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Midjourney Region機能紹介


はじめに

今回はMidjourneyから新機能「Region」が出たので早速触ってみました。
使い方を紹介します!

「Region」機能とは、要するにInpainting機能です。
投げ縄で部分選択して、そこにプロンプトを当てて、部分編集ができます。

Midjourneyはクオリティが圧倒的に高いサービスなので、とても嬉しいですが、他の多くの画像生成サービスは既に実装されているので、やっとか〜というのが正直な感想です。
めっちゃ美味しいラーメン屋の頑固親父店主が、今までは「俺のラーメンを黙って食え」みたいだったのが、やっとテーブルに味変の胡椒置いてくれたくらいの感じです。

ちなみにこのアカウントでは、他にも網羅的に画像生成AIを実際に触った検証や使い方の紹介などを投稿しています!
興味のある方は、他の投稿もご覧ください!


Region機能の使い方 (部分消しゴム)

まず前提として、この機能はMidjourney Bot内で生成した画像に対してしか使えません。既存の画像を生成AIで部分編集したい場合はAdobeのFireflyなどを試してみてください。

では早速。
まずは、Midjourneyで生成した結果の中から、部分編集したい画像を選びます。今回は下記の結果の中で、1番の画像がいい感じだなと思ったのですが、角が綺麗に鼻の間から生えていなかったので、これを修正してみます。
部分編集したい画像のアップスケーリング(U◯)を選択します。

部分編集したい画像のアップスケーリングを選択

すると下記のようなポップアップが開きます。
左下で、部分選択の投げ縄の形を選択できます。
編集したい部分を選択して、、、あれ?プロンプトを入力する場所がない。
とりあえず、「Submit」を選択、、、。

プロンプトの入力欄がない、、。

すると角が消えました。
どうやら、選択部分を削除する機能だったようです。(部分編集の方法は後述)Fireflyでいうところのマジックイレイサー機能ですね。
といわけで、部分編集を試したかったのに、たまたま見つけてしまった部分削除機能の方法でした。

これはこれで可愛い

ちなみに部分選択は複数箇所できます。

複数箇所の選択


Region機能の使い方 (部分編集)

それで、少し公式のサイトを調べてみると部分編集の方法が分かりました。
部分編集したい場合は、Remixモードにした状態で上記の方法で部分編集ポップアップを開くことで可能なようです。

Remixモードにする方法は、「/Settings」とBotに送信すると
下記のようなメッセージが届くので「Remix mode」を選択するだけです。

モデルの選択など各種設定もできます

こんな感じで、下にプロンプトの入力欄が出てきました。
先程同様に鼻の間から角の部分まで選択し、プロンプトを入力して送信ボタンを押します。

プロンプト:鋭く長い一本の角

ジャーン!綺麗に鼻の間から角を生えました!
綺麗に修正できました。

で、こいつ何?

次に体を部分選択し、プロンプトを当てました。

プロンプト:鯨の体

鯨の身体かは微妙ですが、個人的にいい感じです。
特に画風の指定などしてませんが、しっかり元の画像の画風を踏襲して
編集されています。そこは素晴らしいです。
これでヒレが生えていたら100点でした。

で、こいつは結局何?


最後に

ここまで読んでいただき有難うございました!
他にもMidjourneyに新機能が出れば試してみます。
Stable Diffusion の使い方なども現在シリーズを投稿中です。

Region機能の公式のドキュメントはこちらです。

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