Masterplan BE:FIRST LIVE in DOME 2024 TOKYO DAY1| 03.02
このレポでは後から自身が読み返す用に、自分の位置から見えたあの時の景色や感情を"冷静と情熱"をマリアージュさせて記していきます。
あれだけ広いと色んな場所からの、その一人一人の色んな想いや景色があったんだろうな。
今回は幸運にもSS一本で取れたアリーナB10ブロック40番台という場所からのレポ(感想)をお送りします。
最前から約20列目、花道からは5席目という臨場感ある席。
自席から花道はこの距離感
Zeppダイバーシティでやったファンミーティングでの最前列に次ぐ近さだった。(最前列ドセンレポはこちら▼)
BE:FIRSTの初有観客ライブだったスーパーソニックから遂に東京ドームでの単独公演まで来たんだと、会場の物理的サイズとあふれ返るBESTYの数で感慨深くなる。
だってフォトスポットとグッズ売場周辺は正月の賑わうお詣りさながらのすれ違うのも困難な状況だったものね。
スパソニであの台風とコロナ禍の混沌の中、確かに存在していることをこの肉眼で見て、門出を祝ったあの日がまだ瞼の裏に映し出される。
他にもボーイズバンド初の出演となるビバラロックなど、BE:FIRSTにとっていろいろな初の場面に立ち会ってきた。
東京ドーム公演はこれまでのストーリーとこれからのストーリーを同時に見せてくれた。
さて、プロローグはここまで。
視点を東京ドームに戻します。
開演間近に会場中のペンラテストが行われる。
自分の席からステージまでは、言ってしまえばこれまでの会場で見たことがある距離感や景色だったのだけれど振り返ると何万人もの光を背負っていることを感じて、その数と会場の広大さに改めてすごい席に居られるんだと再認識した。
ペンラテストの後、流れた曲に会場内からざわめきが沸き起こる。
その曲はSKY-HI feat.REIKOのOne More Dayであり、この展開はデビュー日翌日の立川ガーデンシアターで行われた1stワンマンと同じ展開だからだ。
まだ発声が禁じられていたガーデンシアターでは拍手と音楽でノるBESTY、狭き門だったチケットを入手出来なかった配信組が待望したライブ前のあの時間が東京ドームに持ち込まれた。
One More Dayが終わるとこれまでのBE:FIRSTの活躍、活動の映像がステージいっぱいのセットに映し出される。
その映像が甲高い音を立てながら巻き戻っていく。
高まる興奮に『来るぞ来るぞ…!』と脳内の自分が煽ってくる。
映し出されたのは…
そして響くサイレンと、ステージいっぱいのモニターの中央が半分に割れ開いていく。
M.01 Gifted.
立川の再現だ!
アリーナは絶叫に近い大歓声と、今まで見てきたGifted.史上最も地蔵"ではない"興奮と空気感に包まれた。
歌い出したRYUHEIはハーフアップの金髪になっていて、大きめなフードをかぶったRYOKIは顔を見せない代わりに妖しさを醸し出し、ハイトーンカラーだったJUNONは黒髪に両耳から垂れ下がる長めのピアスをして魅了してくる。
マンションズ推しの奥さんはこれまで一緒に見に行ったライブで聞いたことない大きな声でJUNONに悲鳴を上げていた。
途中まで固まったコレオを披露しなかったにもかかわらず、全員がオーラと存在感だけで東京ドームを掌握している。
後にXのTLで東京ドームの音の悪さやラグについての声を何度か見たけれど、(マウントとかじゃなくあくまでも事実として)アリーナは一切気にならない没頭できる音質、音圧、音量で1ミリも不満が無かった。
なんなら近くにいたキッズがイヤーマフをしていて安心したくらい、音は強く大きく届いていた。
BE:FIRSTのライブにおいて、雑念なく音楽と向き合える環境というのは東京ドームにおけるSS席の価値として既に十分満たしていた。
デビュー曲としてGifted.が生まれた当時は、成長と共に深みが増されクオリティが上がっていく、まるで経年変化を楽しむシルバーアクセサリーのような位置づけだったけれど、去年の第一回DUNK以来温められてきたGifted.はとてつもなかった。
一曲目にしてラストスパートのような熱量。
曲のラストに差し掛かるにあたって『見逃しちゃいけない』と焦燥感にかられるあの感じも懐かしかった。
そして一曲目から目尻には涙が溜まっていた。
ほんとこの曲への思い入れは強い。
ハモリに、ダンスに同時多発的にパワーがBE:FIRSTの核から放出され、ラストのフリースタイルダンスが決まった瞬間手の細胞死ぬくらいの拍手を送った。
フォーメーションを変え、次曲に期待を膨らませていると想像していなかった楽曲の1音目が降ってきた。
M.02 Mainstream
会場爆アガりよ!
BESTYのこの熱気、存分に浴びてくれBE:FIRST!と思った。
MANATOがよく言うエネルギーの綱引き状態でお互いが出し合い引き合いしている空気を肌で感じた。
個人的にライブの席の場所に置けるプライオリティは『いかに正面に近い角度からダンスが見られるか』であるのだけど、今回の席は花道から5席目ということで、パフォーマンスがほぼ正面から見られ、コレオ、フォーメーション、7人の集合が一個のBE:FIRSTという個体生物になる美しさを見られることができて満足度が高かった。
全員歌が切れていて、調子が良さそうだ。
と言っても既にインプット過多、感情混沌で記憶に残っている場面は少ない。
RYUHEIの2度のベイス、SOTAのバイブレーションに東京ドームが揺れて震えた。
彼らに『さすが俺らのBESTY』と言わしめるだけのアガりっぷりで、その様子はZIPでのちょい出し映像でも確認できた。
予想していなかった2曲目のMainstream
この時にもう確信していた。
ラストの楽曲はMainstreamではないということは新曲が来るぞ と。
M.03 Move On
かつて(2ndワンマン以前)のBE:FIRSTは、序盤にMove Onをやるセトリに関して体力の不安を口にしていたけれど、今のBE:FIRSTはそんな心配は忘れ去られたかのように、Move Onを持ってきて最上のパフォーマンスをしていく。
テンション上げられたまま下げさせてくれないもんだから、現実感のない浮遊感と、見るとこ見なきゃ!という使命感に挟まれながら真っ赤なMove Onを堪能した。
RYOKIのシャウト部分は『行くぞ東京ドーム!』とかなんとか言っていた気がする。
M.04 Milli-Billi
まだまだ落ち着かせてくれない。
SHUNTOがブレスを吸うと、吸われた酸素の分、BESTYの悲鳴混じりの二酸化炭素が大量に東京ドームに吐かれ、温暖化現象に歯止めを効かせるかと思いきや、その熱気でやはり温暖化してしまうのであった。(何の話)
M.05 Boom Boom Back
SOTAのWhat's up 東京ドーム!!!!!!!や爆発音で、いよいよBE:FIRSTの初東京ドーム公演開始の号砲が鳴らされた。
こんなにもアゲ続けられることに多幸感を感じられるのは特殊な感情だろう。
関ジャムで披露した濃い目のアイソレ、2サビのアイソレも目に収められて満足。
後にDayDayか何かで見た映像では当日気づいていなかった、センターでしゃがんだRYUHEIか巻き戻されているかのようムーブで音にハメながら後ろへステップしていく様子が見られて、こんなことしてたんだ!となった。
早く余すことなく映像を見たい。
あっという間に5曲過ぎ去ってしまい、感覚的には3分だったことに焦燥感を感じる。
まだ続いて欲しい、時間よ進まないでくれと。
M.06 Be Free
会場の盛り上がりチェックでJUNONが煽る。
アリーナ、スタンドと順にコーレスするんだけれど、すごい数の声が降ってきた。
距離と広さがKアリ同様だったらきっと東京ドームはパンクしていたと思う。
話を戻す。
アリーナツアーに引き続きビーファフロートが下手から現れ、全員を乗せて出発する。
SOTAとRYOKIの掛け合いでは何やらアレンジされていた。
こういう小さいものからご当地RYOKIみたいに大きなアレンジまで一番やっているのはRYOKIだよね。
のりと度胸と、その場を楽しんでいるのが伝わる。
M.07 First Step
この曲知ってる?と相当久しぶりなFirst Stepが始まる。
フロートが巡っていくとビーファの向こうに見切れるBESTYの笑顔、振り回すタオルが見えて間接的な幸福を感じる。
自分より外側に客観視の目が出て『BESTYのあの幸せな顔を見たらさぞかしビーファも幸せだろうな』と思って自分も幸せになる感覚。
書いていて、SHUNTOによる大好きなこの言葉を思い出した。
M.08 Moment
細かくは記憶が消失してしまったけど、RYOKIが一緒にいたい瞬間(Moment)とかけて曲がスタート。
これまでのツアーでもそうだった気がするんだけど、まろやかなMANATOと無意識のうちに『合えば冗談行って"肩を寄せ"』のLEOアレンジ、『晴れた展望台"からの眺め"』のRYOKIアレンジを楽しみにしていた。
…文字にしていて気付いたけど、このアレンジの抑揚、ライブでないと聞けないから気持ちとしては今後のいかなるライブも映像配信、円盤化をしてほしいものだ。
M.09 Softly
センターステージに用意された4本のマイクスタンド。ここからは貴重な後ろ姿の景色。後ろ姿であろうと、細かな曲線の表現や、マイクスタンドを持ち上げ移動させてのパフォーマンスに丁寧さが現れていて、曲名を体現していた。
M.10 SOS
センターステージにつき自分の位置からは振り向いて後ろ姿でのSOS。
いつもの前面で見る時とは見る場所が変わって、足運びや体の線、フォーメーションの推移に意識が行った。
後ろ姿と言えど何度見ても秀逸なコレオでオシャレだったけど、7人が腰を落として大股を開くコレオは正面から見たくてそこが名残惜しかった。
M.11 Don't Wake Me Up
印象的だったのがメインステージの映像効果で、DWMUの世界観に突入していくユニバース感がめちゃくちゃかっこよかった。
センターステージから花道を返ってくるMANATOが目の前を通った時にメインステージの方を指差しながら『君がいい』砲を打っていた。
目の前で照明に照らされるメンバーは全員神々しく、美しかった。
久しぶりにこの距離から見たけれどやっぱりみんなデカい。
身長もだけど、放つオーラが彼らの物理的サイズの外側をもう一回り大きく拡張している様に感じた。
ここでアリーナツアーからお馴染みのBE:FIRST mania。
メンバーが衣装直しではけている間の音ゲーイベント。
ビートと共に落ちてくるバーの映像にタイミングを合わせて、クラップ、ハンズアップ、Heyを合わせるというもの。
アリーナツアーでもあったこの時間、ドームではアレンジされ『紫しげる』がチャレンジャーとして乱入してくるという演出に。
紫しげるの課題曲がちゃんとかっこいいノリのビート②なっていたところ芸が細かいと感じた。
音ゲーのラスト、超絶難易度が上がり、音も混沌を極める中でドームにも彼らがやって来た
M.12 Spin!
アリーナツアーではアリーナの通路をその足で駆けまくっていたSpin!組だったけど、ドームではなんと他メンバーが運転するゴーカートに乗って登場。
映し出されるモニターの映像だけではスピード感がそこまで見えていなかったけど、MANATOらが運転するカートに二人乗りした各メンバーが暴れ、パフォーマンスしているのが忙しくて、改めて多角的な視点でまた堪能したい。
M.13 Salvia
Spin!終わりのリリックに『行こうぜ時間は常に Move On』箇所を『あの日咲いた花の名は Salvia!(うる覚え)』とアレンジしてSalviaに繋がれた。
ライブでのSalvia、RYUHEIからのLEOの熱唱大好き芸人だからしっかりと傾聴して浴びられた。
センターステージから左右に伸びる長いステージいっぱいにメンバーが広がって、一人ひとりの距離を取った立ち位置で歌唱。
こうやって一人ひとりの距離があることで、担当パートが来る度に個の存在感と歌唱に耳目が集まふ効果があったように思う。
個人的に悔やむべきは、モニターを見るべきか肉眼で後ろ姿を見るかで集中力が落ちていた気がする点。
映像では正面からズガーンと受け止めたい。
M.14 Grow Up
『華麗なターンをするJUNON!』 と思ったらRYUHEIだったっていう見間違えをこの日何度かした😂
これまでのアリーナツアーやBEAT AXでも披露したように、センターステージで四方に正対してパフォーマンスする構成がBE:FIRSTの実力の奥行きを表しているなと感じた。
多様なステージ、サイズ、環境を経験してきたその経験値がパフォーマンスの説得力と地盤の強さをさらに強固にし続けるんだろうな。
そういう意味でも去年よりさらにレベルが上がったBE:FIRSTのビバラ出演が楽しみ。
M.15 Smile Again
SHUNTOのキラキラの笑顔がソロで抜かれるアップからの、Smile Again。
センターステージに並んだメンバーがステージごと垂直方向に上がっていく。
この時は少し高さが変わった程度かと思っていると、『あれっ?少しづつ動いているな、まだ上がるし、どんどん遠くに飛んでいく!』アリーナセンターのお客さんを跨った状態の透過ステージがスタンド方面にまるで飛んでいく様に見えた。
ムービングステージなるものの名前も存在も知らなかった自分は驚くと同時に感動もしていた。
なぜなら今日この日の構成がBE:FIRSTの道のりと重なったからかもしれない。
冒頭に参加歴を書いたのは、リンク貼っても今読まねーよと思ったかもしれないけど、このストーリーをドームの思い出と連結したいからだった。
Gifted.でデビューをし、スパソニで確かにそこに存在しているという出会いに感動、手が届きそうな距離感で地に足ついた彼らを見たファンミ、多様なジャンルの楽曲も全てBE:FIRST色に染め上げて、立ち位置もどんどんと上昇。
そして寂しさよりも嬉しさが断然勝る『遠くに行ってしまう』感覚。
これをここまでのステージ構成、どんどんと離れていってしまうムービングステージに乗る彼らの背中に投影して感じたんだと思う。
『離れていってしまう』はSS席の位置にいる自分の視点の感覚であって、スタンドにいるBESTYは『来てくれた』だし、ビーファの近くで届けたいという想いが美しくて、先述の寂しさなんかより、愛の大きさとBESTYの関係性の方が遥かに尊いのであった。
どんなに躍進して物理距離が離れたところで、ビーファとBESTYの想い合う心は距離を超えるし、それを相互に踏みしめてきたのがホール規模から着実に関係性を構築してきた賜物だろう。
MANATOのビブラートはいつにも増して美しく届き、センターに集まったみんなが左に倒れるドラマチックなコレオも映像越しにしかと目に焼き付けた。
浮遊しながらどんどん近付いてくるBE:FIRSTに照明効果、映像演出含めた正面の光景を見られたスタンド正面席の視点が羨ましい。
『ドームは入れるだけで記念』『一部の席を除いて見え方、距離は天井レベル』との悲観から一周回って、割り切りのような声を事前に見ていたけど、RYOKIがリハ時点で天井階もレフトもライトも全ての席を巡り、どう見えているかチェックしたとの言葉通り、『誰も置いていかない』を体現していることが美しく柔和な心持ちになる。
フロート以降は背中を眺めている時間が続いたけれども、自身の立ち位置をとやかく言う主観は姿を潜め、出来る限りの中の最大公約数に近づける距離感の実現に構想してくれている彼らの想いを大切にしたいと感じた時間だった。
M.16 Shining One
キラキラのSmile AgainからのShining Oneって親和性高くていいね。
楽曲もビーファもその背景の景色もキラキラして見える。
この曲でデビューメンバーが決まったし(もちろんこの曲だけで決まったわけではなくプレデビューって意味でね)、ふとTHE FIRST最終審査の景色がよぎった。
東京ドームでのご当地リョウキはオリジナルのCan you feel it?でそれもまた粋だった。
レポ書いている人の記録によると(自分の記憶は空にFly😇)ここでメンバーからのサプライズメッセージVTR。
初日しか流さないSKY-HIへのサプライズVTRだったそう。
映像の中のSOTAは既に涙ぐみながら話しているのさように見えた。
みなぐちぐちにTHE FIRSTやみんなと出会わせてくれたことの感謝を伝えている。からの…
M.17 To The First
やってほしかったし、やると思っていたけど、やっぱりちゃんとコンテクストに則ったドラマある演出用意してくれるよね(ここでも目尻には溜まる涙)
花道を歩きながらメインステージに戻り、フリー歌唱からあの日作ったSOTAのコレオからバチッと踊りだすところはエモかったし、SOTAによる放物線RUIフロウ、ラストJUNONの歌い上げからの後ろへ向っての腕上げ。
THE FIRSTの景色と東京ドームを繋げてくれた。
ここで学園バンドVTR
バンドのパート決めのやり取りの中でUHA味覚糖が匂わせていたネタバレがあるから気になる人はこのポスト見てみて▼
M.18 BF is…
VTRが終わり、バンド構成後半戦スタート
ステージ背面の映像が上下に分かれ現れる登山部Voの7人
やっぱり何度聴いても強いアタックでのピッチバチコシ当たってるMANATOの歌い出しはかっこいい。
アリーナツアーではぴあアリとKアリに参戦して、その両方で聴けたSOTAの、少し後取りに畳み掛けるラップがかなり楽しみだったけれど、東京ドームではノーマル版になっていた。
個人的に後取りのフロウが好きだよ!
M.19 Brave Generation
SHUNTOの煽りはドームサイズでも健在。
この曲数になっても喉も体力も綻びることを知らないバイブスに圧倒される。
ラストの歌い締めはいつものように長いガナリはなかった。
パフォーマンスやクオリティに対する向き合いが真面目なSHUNTOは試行錯誤と最良への模索で日々進化を止めないのだろう。
『現状維持は衰退』という言葉があるけれどBE:FIRSTは『変わらないために変わる』で前進している。
M.20 Set Sail
既に曲導入MCがあったか、あったとしたら何言ったかとか忘れてしまった…
バンド曲のSet Sailは絶対にこの流れでやってくれると思っていたし、想像通りにアガる曲だった。
花道の目の前、5m位先にSOTAが来て自分から見て左少し後ろに向ってPull the triggerに合わせて人差し指と中指をくっつけたガンモーションでBESTYをブチ抜いてた。
明らかに実弾撃ってたけど撃たれた人大丈夫かな…
それと花道を行くみんながキラキラに光り輝いていて肌もつるピカで、デカくて、こちらはただ猫ミームと化すしかなかったな😇
M.21 Betrayal Game
センターステージに集合し、バンドのベースがビトゲイントロを弾き、ビーファは指を弾く。
後ろから見ていたけづいたけれど、前から見る時は上半身に目が行きがちで、後ろからだと足運びや移動が気になるみたいだった。
RYUHEIのもう少し触ってでバグ湧きしたり、ヒットが決まる瞬間にざわめくBESTY界隈の空気、ほんとに音楽との距離が近くて好きだ。
M.22 Scream
待ってましたよ!
ツアーの名前はMainstream-Masterplanだけど、気持ち的にはScreamと付けてもいいくらい、『これを見に来た』曲である。
音が電流みたいにSOTAを始めとしてメンバーみんなの身体を走っていき東京ドームに収まらないエネルギーが発せられていた。
それと今書きながら聴いていたんだけど、どこの歌詞を切り取ってもあのパフォーマンスとアティチュードとが共鳴していて、SKY-HIが全てを賭けてビーファに当て書きしている並々ならぬ想いが伝わってきて、時差で改めて食らっている。
あの心臓&眼球鷲掴みシーンはビバラでもやってビバラでもやってビバラでもやってビバラでもやってビバラでもやってーーーーーー!!!!!!!(冷静になんてさせられない)
高く上昇したムービングステージであの激しさで踊るもんだから少しヒヤヒヤした汗
M.23 Grateful Pain
もはやどこでやったパフォーマンスかも記憶が朧げになってきた…たしかメインステージに戻ってきたね。
みんな丁寧に、情感を乗せて届けてけれる。
一昨年のBMSG FESのGrateful Painも沁みたけど、彼らが見たペンラいっぱいの東京ドームの景色はどうだったんだろう。
Grateful Painが終わり下手に待機しているフロートまで歩く時、SOTAがドーム公演実現に関して感謝のMCをしながら向かうんだけど、もうSOTAこの時点で涙ぐんでるんだよね。
表情が泣く前の紅潮した感じになり、声も震えて聴こえた。
M.24 Kick Start
いつも通りSOTAが『THE FIRST to be 受け継いでいく勇気』と歌い始め、本来ならRYOKIが『2024(直近のアレンジ)』と続くところ、LEOが『アラームの音に急かされて進む秒針に気ばかり取られて』とA Lifeのリリックで繋いだ。
その後もteamBのGood dayやteamCのYOLOのリリックとKick Startを混ぜたエモエモレボリューションRemixされていた。
もうここで眼球裏で待機していた涙は東京ドームという外界に出てきて首に巻いていたタオルの繊維に染みていった。
BE:FIRSTのライブはたまにこうやって泣けちゃうからタオルは買った方が良いし首に巻いておくといい。
フロートでアリーナを巡っていき、BESTYの顔を見るのが嬉しそうなビーファ。
こういう日が来るから、あの日自分たちで作った合宿クリエイティブ審査曲やその過去を背負って前進することを決意したKick Startというそれぞれの点が線となって繋がっていくのが美しい。
SKY-HIによるイタコリリックでBE:FIRSTはBE:FIRSTのことを歌っているからリアルで芯が通っていてイズムが破綻しないのも芸術性に繋がっていると思う。
M.25 Great Mistakes
失敗なんて笑い飛ばして前に走っていこうというポジティブバイブス全開曲はすっかり大はしゃぎの体力フル消費曲として定着していた。
涙ぐましいエモさだけじゃなくて、彼らが素直でありのままで自分らしくいることがドラマチックで美しいんだよねっていう言葉を具現化したのが花道の全力ダッシュ!
あんな美しい青春(アオハル)の景色見せてもらえたら見ているこっちが嬉しくなっちゃうよ。
BMSG FESのEAST WEST BehindでSKY-HIがこんな事を言っていた
こんなに美しく尊い事象が発生しているライブを、(損得じゃなくて)享受出来る感性を持っている自分にも感謝しておきたい。
M.26 Bye-Good-Bye
Bye-Good-Byeが来ると感覚的に残り曲数を計算したくなくて、ある意味で思考を停止させて音を楽しむことにするようになった。
でも今ツアーのBye-Good-Byeはバンドセット、TFTノリのおかげあってより明るい気持ちで楽しめる。
さらに特別なのがソタリョキラップパートに披露されるソタリョキダンス。
集団でかます場面は多々あるけど、意外と個にスポットが当たってダンスするシーンてないから新鮮さもある。
ここで全員のMC
RYUHEIは言葉につまりながら、泣きそうというよりかは言葉より先に感情の方がオーバラップしてしまうようなそんな言葉運び、SHUNTOは裸の心で素直で清々しくこの人生を噛み締めていた。
MANATOはエモーショナルさを抑えて誠意ある態度のスッキリしたMC、SOTAは7人への愛と、それと同じくらいのBESTYへの愛を感情のまま叫んでくれた。
RYOKIは湿っぽさをカラッと飛ばすように明るく振る舞おうとしている様に見えた。
ただその試みも虚しく次にカメラがLEOを抜いた時に、真っ赤になった鼻頭と顎しか見えていなかった。
つまり涙がこぼれぬように真上の東京ドームの天井を見上げ、既に号泣していた。会場からは泣き声混じりの『レォォォォ😭』という声に溢れる。
自分もご多分に漏れず、両肩からタオルを持ち溢れ出してくる涙を拭っていた。
こんなに泣けたのが直近だといつだかわからないくらい、それほど珍しくたくさん涙が出た。
JUNONも話すのが止まるほど泣きながらのMCとなり、いろんな過去、景色、感情が押し寄せているようだった。
『俺らが成し遂げることは" 必然 "だったと思わせる(ニュアンス)』という発言が特別印象的だった。
2日目には2日目の良さもあるとは思うけれど、初ドームのMCはこの日この時しか聞けない、立ち会えない瞬間でそれを共有財産に出来ていることは文字通り宝のような財産だ。
2年4ヶ月での東京ドーム公演という夢を叶えるまでには平坦じゃなくて、楽しいだけの毎日じゃなくて、同じ時間を積み重ねてきたメンバーと社長と、全ての関係者が一緒に足跡を付けて歩んできたのが言葉から伝わった。
LEOが書いた足跡の数を誇ろうはここに集約されていた。
M.27 Glorious
高校サッカー応援歌でありながら、自分たちの歩みにも重ねて書かれたこの楽曲は、この会場、このタイミングで一段と輝いた。
これまでの各種ツアーやフェスでもそうだけど、MCから次曲の繋がりがシームレスなのは、言ってることとやってることと歌っていることがひとつなぎになっているからだろう。
Gloriousの時か記憶が定かじゃないけど、天井に向かう照明が収束したり、楽曲の煌めきを表す演出が何度かあった。
これは正面からの映像を見るのが楽しみで、近距離による臨場感や普段見られない角度の景色が見られたライブ当日と、別角度の見えていなかった景色とで複数回楽しめるのが嬉しい。
ちなみにスタンドの上の方から見た人によるXポストで『そんなことが起きていたんだ』と知る演出もあったのでそれも見られることを楽しみにしている。
M.28 Message
メインステージに戻ってMessage。
もうダンスをしていたかフリーだったかすらも記憶から無くなってしまっている。。
ビーファとBESTYが一緒に歌うシーンはこの公演やこれまでの関係性が集約されたラストに相応しい時間だった。
JUNONの歌い締めのロングトーンも美しく東京ドームに響く余韻も豊潤だった。
最後ビーファが横一列になって手をつなぎ、シーッと静寂を作り、マイクレスの大声で感謝を叫んでくれた。
アリーナツアー同様、この日のハイライトとセットリストがM.01〜M.28まで流れる。
ライブ自体があっという間すぎて、流れる映像もまとまっていることから『多幸感』と『もう終わってしまう』という寂しさと『Masterplan来い!Masterplan来い!』と念じる心の声が入り混じっていた。
映像が終わるとまた映像が巻き戻り音を響かせながらもどって行く
高まりまくる期待。
ざわめく東京ドーム。
映し出された曲名は◤Masterplan◢
再登場した7人。
アニメーションダンスのムーブで中央に集まった7人がかかとを軸にロボットさながらゆっくり1/4回転する。
Mainstreamやこれまでのビーファ楽曲とはまた異質な挙動から既に世界観が醸し出されていた。
歌い出しはLEOだったろうか。
ダークな雰囲気にタイトなビートが響く中、歌唱力がその闇を切り開いていくようだった。
今でも覚えているのは『M.a.s.t.e.r.プラ〜ン』というフックと、癖になるコレオの質感。
これまたSOTAとReiNaちゃんだろう?と見ていて伝わってくるほどに彼と彼女の味が乗っていた。
何箇所かコレオで会場が湧くシーンがあって、都度声に出して、『やばー!』と最低3回は言っていた。
どれくらいヤバいかというと、ここまでに涙ぐんだり涙を流すことがあったけど、それはエモーショナルな感動の涙だったけど、Masterplanは『かっこよすぎて』泣けてきたくらいだ。
世界観と質感と合わせて今回食らったのが、従来楽曲で見る個の放射的なエネルギーの発散ではなくて、7人で1つとなる集合体としての凄みだった。
XのFFさんの言葉がほぼ同じことを言っていて『それっ!』だったので以下にお借りする
Mainstreamの次に打ち出す楽曲には、前作を越える衝撃や耐久性が求められ、とんでもないプレッシャーのかかる楽曲のはずだけれど、それは杞憂に過ぎなかった。
一聴にして、また一見して『またBE:FIRSTがやってくれた』『想像を超えることが使命』だし『最高が何なのかを毎時間証明』してくれたのが伝わった。
リリックに関しては『M.a.s.t.e.r.プラ〜ン』しか記憶に残っていないけれど、映像演出で今日までの道のりを振り返ったり、そこへ巻き戻ったり『始めから決まっていた』だとか『俺達にはやらなければいけないことが』とかJUNONのMCからも『必然』という言葉が出てきて、曲名がMasterplanな事もあってこの曲のスケールの大きさに今からゾクゾクしている。
ラストは舞い落ちる桜吹雪の中に姿を消していった。
DUNKでRYUHEIがスモークの中から突如として現れたあのシーンが伝説級だが、今回の桜の中に消え去る様子も圧巻で大拍手だった。
次にまた彼らが桜の中に姿を表す時、我々は叫ぶことを禁じ得ぬだろう。
改めて東京ドーム公演おめでとう!
たくさんの感動をありがとう!一生応援していくよー!
ここまで読んでくださり本当にありがとうございます😊
よかったらXで話しかけてください🤝