日本の常識は世界に通用しない インド編③
前回までのまとめ デリーからダラムサラまで向かうタクシーがポンコツだった! タイヤがパンクし 命綱のクラクションが鳴らなくなり、 そして、ガードレールのない、落ちたら崖道で、なんとブレーキが壊れるという大事態?! 果たして無事に着けるのだろうか!?
タクシーのブレーキが効かなくなる。
こんなトラブルは日本だったら皆無なのではないだろうか。
利便性と完璧さを求める私たちの文化ではありえない話だ。
が、こういったありえないことが起こるのが外国だ。
いや、インドだ。
こういったトラブルがトラブルにも思えなくなってくる。
のだが、流石に心配になる。
止まろうとすると、S字をかいてよろよろする…
ガードレールがないぞ。落ちたら標高1000以上を真っ逆さまだ…
後ろに乗っているみんなも心配そうだ。
そうだ、あまりに自由すぎるインド人に怒りをぶつけ始めたイスラエリー達。もうこの時ばかりは、もう何も言わなかった。
どうなったかというと
結局、ドライバーが他のタクシーを見つけて、私たちを運べないかと交渉したらしく、残りあと2、3時間くらいの道のりを、不備のない車で向かうことになった。
なんて国だインド。
インド側のワケというのも知っている。しかし今ここでは省略しよう。
無事にダラムサラに到着。
14時間のはずが、
24時間乗車していた気分になった。
インドの洗礼は
実はここからまた2週間ほど続く事になる…(過酷)
のだが、
このエピソードは後にとっておこうと思う。
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