2024POG的預言・リリサイドの22（ネブラディスク）

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今回は金子真人HD×福永厩舎の期待馬で一本。騎手時代から懇意にしていたし、当然期待馬を預託してくるはず。「福永くんにダービーを取らせましょうアゲイン」となるか。

ネブラディスク

父ドゥラメンテ×母リリサイド　牡　栗東　福永祐一

金子真人HDって、意外とドゥラメンテ産駒買ってないのよね（当馬が4頭目）

【血統分析】

ドゥラメンテ×American Post×Miller's Mateの配合。母はフランスのマイラーで、重・不良馬場を得意としていた。母は欧州スタミナの塊で、スピード血統が非常に少なく、馬体の完成も遅め。よって父からスピード血統と早熟性を供給する必要がある。代表産駒・リスグラシューはサンデーサイレンスとLyphardクロスを供給されて成功したが、その他の産駒がイマイチだったのは、明らかに母のスピード不足が原因である。

今回の父はドゥラメンテ。父も欧州スタミナの塊なので相性は悪くないが、やはりスタミナ色が強すぎる。父からサンデーサイレンスとMr. Prospectorこそ取り入れているが、母のLyphardを刺激する血がなく、芝の中距離路線ではスピードが足りない。また晩成血統で、POG期間内に馬体が完成することはなさそう。適正距離は2000m-3000m、ゆったり追走して上がりがかかる競馬向き。広くてタフな北海道がベストで、東京も合う。重馬場は鬼レベルだがダートは不得手。

【個体分析】

5月上旬時点で未入厩。3月22日の遅生まれ、かつ晩成血統のため、完成が先になるのはやむを得ない。また10頭目の産駒かつ3連産のため、体質的にも不安がある。金子HDもクラシック出走を焦るタイプではなく、厩舎サイドも高額馬を無理をして仕上げる必要がない。父母の相性自体は悪くなく、欧州スタミナが豊富なのは強みだが、スピード不足の晩成血統では大きく稼ぐことは難しいとみる。

【結論】