僕が酒屋になった理由・・・【自己紹介】
この記事を開いていただきありがとうございます。
結論からお伝えしたいのですが
僕についての前提の情報と時系列に沿って書き殴らせていただきます。
豊橋市で生まれ育ったたぜ!編
僕は愛知県にある豊橋市という街で酒屋を営む両親のもとで育ちました。
伊勢屋酒店は豊橋駅西口から徒歩7分のところに位置しています。
豊橋市は現在約37万人とそこそこ人口がいて、農業や自動車関連の産業が盛んで、東海道新幹線のひかりとこだまが止まることが魅力的な街です。
(もう少し時間をいただければ絞り出せます…)
駅前は飲食街が広がっていたり、本当に住みやすい街です。
僕はそんな豊橋市で高校生まで野球少年をしていました。急に何の話だ。となると思うのですが、、
というのも学生時代はアルバイトする時間の余裕がなかったので、
小遣い欲しさに実家の酒屋をお手伝いする。ということはほとんどありませんでした。
そのため酒屋という仕事はある程度理解しているけど、どんなお酒を売っていて、どんなお客さんがいてとかは全然知らず、特に興味を持つこともなかったです。
俺はアメリカでダンサーになったんでっ!編
高校を卒業して、大阪にある私立大学に進学しました。
それからの僕はダンスや音楽にハマる日々を過ごしていました。
当時はダンスやファッションで本当に生きていくんだと自分を疑わず、
本場アメリカに行きたい!!と本能が叫び、、ついには大学在学中に
アメリカ横断してアートや本場のダンスに触れるということをしていました。
しかし、アメリカ横断中の出来事でした。
グレイハウンドバス(格安長距離バス)を乗り継いで各都市を転々とする中で、銃声が近くて聞こえたり、1kmほどある道の両脇にびっちりテントが貼ってありそこで生活する人々から金をせびられたり、注○器が落ちていたり…
ついには、ラスベガスでヒッチハイクをしようと思い、
道路沿いで「👍」と手を挙げていたところ、1台の車が停車しました。
すると優しそうな親子が降りてきた。と思ったその瞬間、
お母様は凄い剣幕で、「お前は何をしているんだ?死にてえのか?」と言われ、当時の僕は「???」。よく理解できませんでした。後日調べてみるとどうやら誘拐や事件が多発する地域だったみたいで、僕が居た1週間後には日本でもニュースになった悲惨な事件が発生していました。
そんなアメリカでの日々を過ごす中で、
「この人たちが日本で生まれていたらどうなっていたんだろう…」
「僕が好きだった音楽やダンスってこの環境から抜け出すための手段だったんじゃないか…」とか、このときの経験が僕に「育った環境について」深く考えるきっかけを与えてくれました。それからの僕は自分が生まれ持った環境、バックボーンに少しずつ向き合うようになりました。
僕はコロナウイルスが蔓延した1年目の社会人!編
アメリカでの経験もあって、ダンスへの熱は徐々に冷めてゆき、
就職活動の年に差し掛かり、「僕はどんな仕事をしたいのか。」と考える矢先2020年2月、コロナウイルスが流行しました。
その時僕の目に映ったのは、日に日に増える感染者数でもなく、3蜜回避でもなく、「飲食店と共に傾く酒屋と作り手」のこと。
両親に直接どういう状況なの?と聞く訳でもなく、容易に苦しいことは察することができました。酒屋を継ぐ自分というのを意識した瞬間でした。
今振り返れば自分のバックボーン、帰れる故郷が無くなる喪失感を恐れていたのかもしれません。
この出来事は僕のキャリア選択に大きな影響を与え、
外的環境の変化に依存しない仕事の在り方や
自社でファンを獲得するための魅力発信を強化するべきだと思い、
当時まだ大学在学中でしたが、SAKIYOMIというInstagramマーケティングの会社に就職をしました。独立後も含め、多岐にわたる業界を累計140社以上のInstagram運用支援をしてきました。
色んな企業の色々な商品・サービス。それを販売するサポートをする。
そのお仕事を通してたくさんの成長機会をいただきました。
上手く行ったことなんて…
上手くいかなかったことの数に比べたら少ないですが、
プロジェクトが成功したり、役職が上がっても心の底から喜ぶことはできませんでした。
そんな時期を過ごす中で出た1つの答えは、
「なんでこの仕事を選んだんだっけ」でした。単純です。w
酒屋の息子だからか、お酒を飲むのが好きで、
人よりは作り手の想いに心惹かれたり、それと共に楽しむクセが自然についていたので、
今なら「自分が感動した商品や、自分が自信を持って売りたいものを発信できる」と思い、今年の8月に伊勢屋酒店と酒販の業界に参画することを決断しました。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
拙い文章で読みづらい部分は多々あります…
こちらのnoteでは、酒屋としての奮闘や葛藤を発信していきます。
フォローしていただけると嬉しくて舞い上がります。