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自閉症スペクトラムの基礎と対応

こんにちは。ヒルムーです。
先日、こども発達支援研修会に参加しました。
テーマは、A S D(自閉症スペクトラム)の基礎と対応でした。
6月から障害福祉分野、放課後ディに転職する私!!
今まで、嚥下障害を中心とした成人領域がメインであったため、小児は一から開始です。

そんな私は、最近、「アスペルガー症候群、自閉症、広汎性発達障害」という分類がなくなり、「自閉症スペクトラム障害」という診断名に包括されたことを知りました。


言語のプロとして恥ずかしいです。

この研修には、600名程度参加者がおり、支援者はもちろん、当事者の方や自閉症の子どもを持つ母親もたくさん参加していた気がします。

小児の勉強から遠ざかっている私にとっては、基礎が中心だったのですごく分かりやすかったです。

印象に残っていることとしては、支援者のニーズは「空気が読めない」などの社会性の問題。一方、当事者のニーズは、感覚過敏、アレルギーなどの身体機能の障害ということでした。

成人でもニーズを聞くことは大事ですが、子どもの場合も大事です。ただし、両親からのニーズだけではなく子どものニーズも聞いていかないといけないと感じました。

あとは、言語能力が低いと自閉症的な行動が増えることがわかっているそうです。例として、海外旅行が挙げられました。言葉が喋れないのに、旅行をするとどうしても視覚優位になってしまいます。指示も入りにくく、オウム返しになったりし、自閉症的な行動が増えるとのことでした。そのため、言語発達の支援が重要とのことでした。なるほど!例え話が分かりやすかったです。

言語能力の評価・支援は私たち言語聴覚士の得意分野と思います。

まだまだ小児分野で活躍する言語聴覚士は少ないですが、ニーズはすごく高いなとこの研修に参加しただけでも分かりました。質問内容を見ると、支援者の方も悩んでいることが多いです。声かけの仕方一つが大事になってくるなと感じました。

小児分野に転職すると決めてからの小児分野の研修は初めてなので、すごく勉強になりました。上手く子どもたちを支援できるよう勉強し、また支援者の質もあがるよう言語聴覚士としてできることをやっていきたいと思います。

本日は、以上です。さようなら〜!!


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