【アドバンス】黒抜き4c天革チェンジ
こんにちは。Shecterowです。
デュエル・マスターズ - 通称デュエマのカジュアルデッキを投稿しています。
突然ですが皆さん、《天革の騎皇士 ミラクルスター》というカードをご存知でしょうか?
はじめに
《天革の騎皇士 ミラクルスター》は、光、水文明のドラゴンから革命チェンジできるクリーチャーで、ブレイクする相手のシールドの中から呪文を使用することができます。
王来編に入ってから強力な呪文を採用したコントロールデッキが環境に台頭してきました。
中でも特に《ドンドン火噴くナウ》、《ナウ・オア・ネバー》、《ヘブンズ・ゲート》、《ドラゴンズ・サイン》などは、踏んでしまうと一気に流れを持っていかれてしまうため、それらを撃たせないだけでなくむしろ自分で使用してしまおうということで、デッキを構築してみました。
デッキレシピ
メインデッキ 40
《メンデルスゾーン》× 4
《ボルシャック・栄光・ルピア》× 2
《龍覇 ラブエース》× 4
《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》× 4
《生命と大地と轟破の決断》× 1
《聖霊龍騎サンブレード・NEX》× 3
《メガ・マナロック・ドラゴン》× 1
《ボルシャック・スーパーヒーロー / 超英雄タイム》× 3
《最終龍覇 ロージア》× 4
《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー / お清めシャラップ》× 2
《雷龍 ヴァリヴァリウス》× 3
《天革の騎皇士 ミラクルスター》× 3
《蒼き守護神 ドギラゴン閃》× 3
《百族の長 プチョヘンザ》× 1
《蒼き守護神 ドギラゴン剣》× 1
《時の法皇 ミラダンテXII》× 1
超次元ゾーン 8
《無敵剣 プロト・ギガハート / 最強龍 オウギンガ・ゼロ》× 1
《始まりの龍装具 ビギニング・スタート / 終わりの天魔龍 ファイナル・ジ・エンド》× 2
《爆熱剣 バトライ刃 / 爆熱天守 バトライ閣 / 爆熱DX バトライ武神》× 1
《将龍剣 ガイアール / 猛烈将軍 ガイバーン》× 1
《邪帝斧 ボアロアックス / 邪帝遺跡 ボアロパゴス / 我臥牙 ヴェロキボアロス》× 1
《始原塊 ジュダイナ / 古代王 ザウルピオ》× 1
《銀河大剣 ガイハート / 熱血星龍 ガイギンガ》× 1
構築した時点でのデッキ価格は最安値で56453円です。(トレカカク調べ)
高いですね。
各カード採用理由 - メインデッキ
《メンデルスゾーン》× 4
このカードと《生命と大地と轟破の決断》以外はずべてドラゴンであり、高確率で2ブーストすることができます。
2ターン目ならもちろんですが、3ターン目に打っても十分強く、最大枚数採用しています。
《生命と大地と轟破の決断》がめくれた場合にマナに置けないことと多色であることから、《龍の呼び声》と差し替えてもいいと思います。
《ボルシャック・栄光・ルピア》× 2
生きた《メンデルスゾーン》であり、4ターン目の《最終龍覇 ロージア》の召喚を可能にしてくれるだけでなく《爆熱天守 バトライ閣》のトリガーにもなります。非常に優秀なカードですが、場に残ってしまうことで《雷龍 ヴァリヴァリウス》の自己コスト軽減を阻害してしまうということもあり、2枚採用として残りの2枚の枠を《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー / お清めシャラップ》に割いています。
《龍覇 ラブエース》× 4
《始まりの龍装具 ビギニング・スタート》を装備して次のターンに《最終龍覇 ロージア》を召喚できるようにしたり、とりあえず《爆熱天守 バトライ閣》を建設したりしながら1ドローすることができます。
また、《天革の騎皇士 ミラクルスター》への革命チェンジも可能です。
中盤にリソースを獲得しながら他の動きに繋ぐことができ、非常に優秀なので最大枚数採用しています。
《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》× 4
言わずと知れた超汎用カードです。
水文明がこのカードを含めて8枚しか入っていないため手打ちは少し難しいですが、手打ちせずとも《雷龍 ヴァリヴァリウス》や《邪帝斧 ボアロアックス》から踏み倒して出すができます。
全ての革命チェンジ元となることができ、《爆熱天守 バトライ閣》のトリガーにもなり、さらには《爆熱DX バトライ武神》の効果で踏み倒した場合は、《爆熱DX バトライ武神》を対象にバウンス効果を使用することで擬似的に閣ループを再現することもできます。
また、母数はそれほど多くありませんが、《大樹王 ギガンディダノス》や《ガル・ラガンザーク》など、このカードで除去しなければ詰んでしまう相手も多いです。
値段以外に減らす理由もないので最大枚数採用としています。
《生命と大地と轟破の決断》× 1
マナに落ちた《龍覇 ラブエース》や《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》を展開することができます。
とりあえずマナに置いておくことでさまざまな状況に対応できるカードですが、【シータRX閃】ほど踏み倒し先に恵まれたデッキではないため不採用としてもいいかもしれません。
殿堂カードなので1枚採用です。
《聖霊龍騎サンブレード・NEX》× 3
種々の革命チェンジの種になることができ、《蒼き守護神 ドギラゴン閃》や《蒼き守護神 ドギラゴン剣》の踏み倒し先としての採用です。
自身の効果で4コストで出せることやcipで任意の手札交換を行えることを評価して3枚採用していますが、他の採用カードと比較してカードパワーが低いため、他に良いカードがあれば差し替えても良いと思います。
《メガ・マナロック・ドラゴン》× 1
色の多い相手に対してエクストラターン以上の働きをしてくれるカードです。
単色でもない限りテンポを大幅に狂わせることができます。
殿堂カードなので1枚採用です。
《ボルシャック・スーパーヒーロー / 超英雄タイム》× 3
《メンデルスゾーン》を阻害しないカード指定除去です。
革命チェンジを軸にする都合上どうしても《希望のジョー星》、《デスマッチ・ビートル》、《とこしえの超人》、《赤い稲妻 テスタロッサ》など様々なメタカードが刺さってしまうため、呪文面でそれらを処理するために3枚採用しています。
クリーチャー面も、ウィニーの一層や《爆熱天守 バトライ閣》のトリガー、革命チェンジ元など地味ながら活躍する場面があります。
《最終龍覇 ロージア》× 4
S・トリガーとしても、手打ちでも優秀なドラグナーです。
《銀河大剣 ガイハート》を装備してSA革命チェンジ元や3打点アタッカーとして運用したり、《邪帝斧 ボアロアックス》を装備してマナから《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》を踏み倒すことができます。
また、このカードで《始原塊 ジュダイナ》を装備し、龍解させることで【赤単我我我】や【ラッカ鬼羅スター】のような除去手段に乏しいビートデッキを詰ませることができます。
また、《天革の騎皇士 ミラクルスター》によって唱えた相手の《ヘブンズ・ゲート》や《ドラゴンズ・サイン》によって踏み倒すことができます。
汎用的に使うことができるので、最大枚数採用しています。
《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー / お清めシャラップ》× 2
初動ブースト、墓地メタ、山札回復、革命チェンジ元、除去札、マナ回収と、1枚で様々な役割をこなすカードです。
【墓地ソース】や【青黒魔導具】のような積極的に墓地を利用するデッキに対して抗うために、《ボルシャック・栄光・ルピア》の枠を割いて2枚採用しています。
《雷龍 ヴァリヴァリウス》× 3
自身のコスト軽減効果により5コストで召喚することが可能であり、デッキ内のすべての革命チェンジに対応しつつコスト7以下のクリーチャーをマジボンバーで展開することができます。
色が揃っていない状態でも《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》を出しながらそちらの効果でこのカードをバウンスすることで《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》を召喚したのと同じ状況を作り出すことができます。
また、《メンデルスゾーン》や《ボルシャック・栄光・ルピア》によってマナが伸びやすいため、8コスト払っての素出しも一応可能です。
枠の都合もあり3枚採用していますが、盤面にクリーチャーがいるときはやや扱いづらく、2~4の間で要調整です。
《天革の騎皇士 ミラクルスター》× 3
デッキコンセプトです。【5cコントロール】や【ヘブンズ・ゲート】など、1枚のS・トリガーで戦況がひっくり返ってしまうような対面で、むしろそれらを利用することができます。
上述の対面では基本的にこのカードがなければ殴れないと言っても過言ではないため多めに3枚採用していますが、《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》により容易にサーチすることができるため、2枚に減らしてもいいかもしれません。
《蒼き守護神 ドギラゴン閃》× 3
ファイナル革命による踏み倒し先はそれほど多くありませんが、3打点かつターン終了時にアンタップする大型ブロッカーというだけでも強力です。
さらにこのデッキでは《天革の騎皇士 ミラクルスター》によって唱えた相手の《ヘブンズ・ゲート》での踏み倒し先筆頭候補です。
雑に使っても強いため、3枚採用しています。
《百族の長 プチョヘンザ》× 1
全体除去とタップインによってビートダウン全般に対して強力な制圧力を誇るカードです。
出しやすい反面、コントロール相手には腐ることも多く、除去耐性などは持っていないため簡単に処理されてしまうことも多く、《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》で局所的にサーチしてくれば良いと考え、1枚のみの採用としています。
《蒼き守護神 ドギラゴン剣》× 1
《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》から革命チェンジして、ファイナル革命によって《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》を出し直しつつSA付与するのが主な仕事です。
デッキの構成上このカードからワンショットに繋げることは困難なので単体性能としては《蒼き守護神 ドギラゴン閃》の方が上ですが、そちらとは異なりほぼ確実にクリーチャーを踏み倒すことができます。
殿堂カードなので1枚採用です。
《時の法皇 ミラダンテXII》× 1
ファイナル革命によってクリーチャーのS・トリガーやニンジャ・ストライクを封じることができます。
ロック効果が返しのターンにも続くので、対面によっては実質EXターンを獲得することができます。
殿堂カードなので1枚採用です。
各カード採用理由 - 超次元ゾーン
《無敵剣 プロト・ギガハート / 最強龍 オウギンガ・ゼロ》× 1
《龍覇 ラブエース》、《最終龍覇 ロージア》の両方から出すことができ、一度限りの除去耐性を付与することができます。
《異端流し オニカマス》のような、置換効果以外のコスト踏みたおしメタが立っている状況で出すことで龍解することができます。
《始まりの龍装具 ビギニング・スタート / 終わりの天魔龍 ファイナル・ジ・エンド》× 2
《龍覇 ラブエース》に装備することで次のドラグナーの召喚コストを軽減することができ、龍解することで《爆熱天守 バトライ閣》のトリガーや種々の革命チェンジ元としての運用も可能になります。
除去に乏しいビートデッキ対面では、《龍覇 ラブエース》にこのカードを装備させ、次のターンに《最終龍覇 ロージア》に《始原塊 ジュダイナ》を装備することでターン終了時にこのカードと《始原塊 ジュダイナ》を龍解させることができ、ほぼ詰みの状態を作ることが可能です。
《龍覇 ラブエース》に装備させる筆頭候補なので、2枚採用しています。
《爆熱剣 バトライ刃 / 爆熱天守 バトライ閣 / 爆熱DX バトライ武神》× 1
《龍覇 ラブエース》や《最終龍覇 ロージア》にウェポン面を装備することでターン終了時にフォートレス面へと即龍解させることが可能です。
その後のターンでは、《爆熱天守 バトライ閣》自身の効果や、革命チェンジ、マジボンバーなどでクリーチャー面へと龍解させ、過剰打点を形成しに行くことが可能です。
《爆熱DX バトライ武神》の攻撃時の効果で《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》がめくれた場合は、《爆熱DX バトライ武神》をバウンスすることで龍回避しつつ、《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》の攻撃時に革命チェンジを行い《爆熱DX バトライ武神》へと再龍解することで閣ループを擬似的に再現することができます。
《将龍剣 ガイアール / 猛烈将軍 ガイバーン》× 1
S・トリガーで出てきた《最終龍覇 ロージア》に装備することでウィニーを焼くために採用しています。
メインデッキにガイアール・コマンド・ドラゴンは採用していませんが、火文明を含むドラグハート・クリーチャーはどれもガイアール・コマンド・ドラゴンを持っているため、それらの攻撃時に龍解することができます。
《邪帝斧 ボアロアックス / 邪帝遺跡 ボアロパゴス / 我臥牙 ヴェロキボアロス》× 1
《最終龍覇 ロージア》に装備することで《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》をマナゾーンから出すことができます。
出したいクリーチャーは《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》しかいませんが、それだけでも十分強力です。
《始原塊 ジュダイナ / 古代王 ザウルピオ》× 1
ウェポンの状態でもドラゴンをマナ召喚できるようになるため、このデッキではほぼマナを手札として扱えるようなものであり、クリーチャー面へと龍解させることで維持している限り永続的にダイレクトアタックを阻止することができます。
4コストで《龍覇 ラブエース》を召喚し《始まりの龍装具 ビギニング・スタート》を装備、次のターンに《最終龍覇 ロージア》を召喚してこのカードを装備させるのが対【赤単我我我】や【ラッカ鬼羅スター】での定石です。
《銀河大剣 ガイハート / 熱血星龍 ガイギンガ》× 1
《最終龍覇 ロージア》をSA化させることで即座に革命チェンジにつなげたり、《熱血星龍 ガイギンガ》への龍解を狙うことができます。
どちらの動きも非常に強力で、2枚目の《最終龍覇 ロージア》をアタッカーとして運用できるように2枚採用してもいいかもしれません。
不採用カード・採用候補カードについて
《モモキング -旅丸-》
唯一のドラゴンの踏み倒しメタクリーチャーであり、メタ範囲も非常に広いので、中盤までの繋ぎとして活躍してくれるカードですが、《雷龍 ヴァリヴァリウス》の着地を阻害してしまいます。
今回は、中盤以降の圧力を意識して《聖霊龍騎サンブレード・NEX》を優先しましたが、その枠と差し替えてもいいかもしれません。
《王来英雄 モモキングRX》
《アルカディアス・モモキング》
色も合い、《生命と大地と轟破の決断》や《邪帝斧 ボアロアックス》などの相性の良いカードも多々採用していますが、8枚も枠を割けなかったことと、《アルカディアス・モモキング》の環境的な刺さりが悪いことから採用を見送りました。
逆に言えば、《アルカディアス・モモキング》の通りが良さそうなら他の枠を大幅に削ってでも採用する価値のあるパッケージだと思います。
動かし方
初動のマナブーストから、《龍覇 ラブエース》、《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》、《聖霊龍騎サンブレード・NEX》、《雷龍 ヴァリヴァリウス》の召喚からスタートします。
ビート対面では《古代王 ザウルピオ》の龍解を、コントロール対面では《天革の騎皇士 ミラクルスター》でのシールドブレイクを目指します。
終盤は《爆熱DX バトライ武神》を絡めて過剰打点を形成して削り切ります
おわりに
デッキの基盤の性質上どうしても高いカードを大量に採用しなければならなかったのが悔やまれるところですが、その分デッキパワーも非常に高く仕上がったと思います。
しかし、《天革の騎皇士 ミラクルスター》を出すだけならばそれらのパーツに依存する必要もないため、機会があればまた他のデッキタイプで《天革の騎皇士 ミラクルスター》を使用したデッキを考えてみようと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
おわりです。