一級建築士試験とIPad

私のページを見ている方は建築関係の方が多いのではないかと思う。

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私はIPadを活用して一級建築士になったといっても過言ではない。英語学習の紹介でよくIPadとApple Pencilを利用した学習方法を紹介した記事はよく出るが、建築士試験と関連してIPadを利用した例はあまり見たことがなかったので紹介する。簡単にいうと、テキスト等をすべてPDFに変換し、IPad上でPDFに書き込みながら勉強をする方法である。

まずは、基本スペックです。

IPad(第6世代) 無印のIPadで初めてApple Pencilが利用できるようになったものです。容量は128GBのWifiモデルを利用した。Wifiモデルであることで、出先でEvernote等のインターネット接続が常時必要なソフトは利用することができなかったが、十分なスペックであったと思っている。

Apple Pencil(第1世代) 第6世代のIPadで利用できるApple Pencilです。

ソフトはGoodNotes5というものを利用した。

私のスマホはAndroidなので、USBのtypecが端末の充電ケーブルになっているPROが本当は欲しかったが、値段が高すぎるために断念した。IPadを利用した理由はWindows、Androidの端末でパームリジェクション(画面上に手のひらをつけてなにかを記述したときに、手に反応しないようになる機能)対応のソフト、タッチペンともにIPadの他にほぼなかったからです。

建築士になるために多くの人は学校に通い多くの資料を手にすると思う。私の経験では最終的にカラーボックス一台分くらいの資料の量になった。これらをすべて持ち歩くことはできないし、とても重い。そして紙の嫌な点は検索できないことだと思っている。膨大な資料も検索できないことで、1割程度の価値しかなくなるように思っている。

スキャンする際には、裁断機を利用することも考えたが、裁断機を利用すると、うまく直線に裁断できない。もしくは、30枚程度まで分割しなければいけなかったりしたため、資料はすべて、カッターで切断した。スキャンは白黒の600dpiを設定した(カラーよりも白黒のほうが、OCR結果がよくなります。)。また、アプリを用いた写真をOCRする方法もあるが、精度がよくない上、大量の分量を処理するのは手間である。

OCRソフトはDocuworksの付属品を最初利用していたが、途中から、Adobe Acrobat DCのOCR機能を利用した。

OCRしてあると、GoodNotes内で検索できるようになります。

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学科の勉強のポイントとしては、過去問をマスターすることにあります。何度でも新しい問題集に取り組めることは、私にとってはとても重要なことでした。また、建築士の学科の問題は、過去問で問われた部分の知識ができていれば、資格学校で新傾向と呼ばれている問題もほぼ解けるようになります。新傾向問題は、大抵の場合、過去問で問われた問題の主語が述語を置き換えたものだからです。


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