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長崎県サッカー協会医学委員会Trainer's Seminarの紹介

こんにちは。
長崎県で理学療法士をしている吉田と申します。

今回は、僕が日頃活動しているフィールドの1つである「長崎県サッカー協会医学委員会」主催の”Trainer's Seminar”についてご紹介いたします。

※一番最初のnoteで自分の思考の整理のためにnoteを書く!と宣言してあるにも関わらず、2記事目にして早速自分の活動紹介をしてしまっていることに関しては目をつぶっていただけると嬉しいです。。



Trainer's Seminarは、長崎県内のサッカー現場で活動するトレーナーを育成することを目的として2014年からスタートしました。

企画者は僕なんですが、この時は確か理学療法士5年目くらいだったと思います。
5年目の若造がトレーナーを育成するセミナーを企画するって正直ナメてるとしか思えませんよね。。

でも、、ナメてると思われてもいい。
そう思える理由が当時の僕にはありました。

この辺を書き出すと相当長くなりそうなので今回は割愛しますが、
長崎県内のサッカー少年少女にために何ができるか。そういったことを考えたときにマンパワーがもっと必要だということを常々感じていたための行動でした。


そういう想いからこのTrainer's Seminarはスタート。

ここでは、1年間を通して同じメンバーが全20回に渡る勉強会を受講し、サッカー現場で活動するために必要な知識と技術を学びます。
これまでの4年半で40名ほどが受講を修了し、現在5期生が14名受講中です。

内容は毎年少しずつ修正していますが、5期生の受講する内容はざっとこんな感じです。

1)トレーナーの役割と心得
2)足関節捻挫の評価〜治療
3)足関節のテーピング
4)オスグッド・シュラッター病の評価〜治療
5)膝関節のテーピング
6)足関節・膝関節のテーピングまとめ
7)鼠蹊部通症候群の評価〜治療
8)肉離れの評価〜治療
9)腰椎分離症の評価〜治療
10)女性選手に起こる特徴的な問題とその対策
11)サッカー現場での外傷に対する応急処置
12)サッカー選手のウォーミングアップとクーリングダウン
13)トレーニング〜Basic
14)プライオメトリクストレーニング
15)ファンクショナルトレーニング
16)心肺蘇生法
17)トレーナーが知っておくべきサッカーのルールと遠征時の役割
18)サッカーのピリオダイゼーション
19)テーピング試験対策
20)テーピング試験

この内容を医学委員会に所属するスタッフがそれぞれ講師を務めて受講生に講義や実技指導を行っていきます。

第19回までの内容を受講し、最終的に足関節と膝関節のテーピングを規定の時間内に効果的に巻くことができれば合格となり、Trainer's Seminar修了となります。

修了後、医学委員会のスタッフとして活動をするかどうかは受講者の意思に任せています。


現状としては、修了者約40名のうち実際に活動している方は8名くらいです。
この数は多いと捉えるか少ないと捉えるかは人によって違うと思いますが、僕個人としては4年で県内のサッカー現場で活動する人材が8名も増えるなんて万々歳!という気持ちです。


いかがだったでしょうか。
今回は長崎県サッカー協会医学委員会の活動の一部をご紹介いたしました。

他県ではどういった取り組みがなされているか興味がありますので、そういったコメントをお待ちしております。


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