待望の出版表紙予定のイラスト完成しました!!! 完成までのプロセスあれこれ
私にできることは、自分の体験をひたすらまとめ
ひたすら掘り下げること…
思ったことをそのまま書けばいいという訳にはいかなくなった。
読者のみんなの心をがっしり掴むものを描きたいから。
だから急ぐことをやめ、一つ一つ丁寧に腑に落とすことにしていきました。
だからイラストを最初に頼んだ段階では、行き詰まった。
あれ?一体私が表現したいことはなんだったんだけ?
イラストに何を求めているの??
依頼を頼んだのは玉ちゃんこと、玉川正和さん
http://enomichi.com/profile/
彼の絵に一目惚れした。
なんて素敵なタッチ!!
私は他の候補も考えず、彼がいいと思った。
イラストを依頼する、というのは簡単なようで
やはりこちらも自分と向き合う、掘り下げる作業だった。
どんな絵にしたいか?
それは何を本で表現したいかと直結していたことに気づく。
だから私のイメージがパッとしないと書き手も困るわけだ。
最初は、登場人物。私のイメージを決める打ち合わせから入った。
5千円を握りしめて、あてのない旅に出た時
どんな表情だったのだろう。
私がしてきた旅のイメージはかなり激しい。
だから激しさ、情熱を表す表情が欲しいと思ったけど
実際描いてもらうと(右のイラスト)、結構ストレス、な、お顔だ。
確かにいろんなことに突っ掛かり、引っ掛かり、どん底に落ちたり…全てが楽しい旅ではなかった。何度も何度も突進するような、そんな旅。
だけど、険しい顔をずっとしていたわけでもなく、やはり私は旅を心から楽しんでいた。
と言うことで、力強さを感じながら、5000円だけ握りしめて旅をチャレンジした、ことを表したい というところにまとまりがついた。
次は背景
これは本当に悩んだ。
約10年の旅なんてもちろんいろんなストーリーがあるわけだ。
それを一枚にまとめる‥
これは難しい課題だった。
結局のところ、本が完成した時のイメージが先行してくる。
だから私が掘り下げなければいけない訳だ。
筆が進まないとイラストも進まないことに気づき、とにかく原稿を書き進める。
何度か打ち合わせを重ねると、プロ視点がとても面白かった。
描きたいことはいっぱい詰まっているのはわかるが、一枚に納めて印象づけをするなら、全部は取り入れられない、ということだった。
なるほど…。素人がいろいろ言って本当にすみませんでした、、、
いくつかの案を出し合って
最初に書いていただいたのがこちら ↑
さすが玉ちゃん!!
ものすごいスキル!!!いい!!
ただ、何かがひっかかった。
なんだろう、何かが足りない…
もう少し、「世界感」を出したい
世界が広がるような感じを出したい。
いい作品を作りたい。だから正直に聞いてみた。
もし今お渡ししている謝礼の中でも書いていただけるなら
第2案の地球儀を書いてくださることはできますか??
少し怖かった。失礼じゃないかな…
今プラスして出せるお金がない…
ドキドキしながら聞いてみた送られてきたイラストに感銘を受けた。
求めていたものは、これだ!!!送られてきたイラストに感銘を受けた。
求めていたものは、これだ!!!
もうぐじぐじしてても仕方ない!
このイラストに、サンバとサクラダファミリアを書いてもらえないかなと聞いてみた。
なんと!
素晴らしすぎる!!
そして今日
ついに完成されました!!!
もう嬉しすぎて、早速携帯の待ち受けにしました。
素晴らしい細やかなお仕事に感銘を受けました。
欲しいものを忠実に、玉ちゃんのアイディアと経験の豊富さが伝わってくる渾身の一枚となりました。
この素晴らしい1枚画は、是非表紙にしたいと思っております。
とにかく原稿の筆を進めること
そして新しい旅に出よう
全身全霊で表現をやめない
世界の皆さんに
情熱を与え
伝え続けたい
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