2024POG的預言・ウィープノーモアの22（スピントロニクス）

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今回は金子真人HDのセレクトセール落札馬から一本。金子さんにドゥラメンテのイメージは意外とないが、今年はリリサイド22（ネブラディスク）と当馬の2枚看板で臨めばどっちかは当たる。。。のか？

スピントロニクス

父ドゥラメンテ×母ウィープノーモア　牡　栗東　池江泰寿

30年くらい金子さん見てるけど、メインステーブルが未だにわからん。

【血統分析】

ドゥラメンテ×Mineshaft×Storm Catの配合。母は米ダート1800mのＧ１を勝っており、血統もガチガチ米血の塊。Seattle Slew5×5、Secretariat5×5を持つため、かなり母系の影響力が強く、ダート中距離向きのパワーと先行力を確実に伝えてくるタイプ。実際に半姉・キープスマイリングは米血の父を付けて、しっかりとダート中距離で結果を出している。

本馬の父はドゥラメンテ。父は欧州血統の塊、母は米国血統の塊で「水と油」の状態。ただ本馬は母の影響力がかなり強く、Mr. Prospector4×4でさらにダート血統を刺激している。よって米欧混血だが母方が強く、米血の強いダート中距離型で芝もこなす、というタイプだろう。適正距離は芝なら2000m-2500mキレの要らない阪神内回りがベスト。ダートなら1800m-2000mが合う。

【個体分析】

5月時点でデビュー未定。2月7日生まれの3番仔で、母も早熟血統が多い。その割に進みが遅く、体質面を少し疑いたくなる。もう一つ気になるのは落札価格。ドゥラメンテで1億2650万円は手頃すぎるし、セール動画を見ると最初誰も手を挙げず、「どうぞどうぞ」と譲り合ってるように見えるのだ。強調材料は池江調教師の強気発言だが、血統的にはダート中距離タイプだけに上位では指名しづらい。東京ダービー狙いでもドラフト中位が妥当、ドラフト上位で指名されれば「どうぞどうぞ」と譲って良いのでは。

セレクトセールの一幕。「どうぞどうぞ」感がすごい。

【結論】