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旅はやっぱり楽しい!賑やかなバルセロナで新たな旅が始まる
2019年スペインはバルセロナ。
一時帰国して、伊豆、札幌生活を経て2年ぶりの海外で本当にワクワクした。
スペイン入国時の所持金4万円と、相変わらずだったが。
いつもの行けばなんとかなるだろうだった。
バルセロナ空港に着いたのは夜で、宿まで夜道を行かなければいけなかった。
ブックしたホテルの方がとても丁寧で行き方をメールでやりとりしていたので、この通りに行けばなんとかなるだろうと思った。
バスを何台か乗り継いで行かなければいけなかったのだが、いつものように行かなかったのが、英語が通じない!
ドライバーさんがわかりやすいような簡単な単語を並べて、降りる場所の時、声かけてあげるよと言って貰えた。優しい。。
指定されたバス停で降りたが、案の定WIFIは飛んでいなく、あらかじめ、バス停からルートをスクリーンショットしていたのでそれを頼りに向かったが、やはり分からない。
そこまで遠くないことは分かっていたが、やはり初めての道は未知だ笑
タクシーが止まっていたので、ドライバーさんに道だけ聞いてみた。
スペイン語は全くわからなかったが、なんとなく感覚で、、、お礼をいって「そういわれたんだろうな」という通りに歩いていく。
あとちょっとの道は坂道で大変!20キロ近くある荷物とやはり到着した後は時差ぼけやらなんやらでヘロヘロ。
ゼイゼイ良いながらやっと辿り着いた。
迎えてくれたのはメキシコ人の女性で、なんとも優しかった。お茶を淹れてくれて、少し話をして部屋まで案内してくれた。
ああ、なんだかほっこりする。とってもいい人で本当にありがたかった。
翌日まで本当によく寝たと思う。
起きて身支度をして、まだ体はフワフワしているが、とりあえず街に出てみようと思った。
そんな時、同じホステルだった旅人も一緒にこの周辺を案内しようかと、宿の彼女が提案してくれて、やはりいつも嬉しいものだ。
いろいろ話し観光し食べたりして、楽しい。
久々の旅の感覚に胸を躍らせた。
数時間見学して、ホステルへ帰り、やはり眠いので少し仮眠を取ることにした。
夜は大好きなキューバンサルサを踊りに行こうとウキウキだった。
知り合いもいなかったので、ネットの情報を頼りにやってそうな店へと向かうのだった。
日本では終電までのサルサクラブもスペインは盛り上がる時間は12時以降となる。
ナビを頼りにクラブへ。
聞き覚えのあるリズムが聞こえてくる。ああ!ついに!
バチャータのレッスンか何かをしていたと思う。
参加して良いというので喜んだ。
結構みんな初心者だった。
男女がペアになって踊るダンスで、練習中はペアを入れ替える。
すると、なんだかうだつが上がらなそうな髪の薄いスペイン人に当たる。
なんかこの人の触り方嫌だな…なんて内心思う。下手くそだしかっこよくないし、姿勢悪いし、おっさんめ…
と悪印象タラタラのこの彼が、のちに彼氏になるという展開が待ってい流のだが 笑
レッスンが終わりフリータイムになると、各々踊り始める。
そうやっていると、一人のアジア人が踊っているのが珍しかったのだろうか、続々に声が掛かる。
なんてフレンドリーなんだ、この人達は。
友達グループがわんさか集結し、なんとも楽しかった。
意気投合し、はしごするというので、同乗させてもらうことにした。
あーーー、これこれ、旅の感覚。
旅にダンスが加わり、なんて幸せなんだと噛み締めた。
結局初めての夜にして、なんとサルサクラブを3件も梯子してしまった。
日本で踊っているだけでは味わえない楽しさ。
本場キューバの人もいて、生のダンスを見れ、一緒に踊ってもらって感じるリズムが快感すぎた。
あーなんて楽しい街なのだ。
ずっと踊っていたいと思った。
最初のクラブで悪印象だった彼が、なんだか距離を近づけようとしてくる気配がした。いろいろ教えてくれたり、ドリンク奢ってくれたり、なんだいいヤツじゃんと印象が数時間にして変わってきた。
何かしらアプローチがある予感がした。連絡先を交換して、何か来そうな気配を感じたが、その夜(いや、すでに朝6時だ)はみんな解散となった。