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【簡単】メタマスクの使い方!安全に使用するための3つの注意点

暗号資産のウォレットの中で、圧倒的な人気を誇るのがメタマスク!

「メタマスクとは?」「何が保管できるのか?」

これらを正しく理解していないと、最悪の場合資産を全て盗まれる可能性があります。

この記事では、3つの注意事項と合わせてメタマスクを初心者向けに徹底解説します!

1. メタマスクとは?

Metamask(メタマスク)とは、暗号資産を保管するウォレットです。

数ある暗号資産ウォレットの中でも、主に、イーサリアム系のコインやトークンを保管できるソフトウェアウォレットと位置付けられています。

「イーサリアム系のコインやトークンとは?」ピンとこない方も多いかもしれません。

具体的にメタマスクで何が保管できるのでしょうか。
以下で詳しく解説します。

(1)イーサリアムとERCトークン

イーサリアムのブロックチェーンには、イーサリアム(ETH)に加えてイーサリアムブロックチェーンで互換性をもつERCトークンがあります。

このERCトークンは、ERC20・ERC223・ERC721など全部で9種類のカテゴリーが存在します。その中でも、メタマスクのイーサリアムウォレットで保管できるのは、イーサリアム(ETH)と「ERC20」に分類されているトークンです。

(2)ERC20トークンとは?

ERC20トークンは、日々新しいトークンが追加されており、その数はなんと400,000種類以上。もはや数え切れないほどのERC20トークンが存在します。

以下が、中でもよく利用されるERC20トークン一覧です。

テザー(USDT)
ダイ(DAI)
ポリゴン(MATIC)
チェーンリンク(LINK)
ベーシックアテンショントークン(BAT)

これらのトークンは、メタマスクのイーサリアムウォレットに保管することが可能です。

2. メタマスクで何ができるの?

メタマスクの公式ページによると、メタマスクは世界中で3000万人を超えるユーザーに利用されています。

なぜこんなに圧倒的な人気を誇るのでしょうか?

第一にメタマスクは、無料で使用することが可能です。

月会費等の費用は発生しないため、必要に応じて複数のウォレットを開設することもできます。

しかも、ただ暗号資産を保管するだけのウォレットではありません!

メタマスクウォレットを接続して、Uniswap(ユニスワップ)やOpensea(オープンシー)をはじめとするサービスを利用することが可能となる、便利なウォレットなのです。

例えば、所有するイーサリアムをステーブルコインUSDCに交換したい場合、ユニスワップにウォレットを接続するだけで簡単に取引が可能です。

Uniswapの取引画面の様子

同様にOpenseaの公式サイトへメタマスクを接続すると、NFTを購入・売却することができます。

dYdXで暗号資産をトレーディングする場合にも、メタマスクがサポートされています。

つまりメタマスクは、さまざまなDeFiサービスに接続することができる暗号資産を保管用のソフトウェアウォレットです!

メタマスクウォレットを開設する方法は、以下の記事を参照してください↓

3.  メタマスクの3つの注意点

メタマスクを使用し始める前に、3つの注意点があります。

注意点① 保管できるのはメタマスクが対応してる暗号資産だけ!

まず、異なるチェーンの仮想通貨は、同じアドレスで保管することができません。

例えば、メタマスクウォレットに、ビットコインを送付したらどうなるでしょうか?
そのビットコインは、ウォレットに届くことはありません。完全に失われてしまいます。

これは、イーサリアムとビットコインが異なるチェーン上に存在するためです。
一方で、メタマスクはイーサリアム以外のチェーンにも対応しています。メタマスクが対応しているチェーンは以下の通りです。

  • ​​Binance Smart Chain(BNB)

  • Polygon(MATIC)

  • Avalanche(AVAX)

  • Fantom (FTM)

  • Harmony (ONE)

これらのチェーンを使用する場合、イーサリアムのウォレットとは別にアカウントを作成する必要があります。

メタマスクへ資産を送金する際には、ウォレットのチェーンが対応している暗号資産であることを確認しましょう!

注意点② メタマスクのセキュリティ問題

メタマスクは、暗号資産ウォレットの中でも、ソフトウェアウォレットに分類されます。ソフトウェアウォレットでは、オンラインで秘密鍵の生成と保管を行います。

つまり、インターネットに接続されている以上、ハッキングされるリスクがあるのです。より安全に資産を保管したい場合は、ハードウェアウォレットの使用が推奨されています。

また、セキュリティ面での対策として、複数のメタマスクウォレットを作成することも可能です!

これは、悪意のあるスマートコントラクト(契約)に署名してしまった場合の被害額を軽減するためです。

NFTのフリーミントをご存知ですか?
フリーミントとは、NFTの無料配布を意味します。

「24時間限定!NFTを無料で入手するチャンス!」といったように、
フリーミントを誘い文句に、詐欺師が悪意のあるスマートコントラクトに署名をさせるケースがあります。

メタマスクで詐欺のスマートコントラクトに署名した場合、該当するアドレスの資産が全て盗まれてしまいます。

怪しいトランザクションやスマートコントラクトに署名しないことは大前提ですが、誤って署名してしまった場合に備えることも大切です。

ソフトウェアウォレットのセキュリティには、限界があることを理解した上で、正しい対策を取りながらメタマスクを利用しましょう。

注意点③ メタマスクのリカバリーフレーズを守る

メタマスクウォレットを開設した際、12単語からなるリカバリーフレーズを書き留めます。このリカバリーフレーズは、絶対に他人に教えてはなりません。

そもそも、リカバリーフレーズとは何か?
リカバリーフレーズとは、資産にアクセスするための鍵となります。

リカバリーフレーズを入手することができれば、紐づくウォレットを閲覧できるのはもちろん、資産を移動させることができます。

ハッカーの立場になってみてください。
ソフトウェアウォレットをハッキングするか、ウォレットの持ち主を騙してリカバリーフレーズを盗み出すか、どちらが低コストで簡単でしょう?

答えは、ウォレット所有者を騙してリカバリーフレーズを聞き出す、または盗み出す方法です。

よくある詐欺に、フィッシング詐欺と呼ばれるものがあります。
以下はその一例です。

Aさんはある日、Metamaskから「あなたのウォレットで異常が発生しました。」というメールを受け取りました。

メールには、アカウントを修復するためのリンクが貼られており、そのページではリカバリーフレーズの入力が必要でした。

Aさんは、そのメールが詐欺であると気が付かず、リカバリーフレーズを入力。再度ウォレットにアクセスしたところ、全ての資産が詐欺師のアドレスへ送付されていました...。

このような場合、資産を取り戻すことは不可能です。メタマスクから直接メールでリカバリーフレーズを聞かれることは、絶対にありません。全て詐欺です。

絶対にリカバリーフレーズを他者に教えないようにしましょう。そして、リカバリーフレーズをスクリーンショットに撮ったり、パソコン内のメモに保存するのも厳禁。

パソコンがハッキングされてリカバリーフレーズを盗まれる可能性があります。リカバリーフレーズは、紙に書き留めて紛失しない安全な場所に保管しましょう。

最後に

メタマスクの使い方やウォレットの開設方法、使用上の注意点を紹介しました。
近年、詐欺の手口も巧妙化しています。ウォレットのリスクや使い方を正しく理解して、資産を守るようにしましょう。

メタマスクウォレットを開設したら、すぐにdYdXでトレーディングが開始できます。dYdXは、暗号資産をトレーディングできる分散型の取引所です。獲得した利益は、自由にメタマスクウォレットへ戻すことができます。

さらにdYdXは、登録や本人確認手続きも不要
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