2024POG的預言・ラルケットの22(ジェゼロ)
今回は金子真人HDの大本命、セレクトセール3億円ホースで一本。金子さんの4文字馬といえばクロフネ、アパパネを筆頭に名馬多数。この馬も名馬になれるのか?早速「預言」してみよう。
ジェゼロ
父サートゥルナーリア×母ラルケット 牡 栗東 須貝尚介
【血統分析】
サートゥルナーリア×ファルブラヴ×サンデーサイレンスの配合。母母アズサユミは日本の在来血統で、タフで馬力のあるタイプ。母ラルケットはファルブラヴ産駒で米欧混血、ステルヴィオのような高速キレキレタイプも出れば、ヒシゲッコウのようなタフな長距離砲も出るという、種牡馬によって異なるタイプが出る繁殖だ。
本馬の父はサートゥルナーリア。父はロードカナロア産駒なので、兄同様、高速馬場でキレる脚を使える素養がある。また父母シーザリオに対応する血を母が豊富に持っており、サンデーサイレンス4×3、Sadler's Well=Fairy Kingのクロスもある。さらに母母の在来血統を刺激していないので、鈍重さに繋がる部分も少ない。父母の相性が非常によく、また母の弱点を消せている好配合。適正距離は1600m-2400m、中距離で溜めてキレる脚を使うタイプで、兄姉よりも距離は持つ。東京、阪神外回りの高速馬場が合うが、コースはあまり問わない。重は得意、ダートはこなす程度。
【個体分析】
5月時点でゲート済。母が17歳のBBAだが、早期デビューなら余裕あるローテが組めるため、体質の弱さをカバーしやすい。また栗東坂路で52秒台を出しているのもプラス。金子真人HDがホープフルS・朝日杯FSを未勝利で、意外と2歳戦の意欲が高いのもプラス。去年の半兄・ラケダイモーン(※POG的預言あり)も速攻系・金子真人HD・須貝厩舎で不完全燃焼だったため、一杯食わされた感のある方は多いだろうが、弟の方がポテンシャルは高くリベンジ可能。おかわりの二杯目を怖がらず、上位指名したい1頭。
【結論】
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