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【オリジナル】ラッカt黒ウルボランス・デリート【新カード】

こんにちは。Shecterowです。

デュエル・マスターズ - 通称デュエマのカジュアルデッキを投稿しています。


突然ですが皆さん、本日《戦霊混成 ウルボランス》というカードが発表されたのをご存知でしょうか?

はじめに

本日、公式twitterにて、以下のカードが発表されました。

戦霊混成 ウルボランス SR 光/水/火文明 (8)
クリーチャー:ディスペクター/エンジェル・コマンド/アースイーター 11500
EXライフ
ブロッカー
W・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、自分の手札を2枚まで捨てる。その後、こうして捨てた手札の枚数より1枚多くカードを引く。
各ターン、自分の最初のクリーチャーが召喚によって出た時、そのクリーチャーのコスト以下の呪文を1枚、自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。

光のブロッカーであり、手札補充能力と、各ターン最初のクリーチャーの召喚に反応して呪文のコスト踏み倒しを行う効果を持っています。

ネットの反応では、なんとなく《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》と相性の良さそうな効果から割と評価が分かれていました。

【ラッカ天門】を何度か回したことある私としては、正直このカードを使用しなくても、ドロー効果も《T・T・T》を何度か打てば潤沢に手札があるうえに、大体のことは《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》で解決できるということからあまり高い評価はできませんでした。

しかしそれは環境デッキとして強いかどうかという話で、大型の呪文をも踏み倒せる効果を持っているということで、ファンデッキを作る上ではこの上なくおもちゃにできるカードだと思っています。

今回は、《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》で打てない11コストの呪文《オールデリート》を打つためのデッキを作成してみました。

クリーチャーの召喚に反応して呪文を打つということで、ツインパクトクリーチャーを意識的に採用しています。

デッキレシピ

グループ 10

メインデッキ 40
《セイレーン・コンチェルト》× 1
《T・T・T》× 4
《「伝説のサイバー・パワー!」》× 4
《閃勇!ボンバーMAX》× 2
《禁時王秘伝 エンドオブランド》× 3
《神の試練》× 2
《ヘブンズ・ゲート》× 4
《機術士 ディール / 「本日のラッキーナンバー!」》× 1

《ボルシャック・スーパーヒーロー / 超英雄タイム》× 2

《龍装の悟り 天命 / ヘブン・デ・エンドレーサ》× 2
《戦霊混成 ウルボランス》× 4
《星門の精霊 アケルナル / スターゲイズ・ゲート》× 4
《オールデリート》× 4
《龍素記号 Mj リンシャンカイホ》× 3

構築した時点でのデッキ価格は未発売カードを除き最安値で8300円です。(トレカカク調べ)
思ったよりもかなり安く構築することができ、《戦霊混成 ウルボランス》の値段次第ですが、1万円以内で組めそうです。

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各カード採用理由

《セイレーン・コンチェルト》× 1

セイレーン

実質0コストで墓地の呪文を1枚増やしつつ、マナ回収ができるということで採用しました。あまり積極的に使用するカードではないですが、中盤から終盤にかけて、うまいこと引けたらそこそこ活躍します。
殿堂カードなので1枚採用です。

《T・T・T》× 4

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3コストにして3枚ドローできるスーパーカードです。このカードを3ターン目に打つことで、その後の動きが一気に動きやすくなるので最大枚数採用です。
《オールデリート》を打つときに相手のブロッカーをタップしてダイレクトアタックを決めやすくすることもできます。

《「伝説のサイバー・パワー!」》× 4

サイパワ

ドローソースとしては《T・T・T》の5枚目以降ですが、このデッキでは《龍素記号 Mj リンシャンカイホ》の召喚が早まるように呪文を捨てられるこのカードもかなり優秀です。《T・T・T》と合わせて8枚耐性になるように最大枚数採用しています。

《閃勇!ボンバーMAX》× 2

ボンバー

【ラッカ天門】では《イグゾースト・Ⅱ・フォー》が採用されていく枠としての採用です。
そちらと異なり墓地の呪文を減らすことはない反面、そちらと同様に4ターン目にさらにデッキを掘り進めていくという動きも取れる上に、S・トリガー付きのタップ呪文でもあるので防御札としても優秀です。
《T・T・T》と同様に《オールデリート》を打つときに相手のブロッカーをタップしてダイレクトアタックを決めやすくすることもできます。
弱いカードではないですが、《T・T・T》の効果と比べるとやや見劣るので、枠埋め分の2枚のみの採用です。

《禁時王秘伝 エンドオブランド》× 3

禁時王秘伝

コスト8までのクリーチャーの除去+2枚の手札交換+5コスト以下の呪文ロックと、盛り沢山な効果です。手札交換により墓地の呪文を増やしながら厄介なメタクリーチャーを処理できるということで採用しました。
活躍する場面は多いですが、他の主要な動きとコスト帯が被るため、3枚のみの採用としています。

《神の試練》× 2

神の試練

《龍風混成 ザーディクリカ》を使用したループに使うこともなく、《龍素記号 Mj リンシャンカイホ》によるライブラリアウト回避も簡単なこのデッキですが、ある程度デッキを掘り進めた後に《戦霊混成 ウルボランス》の召喚と同時にこのカードを唱えてEXターンを獲得し、EXターン中に《龍素記号 Mj リンシャンカイホ》を召喚して《オールデリート》をしたりと活躍できる上に、雑に使っても手札補充ができるため2枚採用しました。

《ヘブンズ・ゲート》× 4

ヘブンズ・ゲート

主に《戦霊混成 ウルボランス》を2体同時展開して墓地の呪文枚数を一気に増やすために用います。このカードと《戦霊混成 ウルボランス》で2枚ずつ捨てたカードの計5枚で、《龍素記号 Mj リンシャンカイホ》の召喚コストを5軽減することができ、仮にそれまでに墓地がリセットされていたとしても、次のターンに7コストで《龍素記号 Mj リンシャンカイホ》を出すことができるようになります。
防御S・トリガーとしても非常に優秀で、最大枚数採用に異論はないかと思います。

《機術士 ディール / 「本日のラッキーナンバー!」》× 1

ディール

クリーチャー面はコスト指定の除去であり、呪文面はコスト指定のカード使用ロックと、中盤に相手の動きに合わせて使えるために採用しています。
また、このデッキでは《スターゲイズ・ゲート》で《戦霊混成 ウルボランス》出した後からこのクリーチャーの召喚とそれに反応したドローソースの使用と動けるため非常に相性が良いです。
殿堂カードなので1枚採用です。

《ボルシャック・スーパーヒーロー / 超英雄タイム》× 2

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クリーチャー面で全体火力、呪文面で軽量カード指定除去を放つことができます。
呪文面は厄介なメタクリーチャーやフィールドを処理するのに使え、クリーチャー面は《機術士 ディール》と同様《スターゲイズ・ゲート》で《戦霊混成 ウルボランス》出した後からこのクリーチャーの召喚とそれに反応したドローソースの使用と動けるため非常に相性が良いです。
低コストのカード指定除去は打つ相手が限られており、欲しいときに1枚だけ引けていればいいので2枚の採用です。

《龍装の悟り 天命 / ヘブン・デ・エンドレーサ》× 2

天命

クリーチャー面は相手のカード使用を妨害し、自分の動きを軽くすることができるブロッカーです。呪文面は1コスト重くなって進化も選べるようになった《魂と記憶の盾》です。
呪文面が《奇天烈 シャッフ》に宣言されにくいコスト4の除去かつ再利用しづらく高コストにまで有効な盾送り除去という点と、《ヘブンズ・ゲート》に対応するクリーチャー面が付いているということで2枚採用しました。
また、《ヘブンズ・ゲート》から《戦霊混成 ウルボランス》を展開した次のターンに召喚するという動きも可能です。

《戦霊混成 ウルボランス》× 4

ウルボランス

コンセプトです。cipの手札交換で墓地の呪文を増やすことで《龍素記号 Mj リンシャンカイホ》の着地を補助しつつ、そちらが召喚したときに《オールデリート》を放つことができ、さらにこのクリーチャーはEXライフで場に留まることができます。
基本的に《神の試練》を使用した動きを行わない限りはこのカードを出してから1度ターンを渡さなければならず、そのときに除去されては困るため、《ヘブンズ・ゲート》による複数展開も視野に入れて最大枚数採用しています。
各ターン最初の召喚としてこのカードを召喚したときに呪文を踏み倒せるかどうかについて、正式回答はまだ出ていませんが、能力のトリガー自体は《断影龍 ユスティーツァ》のように行われるので、おそらく踏み倒せると思います・

《星門の精霊 アケルナル / スターゲイズ・ゲート》× 4

アナル

クリーチャー面は生きる《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》であり、呪文面はトリガーがなくなり、踏み倒す枚数が1枚減った代わりにコストも1減った《ヘブンズ・ゲート》です。
どちらの効果もこのデッキと非常に相性が良く、特に呪文面は1ターン早く大型ブロッカーを展開できるという点が非常に優秀で、先行であれば今流行りの【赤緑ボルシャック】の9コストの動きよりも先に展開することができるようになります。
呪文面でクリーチャー面を踏み倒すことができ、複数枚引いても困らないことから、最大枚数の採用としています。

《オールデリート》× 4

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コンセプトです。EXライフが残った《戦霊混成 ウルボランス》がいるとそのままダイレクトアタックしにいくことができます。
序盤に引いても心置き無く捨てられるように最大枚数採用としています。

《龍素記号 Mj リンシャンカイホ》× 3

リンシャン

墓地の呪文の数だけコスト軽減することができ、《オールデリート》よりも高いコストのクリーチャーです。同じように自己コスト軽減できる大型クリーチャーは他にもいますが、このカードはノイズにならない水単色かつ《ヘブンズ・ゲート》や《T・T・T》などの【ラッカ天門】の基盤となっている強力な呪文を採用することができるということで選択しました。
地味にカード指定バウンス効果も持っています。
このカード自身が呪文でないため枚数は3枚に抑えています。

不採用カード・採用候補カードについて

《イグゾースト・Ⅱ・フォー》

イグ

優秀なカードですが、墓地の呪文を減らしてしまうという理由で不採用としました。1枚2枚程度なら気にならないというのであれば採用もありだと思います。

《暴走龍 5000GT》

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墓地のクリーチャーの数だけ自己コスト軽減します。《龍素記号 Mj リンシャンカイホ》との選択枠です。
単体では優秀ですが、デッキ全体をクリーチャーに寄せなければならす、《ヘブンズ・ゲート》が採用しづらくなるため不採用としました。

《魔光帝フェルナンド VII世》

フェルナンド

墓地の呪文の数だけ自己コスト軽減します。《龍素記号 Mj リンシャンカイホ》との選択枠です。
《龍素記号 Mj リンシャンカイホ》よりも素のコストが1低く、少しだけ出しやすいですが、デッキにきちんと闇文明を入れないといけなくなり、それだと《戦霊混成 ウルボランス》の着地がやや不安定になるため不採用としました。

《サイバー・チューン》

チューっm

《T・T・T》や《「伝説のサイバー・パワー!」》との選択枠です。今回は呪文の墓地肥やし速度よりも手札補充枚数による安定したコンボ始動に重きを置いたため不採用としましたが、このカードの方が《龍素記号 Mj リンシャンカイホ》の召喚がかなり迅速に行えるようになるため、一考の余地はあると思います。

動かし方

3ターン目、4ターン目と立て続けにドロー呪文を打ち、《戦霊混成 ウルボランス》とその踏み倒し呪文を手札に揃えます。

《「伝説のサイバー・パワー!」》->《閃勇!ボンバーMAX》->《スターゲイズ・ゲート》+《戦霊混成 ウルボランス》と順調に繋げば、墓地に7枚の呪文がたまり、次のターンチャージしなくても《龍素記号 Mj リンシャンカイホ》の召喚を狙いに行けますが、
そうはうまくいかないので、《ヘブンズ・ゲート》による多面展開をメインに戦い、運良く《戦霊混成 ウルボランス》のEXライフが残ったままターンが帰ってきたときに、《龍素記号 Mj リンシャンカイホ》+《オールデリート》のコンボを決めましょう。

おわりに

大型呪文を踏み倒せるディスペクターはずっと待っていたスペックなので発表されてすぐに組んでみました。
まだ全く煮詰まっていないので、これからもこの《戦霊混成 ウルボランス》をどんどんおもちゃにして研究していきたいです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

おわりです。

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