【画像付き解説】ハードウェアウォレットLedgerの初期設定から資金を受け取る方法
1. Ledger初期設定の手順
まずLedgerが届いたら、開封して中身を確認しましょう。
もし、デバイスが破損していたり、不審な点がある場合は、カスタマーサポートにお問い合わせください。
Ledgerサポートページの右下「Help」ボタンをクリックして、チャットを開くことができます。
届いた商品に問題がなければ、以下のLedger初期設定を進めましょう!
(1)パソコンにLedger Liveアプリをインストールする。
Ledgerデバイスの初期設定には「Ledger Liveアプリ」が必要です。
資産の管理にも使用するアプリなので、必ず公式サイトからインストールしましょう。
Ledger公式ページはこちら↓
https://www.ledger.com/ledger-live
(2)Ledger Liveアプリを開き、使用するデバイスを選ぶ。
(3)新しいNanoをセットアップする。
(4)PINコードの設定。
4から8桁の数字を設定してください。
(5)リカバリーフレーズを書き留める。
デバイスに表示される24単語のリカバリーフレーズを紙に書き留めましょう。
以下は、同梱されているリカバリーシートの例です。
注意:リカバリーフレーズは絶対に他人に教えてはなりません。またリカバリーフレーズを書き留めた紙を紛失した場合、再発行はできません。資産へアクセスすることができなくなります。
(6)正規品チェックを行う。
Ledger Liveでは、お手元のLedgerデバイスが正規品であることをチェックすることができます。
デバイスをパソコンに接続して、PINコードを解除してください。
正規品チェックをクリアしたら、初期設定が完了です!
2. Ledgerへ資産を入金する方法
まず、Ledger LiveとLedgerデバイスで保管したい暗号資産のアプリをインストールする必要があります。
(1)Ledger Liveに暗号資産アカウントを追加する方法
アカウントページ右上の「+アカウントを追加」ボタンから暗号資産のアカウントを追加しましょう。
追加したい暗号資産を選んだら、デバイスを接続してインストールします。
(2)受取アドレスを取得する方法
受取アドレスを取得する場合は、左のメニューから「受け取る」タブを選びます。暗号資産を受け取りたいアカウントを選びます。
次に、デバイスを接続してアプリを開きます。
デバイスを接続すると、アドレスが表示されます。
パソコンに表示されているアドレスとデバイスのスクリーンのアドレスが同じである事を確認してください。
(3)取引所から資産を送金
普段使用している取引所から暗号資産の送付を行ってください。
宛先アドレスに先ほどコピーしたアドレスをペースとしてください。この際に、Ledgerのアカウントと送る暗号資産が同じである事を確認してください。
例えば、Ledgerのビットコインアドレスにイーサリアムを送付することはできません。
暗号資産はそれぞれ異なるブロックチェーンを使用しているため、受取アドレス・アカウントも異なります。
3. Ledger Liveの機能
Ledger Liveには、暗号資産の受け取りの他にもサービスを提供しています。
以下はサービスの一例です。
暗号資産のスワップ(Changelly等のサードパーティに接続)
ステーキング
NFTの保管
暗号資産のステーキングは、預けるバリデーターにLedgerを選ぶことも可能です。暗号資産を預けて、報酬を得ることができます。
このように、Ledgerはただ暗号資産を保管するだけのウォレットではありません。
Ledgerで暗号資産へのセキュリティを提供しながら、利用できるサービスの充実化を目指しています。
最後に
Ledgerの設定の仕方やLedger Liveの使い方を解説しました。
近年、NFTや暗号資産の盗難や取引所のハッキング被害が問題視されています。
盗まれる前に、正しい知識を身につけて対策を取ることが大切です。
ぜひこの機会に、Ledgerを使用して安全に暗号資産の保管しましょう!
Ledgerの公式サイト↓