンで、まずは下手のみでShiningがパフォーマンス。始まった瞬間右端の席にいた我々は一瞬どこなのか探してしまった。
もうアーティストAile The Shotaの姿になった彼がShiningOneを踊る姿は一周回って新鮮だった。
ラップパートを前にして今度は上手でOneがパフォーマンス。
ここでもSHUNTOの存在感は特に強く光っていて、BE;FIRSTにとってかけがえのない存在であることが再確認できた。
RANやRYOKIのダンスも切れてたし、REIKOの『エスケープ♪』も一緒にできた。
そうそう、ファンミはおかげさまで最前列だったから後ろに相当気を使って、自分の体からはみ出るような乗り方は自粛してたんだけど、今回は周りも手を挙げ、拍手し、乗っていたので、自分も常に動いていてライブ後には久々な疲労感を感じることになる。

ダンスブレイクは両Teamが真ん中に集合して圧倒のパフォーマンス。
最終審査時のトラックもこれはこれで好きなんだよね。
それこそ最高の未完成。☆Takuにも愛と感謝とリスペクト。

ShinigOneのメンバーが履けていく中で最後に残ったRANにスポットライトが落ちる。

THANKS, ALL MY TEARS
次の瞬間TAMTのイントロが流れ鳥肌が立った。
勝手に事前の予想セトリでは最終審査後の活動順で、me timeかと思っていたのもあって、予想外なサプライズだった。
FINALのライブにおいて、TAMTでもなかなかぶっ飛ばされた。なんと言ってもNovelCoreのパフォーマンス力。
口から音源超えで、熱量、発声全てが胸を鷲掴みにした。
先月のBirthdayLIVEに参加できた人がほんとに羨ましくなった。

そしてなんと言ってもダンサーRAN

体力、表現力ともに想像を越えていて、しかもCoreの歌声が一体になることで、ぴあアリーナは完全にロックされていた。

とにかくダンスがエモーショナルで、それが独りよがりの表現なんじゃなくて、曲と一体になることで必然的になきゃいけないものになっていた。

118
NovelCoreが残ってedhiii登場。
かつてSKY-HIがKREVAの言葉を借りて『かっこいいラッパーはミュートでもかっこいい』とSOTAのラップ中の身振り手振りを褒めたことがあるが、edhiiiはこれがまさにすでに備わっていて、堂々さに驚かされる。

息継ぎ箇所を探すのも、真似るのも苦しくなるような早口に止まらないラップ。
ステージを広く使って端の方までパフォーマンスしに来てくれた。
誕生日が118なことも、このFINALが1月末なのも、これに間に合って披露されることも数々の運命が重なっていると考えるとありがたい。
SOTAのDA・DA・DA・Dancingのヒットが最高にかっこよくて気持ちよかった。

そしてつくづくNovelCoreのBIRTHDAY LIVEに参加したかったなぁと感じた。口から音源だし、マイクコントロールがうますぎで一つ一つの文字がきれいに聴こえた。

14th Syndrome
今度はedhiiiが残って14th
曲が始まるとケーブルを引きずったビデオカメラがステージ上に登場し、その様子を会場モニターにライブ投影。

ここでもedhiiiの堂々パフォーマンスが光る。
RUIもTAIKIも安定した歌唱で、なおかつ楽しそうにパフォーマンスしているのが印象的だった。
この才能たちが同い年で、この年にしてアリーナに立っているのは夢があるよね。

me time
ここまで続いていたハイテンションな楽曲から、ガラッと雰囲気を変えてスロウなスタート。
改めてme timeのShotaパートが気持ちいい。
完全にいい意味でこちらが予測していない旋律で誘ってくれるのが心地良い。

ここまで色んな曲で登場してきたけど、最もShotaらしさの出ているスーパーShotaタイムを堪能。

パフォーマンスの様子がモニターに映し出されるのだが、会場の映像に字幕がついていた。

Kick StartやBraveGeneration、edhiiiのNOがリリックビデオの特性を持ったMVだから、もしかしてこの日のライブの様子がme timeのMV代わりになるんじゃないかとか思った。

One More Day
REIちゃんもTHE FIRSTを象徴する存在だったよね。
まさしく『君だよね?』なソウルフルな歌唱力で、会場を温めた。SKY-HIのラップ部分ドラマだし、MVがモニターに映し出されるし、YOLOから繋がったあのサビも沁みるし、エモエモレボリューションとはこのことだった。
そして音楽と一体化してて生REIちゃん気持ちよかったな。

Gifted.
BE:FIRSTがステージ床から一人ずつ出現して、神々しいシルエットはアベンジャーズや映画、漫画の主役登場を彷彿とした。
普段のダンスをせずにその場でしばらく歌唱。

やっぱりGifted.の世界観は一線を画していて、挑戦的すぎるサウンドに改めて度胆を抜かされた。

ここまでの曲は観客がみんな思い思いに拍手や手を上げたり体揺らしたりしていたし自分もここ最近のライブで最も盛り上がっていた。ところがGifted.では自分含めて、多くの人が直立不動で聴き込んでいた。

ラスサビに向けての大盛りあがりパート。
ファンミのようなフェイクもりもりのMANATOにおぶちかまされて、また体を震わせ天を仰いだ(ファンミ以来2度目w)

Brave Generation
ラジオにて公開されて間もない新曲のパフォーマンスをライブで見られるのも贅沢なものだった。

そして何度も言っているけど、SHUNTOの優勝。

ただ単に曲調に相性がいいだけではなくて、心臓狙ってくるあの声でなおかつ伸びやかに、気持ちよく歌い上げてくれた。

黒で揃えた衣装と、髪色が明るくなったメンバー、曲の雰囲気もマッチしていて、ただのカップリングの域や概念を超越していた。

新曲
期待していたけど、ほんとに披露してくれると思っていなかった。
モニターのグラフィックイメージや曲調やリリック、メッセージから春を感じた。
それと場面によって別の曲に感じるくらい、いろんな顔を持った曲調だという印象。

スーパーLEOタイムに高音MANATO、SHUNTO、JUNONが印象的だったし、何变化もするRYOKI、RYUHEIの底なしの表現力、ラップだけじゃなくて歌唱でもプレゼンスを示し続けるアーティストのSOTA、本当に恐ろしすぎるモンスターグループだと再認識。
気になるトラックメイカーだけど、年末に出たRollingStoneJapanにトラックメイカーのネタバレされてる気がするんだよね。

当日まだ収録もされておらず、SKY-HIが『3名のプロデューサーと話をしてる』としていたんだけど、そのうちの一人はBraveGenerationのKMだったから、残りの二人が新曲のプロデューサーかな~と予想してる。

それと曲目の頭文字『B・M・S・G』の流れも、BraveGenerationじゃなく新曲だとしても汲んでるかもね。

Shining One
Gifted.が世界への挑戦、Shining Oneの完成がTHE FIRSTまでの彼ら』の挑戦なんだろうなと、このセトリを通して感じた。
THE FIRSTに関してはここが到達点であり、その山頂から見えたさらに高い山を目指すという位置を象徴している曲だなと。
クリスマスなど時節、会場によってその時の決め台詞が変わるRYOKIのキャユフィリパート。
今回は『THE FIRST FINAL』だった。

RYOKIのキャユフィリとMANATOのサインのマナットは自由自在に色々発信出来て便利よねw

To The First
印象的だったのがBE:FIRSTにRUIが加わって、増えていって、vsSKY-HIのメンバーになっていくところ。
BE:FIRSTで歌うときのパート担当と当時のパートが一緒に歌ったりするところもエモかったし、特にSOTAとRUIの組み合わせは最高だった。
珍しくRANががなるのも意外性とアーティシズムがあって驚かされた。
ちゃんとそこかしこにストーリーが散りばめられていて、台本なんてなくてもドラマが完成してしまう、神々しいステージだった。

フィナーレもこれまでのTHE FIRSTらしくSKY-HIからの熱いメッセージ。

2021年という時代にこのカルチャーに出会えて、没頭できて、生活に彩りや輝きを与えてくれたこと、多くの才能を最高の形で見せていただいたことを、心の底から感謝している。

この日の体験が夢なのか現実なのか、判別がついたのは終演から数日後、見逃すまい、聞き逃すまいと集中しすぎたことによって、口の内側を噛み締めていた跡に気づいた時だった。

ライブやエンタメを取り巻く昨今の時勢、ライブ来られた人、来られなかった人、THEFIRSTから応援している人、最近知った人、居住地、家庭の環境、経済状況、年齢、ルーツ、こんなにも多様な我々だけれども、『同じ音楽で踊れるという』共通点一個あれば、推したちが笑顔でいる時間があれば、このカルチャーのFINALは新しいSTARTになるんだと思う。
ありがとうBMSGカルチャー!!

https://twitter.com/11F1RST_BMSG

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