2023POG的予言・サンブルエミューズの21（アルセナール）

今回は半姉２頭（ナミュール、ラヴェル）が重賞を買っている名牝の産駒で一本。エピファネイアとの配合は初だが、３姉妹重賞制覇はできるのか。

アルセナール

父エピファネイア×母サンブルエミューズ　牝　美浦　木村哲也

キムテツ牝馬は伸び悩むことが多い。調教師からパワーを与えられてないのか？

【血統分析】

エピファネイア×ダイワメジャー×フレンチデピュティの配合。母の産駒ではナミュール・ラヴェル姉妹が重賞を勝っている。この母の良さは、父ダイワメジャー、母父フレンチデピュティから来る早熟さと、母母キョウエイマーチから来るスピード能力の高さにある。また米欧混血で、種牡馬によって全く違う産駒を出すタイプでもある。当馬は父がエピファネイアに変わったことで、姉２頭とは違うタイプに出た。姉２頭は父が欧州血統だったが、エピファは米欧混血タイプ。ズブさがあって姉よりも距離は持たないが、より早熟さが際立ち、2-3歳戦は能力差で圧倒しそう。良馬場の芝マイルを先行押し切り、というダイワメジャーっぽい戦法が合う。重はこなす程度。

【個体分析】

4月末時点で未入厩、秋デビュー目標。牧場も絶賛しているが、3月30日生まれでもあり、大事に使いたいという意図が見える。母は早熟血統であり、初戦からかなり高いパフォーマンスを見せてくれそう。距離はあまり持たないので、牝馬に出たのはプラス。2-3歳G1でも勝負になるはずだ。

【結論】