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システムコーチングを受けて。多面的な私と関係を紡ぎ直す

こんにちは!
-あなたと共に、未来を描く- Draw your Future のごとうえりかです。

7月上旬に、「もっくん」こと元木一喜さんがシステムコーチングの相手役を募集していたので受けてみました。

もっくんはこんな方です!

はじめてシステムコーチングというものに触れていて、私がいま探究している「対話や視覚化、キャラクター化などによる外在化→現象の捉え直し」のプロセスがよく似ている感覚があったので、受講後の気づきや感想を記録しておきます!

視覚化や対話による外在化、現象としての捉え直し

◆システムコーチング®って何?

私たちは誰しも人間関係に生きており、その人間関係から影響を受けています。従って、人間関係の中で起きてしまった問題を解決する、もしくはうまくいっている関係をさらに素晴らしいものにする、といったことに対するニーズは、私たちの身の回りからなくなることはありません。
それどころか、より複雑化し、猛烈なスピードで変化する昨今の世界においては、そのニーズはますます高まるばかりです。組織と関係性のためのシステムコーチング(Organization & Relationship Systems Coaching、以下ORSC〈オースク〉)は、このニーズに応える形で開発され、発展してきました。

ここで“システム”とは、2人以上の人間によって成立する関係性すべてを想定しており、具体的には、企業や組織、チーム、上司と部下、といったビジネスにおける関係性から、家族や夫婦、親子などのより身近な関係性、さらには地域コミュニティなどのより広い関係性まで、幅広く想定しています。その観点からもORSC=システムコーチングは従来のコーチングの域を超えており、より広義に「関係性システムワーク」とも捉えられます。

CRR Global Japan ホームページより引用

私の中で、システムコーチング®といえば「システム」「2人以上の人間によって成立する関係性」を扱うもの、という認識だったので、どのように対個人向けのセッションが行われるのか?関心がありました!


◆今回受けたワーク「我に返る」

もっくんが投稿したFacebookの文章に惹かれて、手を挙げました。

ここ最近学んでいることのなかで、関係性にアプローチする、システムコーチングという考えを学んでいて。最近、体験・学習したワーク「我に返る」というワークを実施させてくれる方を募集しています。
過去経験した困難な出来事と同じ状況になると、反射的に反応したり、我を失ったりすることって大なり小なりあると思うんです。

■イメージ
・普段自分は温和だと思っているのだけど、自動車に乗ると汚い言葉つかったりする
・部下の仕事の仕方にキツイ言葉をかけてしまう。時間を置いてから、少し反省してしまう
・キツイ言葉づかいを受け取ると、身体が固まってしまう
・何か言われたら「ごめんなさい」と心のなかで思っている以上に、まずは謝ってしまう自分がいる


などです。感覚としては、状況にはそぐわないほど、厳しさや違和感があったり。無気力や、頭が真っ白になる感覚を伴うようなケースです。元木の場合は、強い口調での発言や態度で発言されるとき、頭が真っ白になることがありました(今も0ではないですが、今はそんな自分と対話できるようになってきました少しずつですが)

そんなことを少し紐解いたりするお手伝いさせてもらえませんか。

もっくんのFacebook投稿より引用

「こういうこと、ある〜〜〜!!」
って、思いませんか?私は思いました。笑

これまでもセルフマネジメントやセルフケア、自己理解や自己受容を深めていく中で、こういった反応は「なんとかしたいこと」の1つでしたが、
システムコーチングはどのように影響をするのかな?と興味津々でした。

受講したセッションは60分間で、下記のような流れでした。
・自己紹介、チェックイン、参加動機の共有
・システムコーチングのワーク「我に返る」体験
・チェックアウト

◆セッションの感想

自分の中に多面的にいる、もう1人の自分との関係と向き合い直す。

上記の投稿にある「イメージ」の中で共感することや、似たような事例をお話ししながら、どのようにしてその時の「自分」がふっと出てくるのか?どのような役割を持って出てくるのか?深堀していただきました。

ワーク中の自分の状態は、集中していてあまり覚えていないのですが、イメージとしては遊戯王に出てくる「もう一人の僕」とお話ししてる感じです。(伝わるのかなこれ笑)

その時の自分が守ろうとしていたこと。果たそうとしていた役割。大切にしたかった何か。訴えていること。
その子がどのようにして、なんのために生まれたのか。

過去の自分が人生を生き残るために形成された、私の大切な一部分。
その子(側面)と、どのように向き合い直し、関係を紡ぎ直すのか?

ということ深堀できる時間でした。

もちろんこのセッションで全ての困った瞬間に対処できるわけではないと思いますが、それでも「もう一人の私のトリセツ」はもらえた気がしています。

これまでなんとかしたい!と思っていた自分の一部分が、妙にかわいい!と愛おしく感じられたのは一番の大きな変化でした。
きっと今後も反応してしまう部分はあるのですが、出てきた時は「どうどう、大丈夫よ。ありがとうね」と首根っこつかみたいと思います。

肩に野性味あふれるノラ黒猫ちゃんが乗ってるイメージ。首輪はつけられないし、シャーシャー言うし、すぐに猫パンチするけど、それにも理由があるのです。かわいいやつ!

コーチングで言語化の機会をいただいたことや、セッション後にわきおこってきた「もう一人の私」のイメージを描いてみて、多面的な私の一部の、輪郭を掴みやすくなった!という感覚があります。

今後、同じような場面に出会うことがあったら、まずはこの子を思い浮かべてみたいです。

相手役をしてくれたもっくん、ありがとうございました!
みんなにも受けてみて欲しいな。組織やチームで受けても、やっぱり面白いと思います。
ピンときた方はもっくんまでぜひお問い合わせください◎


◆プロフィール

後藤 恵理香(ごとう えりか/Goto Erika)
Draw your Future 代表
ビジュアル・プラクティショナー(可視化の実践者)

大学卒業後、キャリア教育を推進するNPOに入職。コーディネーターとして、学校・地域・企業など多様な立場の人と協働しキャリア教育プログラムを推進。異なる背景を共有し対話を深める手法として、2016年から対話の可視化の実践をはじめる。
現在、ビジュアル・プラクティショナー(可視化の実践者)として、グラフィック・ファシリテーション/レコーディングなどの技法を活用し、対話の場やプロセスの支援を行う。

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