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保育士してたんです。こう見えてわたし、保育園の保育士してたんです。

だのに

スノボで全治8か月という大けがを負ってしまったんです。


保育士に戻ることはないだろうな。

元気に動き回れないなら

....と

『移動カフェ』を考えました。

人に頼らず
(んなわけない)


なんとかならんか?と思い。移動カフェをしたいなぁと思いました。

父のタウンエースを

『借りて』

東大阪で
『露天商』

の営業許可を取って

(この時点でおやじにめちゃめちゃ頼ってます)


絵の上手な保育士の先輩に『スー玉みたいな黄色と赤の看板作って』と丸投げして


地下鉄中央線(緑)長田駅で


朝だけモーニングコーヒーと
サンドイッチを売りました。


7:00-9:00の間だったと思う。


(当時の写真全然ない)

知り合いのAちゃんママ(50-60代)のサンドイッチがめちゃめちゃおいしかったんです。

(Aちゃんママも小さなお店を構えていらっしゃいました。)


ほんとのほんとに美味しかったんです。


当時(私25歳くらいだったと思う)

私の母が作ったブレンドコーヒー(タイガーコーヒーさんに作ってもらった)

この仮にAちゃんママのサンドイッチを

NYのオフィスの朝のように


テイクアウトのみのサンドイッチとコーヒーの移動カフェをやったんです。


当時はまだコンビニで今みたいにあんな美味しいコーヒーを出してませんでした。


当時はまだコンビニのサンドイッチはAちゃんママが作るような美味しいのはありませんでした。


長田駅前でテイクアウトのサンドイッチを売る際に

朝の通行量
タクシーもしくはピストン運動をしてるバスの量(強いていうなればバスのおっちゃんの数)
を1週間見てみたんです。


めっちゃ多いねん。人。


バスに乗る人もめっちゃ多いねん。


交番の対面だったんだけど

ここにだしたら

いけんじゃね?



直感で気づいちゃいました。


そして


作戦を考えました。

サンドイッチはコンビニより高い値段。


コーヒーも100円ではない。
(多分250円で売ってたはず忘れた)


サンドイッチ、
Aちゃんのママのお店では110円で売ってはってん。

私が売りたいっていうたら

おばちゃんは

90円で売ったげるよ!!!!
頑張って売りや!!!

って。


で。

私はコンビニより高く出そうと思ってたから

(だって無添加で絶対コンビニより美味しいと信じてたから)


私は当時200円で売ったんです。

(ミックスとかはもう少し高くね)

Aちゃんのママから90円で仕入れ
200円で売ってたのね。


美味しいから


みるみる仕入れ量も増えたの。

んで、

初めて3か月目には

サンドイッチが売れに売れまくって
卵サンドだけでも30個は仕入れることになったのね。

最終仕入れはトータルで80個くらいになった。

そしたらね。


おばちゃんが


突然


『もうゆうちゃんにサンドイッチ売りたくない。』

って言うてきはったの。


えーーーーーーー!?!!?

えーーーーーえーーーーーえーーーーー!?!?!?


めっちゃ優しいおじちゃん(旦那さんもめっちゃ申し訳なさそうにしてた。。。)

おばちゃんそしたら110円で売ってください。ってお願いしたよ。

(店頭は110円だから)

ううん。値段じゃないねん。

売りたくないねん。。。。

(ここで若いからトウシロだからおばちゃんの言うてる意味を理解できない裕子)


じゃぁ。。。

サンドイッチの作り方教えてくださいっていうたら


おばちゃんぶちぎれ!!!!!!!


<span style="font-size:x-large;">企業秘密だし絶対に教えない!!!!
</span>

値上げしてくれてええからまだ売ってほしい。←なんの上から目線?
売ってくれへんなら秘伝の卵サンドのレシピを教えろだぁ!?!?←これは私の最後の生命線!!!!
(おばちゃん心の声)


そして小さい可愛いおばちゃんは鬼の形相で


『ゆうちゃんのことを<span style="color:#FF0000"><span style="font-size:x-large;">助けようと</span></span>思って90円で卸して<span style="font-size:x-large;"><span style="color:#FF0000">あげてたのに</span></span>
あんただけ儲けて

私のこと<span style="color:#FF0000"><span style="font-size:x-large;">バカにしてんの</span></span>!?!?』


って言われたんです。


純粋無垢な私は相当傷つきました。www

そんなつもりなんてなかったんだもの。

結果これが原因で移動カフェは6か月くらいで閉めることにしたんだけど

(並行してX-NIXというスノボウエアの繋ぎがヤフオクでバカ売れしだしたのもあって)

あの時の私はいかんせん初めての経験で


おばちゃんも趣味の延長みたいにやってたから


素人×素人だったね。wwww


今、当時のことを思い出して俯瞰でみたら


なんとなく、


おばちゃんはお金をもらうことに恐怖がある人で

私はお金を頂くこと=美味しい商品を売る対価

と思ってたんだろうね。


どっちも浅いよね。
www

人は真剣に頑張ってる人を応援するとき、


コーヒーを買ってくれたり
パンを買ってくれたり
ピザを買ってくれるんだと知るのはもっともっとそのあとのもっと後、30代40代になってからです。wwww
(おっそ)


商品の単価を決めるとき
場所代や人件費それにかかる経費や作り手の時間を考えて好きに値段設定をするんだけど


(これが安いと企業努力)
安くつけちゃうと
おばちゃんみたいに後でしんどくなるのよ。


のに


がつくのよ。


こんなに手間暇かけてるのに。


ゆうちゃんのために安く卸してあげたのに。

後々今里ゲストハウスという夢のお城を作るとはこの時到底考えてもみませんでしたが


次元の低い人って

自分より下だと憐れむのよね。


で、助けてあげるんよね。
ww

自分より下で可哀そうな人で頑張ってる人を見ると

応援してあげるんだけど


その下の人がめきめき力をつけだして
売り上げを伸ばして
しかもそれが楽しそうに生き生きとしだすと


『助けてやったのに!!!』って言いよんねん。

なんあのあれ?

でも当時の私も次元が低かったから


むかーーーーー!お前の商売が下手なだけやろがい!!!

じゃぁお前が露店で売ってこいや!!!


って思った。

(おばちゃんにいうてないよ。でも心底思ってた)


↑これも傲慢極まりない。www
勘違いもはなはだしい。結局次元が低い。www

今の経験値で

またあれをおばちゃんと私と仲良くやるとするのであれば


私はもう販売店はしない。

その代わり

商品企画に回って


サンドイッチをもっと単価の高い商品にして
(600円とか800円とか900円とか)

営業マンに徹して

いろんな喫茶店や駅前のたばこや、とか

販売経路を増やすかな。


うん。それがええな。

営業マンになって


おばちゃんのサンドイッチは日本一美味しいって

もっともっと自信をつけてあげるな。

www


自信がつけば今度はレシピ公開や。


どんどんおうちでピクニックでデートに、って作ってもらったらええねん。


レシピを公開しても

おばちゃんの作るのが一番だから

やっぱりおばちゃんのサンドイッチ食べに来はるとおもんだよね。


何か学べる話はありましたか??wwww

どれをとっても父は一貫して
『お前はすごい。お前の行動力はすごい』しか言うてませんでしたし

母は
『私はそんなガッツない』って
これもある意味おほめ頂いてましたね。www


辞めるを決めるにも反対ももちろんないし、
好きなことをずっとずっと一貫してやらせてくれてたね。


そうやってほったらかし(でもちゃんと車を貸してくれたりするのよ)ながら見守るっつーのが

彼らの素晴らしいところ。です。


ちなみに。

初日は友人を5人雇って手渡しのビラを配って

声を出して宣伝しまくったけど


来てくれたのは2名だけでした。wwww

この時、常連さんを持ってる母(喫茶店26年してた)は
実はすげーんだな!!!!って初日に思た。

だって。。。


初日2.30人は来るとおもってたんだもーーーーんあはは!

若い!!!!

最後の売り上げは1日日で3万以上たたき出してましたよ。ww

<a href="https://blog-imgs-138.fc2.com/i/m/a/imazatogest/20210216112927ad9.png" target="_blank"><img src="https://blog-imgs-138.fc2.com/i/m/a/imazatogest/20210216112927ad9.png" alt="スクリーンショット 2021-02-16 112718" border="0" width="456" height="321" /></a>

追伸→当時のイメージ図。www3,4歳の娘を連れて、店に立ち、9時に閉店してから送り届けます。www
キッチンカーなんて程遠く、後ろをがいーんて開けてその下に机を置き、ガスコンロでお湯を沸かしてコーヒーを入れてました。


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