pyRevit その4 Revitでnumpy後半
前半でnumpyが使用できる環境が整いましたので、後半では実際に使用するところまで紹介したいと思います。
pyRevitの紹介で作成した、testtab.tabのフォルダ内にnumpytest.pushbuttonのフォルダを作成しました。
numpytest.pushbuttonフォルダの中は以下のような感じです。
pyrevitをreloadすると、はじめに作成したタブの隣に新しいボタンが作成されます。
script.pyの中身はとりあえずnumpyが使用できるかのテストとして以下としました。
#! python3
import numpy as np
arr= np.asarray([[1,2,3], [4,5,6]])
print (arr)
「#! python3」がpyrevitでCpython(普通のpython)を利用するという宣言となります。あとは通常のnumpyを使用するときと同じようにコードを作成していきます。今回は、numpyのテストでよく使われる配列のコードを作成しました。
ボタンを押して実行すると以下のようなポップアップが現れます。
きちんとnumpyが使用できていることが確認できますね。
ちなみに大きいサイズのアイコンを利用すると注意メッセージが現れます。大きさの目安としては、64px程度が良いと思います。
また、わざとエラーを発生させるために存在しないnumpy3というモジュールを呼び出そうとした画面を以下に例示します。
このような赤いメッセージはモジュール名が発見できませんでしたというエラーとなります。このようなメッセージが出てきたときは、パスの設定がおかしいか、本当にnumpyがインストールできていないかのどちらかになります。
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