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【無料公開】2023POG的予言・ドバイマジェスティの21(シャハザマーン)

今回は2021年産のPOG人気ナンバーワンで一本。半兄2頭がクラシックを制覇しており、当然POG人気にはなるが、特大地雷にもなり得る。分析結果やいかに。

シャハザマーン

父ドゥラメンテ×母ドバイマジェスティ 牡 栗東 藤原英昭

千夜一夜物語では兄シャフリヤール、弟シャハザマーンの関係。実は半弟だったのか?

【血統分析】

ドゥラメンテ×Essence of Dubai×Great Aboveの配合。母はBCフィリー&メアスプリント(ダート1400m)を勝ったダート血統であり、ディープインパクトとの配合でシャフリヤール、アルアインという2頭のG1馬を出した。ディープは米国ダート血統を受け止めることができ、早熟性やテンのスピードを補完して大物が出る、という特徴があった。今回はドゥラメンテとの配合だが、評価は決して高くできない。かたや欧州の芝血統、かたや米国ダート血統と、完全に「水と油」の状態だからだ。米欧混血でズブいタイプ、キレる脚はあまりなく、上がりがかかるタフな条件が得意。ベストは芝の中長距離、阪神2200mあたりが合いそう。クラシックの王道とは異なるタイプに出るはずだ。

【個体分析】

3月の合同撮影会にて「10月京都デビュー」の発言あり。この血統なので焦る必要はなく、秋デビュー自体は妥当。ただ母16歳時の産駒であり、活力ダウンを織り込んでいる可能性も高い。また「じっくり体を作った方がよい」というコメントからも、仕上がりが遅く、体質的に数が使えないタイプにも映る。母のポテンシャルは高く、世代で最高募集価格だけに、エリートコースの育成、デビュー戦の接待競馬と厚遇はされそうだが、過保護な育成で少頭数ばっかり使い、クラシック本番で多頭数に戸惑ってチ○チ○にされるイメージ。POG期間が終わってからが本領発揮とみる。

【結論】

D評価。父母の血統が「水と油」で、クラシックの王道とは異なるタイプ。母16歳時の産駒で詰めて使えず、過保護な使い方で稼ぎきれないとみる。ドラフト1位で競合するほどの馬ではなく、私には推せない。

(評価基準)
S評価:ドラフト1位候補
A評価:ドラフト上位候補
B評価:リストに入れたい
C評価:情報次第でリスト入り
D評価:私は推せない
Z評価:地雷候補

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