我が子が一番かわいい
こんにちは。いよいよFiNCピッチバトルの予選を迎えるHatanoです。早速ですが今回の話のテーマは自前主義バイアスです。この言葉だけでは何のことかさっぱりだと思います。
簡単に言うと 自前主義バイアス とは
自分のアイデアは他人のアイデアよりも良く見える というものです。
この記事に目を通してくださっていいるピッチバトル参加者の中にはドキッとした方もいるのではないでしょうか?
そうです。ビジネスコンテストに限らず、アイデアを発表する場では誰しも自分が思いついたアイデアに固執してしまいがちです。私自身、自ら考えたアイデアには愛着を感じ、少し微妙な点があったとしてもなかなか別の意見に変えられないという経験が多々あります。
さらに自前主義バイアスの厄介なところは、その度合いが過ぎると他人の優れたアイデアを排除したり、自身のアイデアへの否定意見に聞く耳を持たないなどといった困った状況を生み出してしまうところです。
では、どうやったら自前主義バイアスから脱することができるのでしょうか?
その有効な手段の一つがしっかりとリサーチをすることです。
何だか当たり前のことのように思うかもしれませんが、重要なことです。
どんなに頑固な人だって根拠ある数字を見せられたら、自らの考えを改めざるを得ません。
ただ、このリサーチの意味はアイデアの軌道修正であって否定ではありません。
ここまで自前主義バイアスをまるで悪者のように扱ってきましたが、別の捉え方をすれば自前主義バイアスを持っている人ははそれだけ自分のアイデアに情熱を持っているということもできます。
今回のFiNCピッチバトルに限らず、ビジネスコンテストでは市場調査の上で筋の通った素晴らしいアイデアを考えることはもちろん大切ですが、どれだけパッションがあるかというのも同じくらい大切だと私は思います。このビジネスコンテストに対する熱意というのは、以前私が参加したビジネスコンテストで出た反省点の一つです。
つまり何が言いたいかというと、結論が前回と似たようなものになってしまいますが、自前主義バイアスとうまく付き合っていこうということです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。