2024POG的預言・ダノングレースの22（ダノンエンブレム）

・この馬は60頭フルセットの対象です
・この馬は5頭セットの対象です
・セット購入は2024POG的預言・まとめページから

今回はダノックスの自家繁殖で一本。セレクトセールでの大人買いが目立つダノックスだが、今回は自家繁殖×新進気鋭の宮田厩舎と盲点になりそうなライン。このマニア向けの1頭を「預言」してみよう。

ダノンエンブレム

父エピファネイア×母ダノングレース　牡　美浦　宮田敬介

ダノックスも意外と自家繁殖持ってるのよね。期待の初仔の評価やいかに。

【血統分析】

エピファネイア×ディープインパクト×Oratorioの配合。母ダノングレースは母母チェリーコレクトの初仔にあたり、小柄であまり数は使えなかったが、芝で4勝している。米欧複数のND系を持っており、いかにも欧州血統という重さを持つが、Lyphard×Danzigのニアリークロスで欧州スピードを追加して日本向きに仕上げたタイプだ。

本馬の父はエピファネイアだが、血統の相性はかなり良い。父母シーザリオが欧州ND系を複数持っており、これが母のND系と反応しているからだ。またサンデーサイレンス4×3も当然スピードに寄与している。最も良いのが、父父シンボリクリスエスを「寝かせた形」にして、シーザリオの良質な欧州スタミナだけを抽出できている点だ。適正距離は芝1600m-2000m、高速馬場が合う。ギアチェンジは速くないので、広くて長い直線がある東京・新潟・阪神外回りがベスト。重は得意だがダートは不得手。

【個体分析】

5/3にゲート合格済、夏の新潟が目標とのこと。1月生まれでデビューが早いのはプラスだし、夏の新潟外回りは条件ピッタリだし、ロベルト系の扱いが上手い宮田厩舎のラインもプラス。新馬勝ちから新潟2歳Sを狙えそうだし、東京開催に戻っても稼ぎどころが多く、POG的に楽しめる1頭になりそう。課題はやはり馬体重。小さい母の初仔であり、本馬も430kg程度とのこと。あまりに小さいようなら指名順位を下げることも考えたいが、基本的にはリスクよりリターンの方に期待したい1頭。

【結論】