そうべつりんごめぐりに行ってきた記録
昨年に続き、今年も木下ひなたが壮瞥町りんご大使に就任し、10/13(日)からそうべつりんごめぐりが開催されることが発表された。
コラボ2年目!!!すごい!!!!おめでとう!!!!!
2年目ともなれば描き下ろしはあるしグッズも増えている。パワーアップぶりもすごい。昨年行って応援してくれた人たちのおかげだね……感謝です。
昨年はミリオン10thツアーの遠征やらで資金に余裕がなく、泣く泣く断念したので、次があるなら是非……という想いはあった。
最高すぎて人生ベストオブイヤーと言ってもいいのでは?と思うくらいだった2023年、唯一残した悔いと言っていいくらい。
今年も開催とコラボが決まったなら……こりゃもう行くっきゃないでしょうよ!!!
というわけで行ってきました。壮瞥町。
🍎事前の下調べ
壮瞥町へ行くのはいいけれど、車が使えないので公共交通機関を使って行く必要があった。
軽く調べた感じ一番手っ取り早いのはこのルート。
新千歳空港から南千歳駅まで移動して、そこから特急で伊達紋別駅へ。そこからバスで移動して壮瞥町へ行く、というのが簡単な流れ。
意外と単純っぽい、良さそう!じゃあ適当な飛行機取って…と言いたいところだけど……ちょっと待った。
せっかく行くならもちろん……オープニングセレモニーに行きたい!!!今年は就任ボイスもある。現地で聞きたいに決まってる。
じゃあオープニングセレモニーが始まる9時半までには到着できる、超早い飛行機の便と特急の組み合わせは?……流石に無い。
そりゃそうか……だって6時には空港に着いてるくらいじゃないと間に合わないから。朝4時から出発するような飛行機は無いよね……。
という訳で前日入りが確定。日帰りでオープニングセレモニー見れるほど北海道は甘くなかった。
宿は特急が停まる駅で適当に。あまり遠すぎてもホテルで睡眠時間が取れなくなるので、少し迷ったけど安めの宿があった苫小牧で決定。
🍎そうべつりんごめぐり前日
まずは羽田空港から飛行機で新千歳空港へ向かう。
旅のお供はあらかじめ作っておいた木下ひなたプレイリスト。「旅立ちのコンパス」がとにかく沁みる。沁みすぎて歌詞をそのままポストだってする。
今回の旅の何が最高かって……これから目指す夢の先が、漫画でのひなたの生まれ故郷、そのモデルになった町だってこと。
飛行機に乗って約1時間半、新千歳空港に到着。そのままJRで南千歳駅→苫小牧駅へと移動。
苫小牧駅に到着したときにはもう22時前。
店もほとんど開いてないので、とりあえず開いていた近くのラーメン屋で早めに晩飯を済ませた。その後は宿に直行・即就寝。
なんてったって明日は早い。とにかく睡眠を取っておかないと……。
🍎そうべつりんごめぐり当日
早朝5時過ぎ、起床。これから6時44分発の特急に乗って伊達紋別駅に向かうので、準備を済ませて6時頃には宿を出発する。
途中でセイコーマートに遭遇したので朝食はここで。初セイコーマート。
苫小牧駅から伊達紋別駅まではおよそ50分。のんびり揺られながら朝食を食べる。せっかくなので車窓からの景色も写真も撮った。
初めて旅行にぬいを持ってきたけど、いいね。一緒に旅してる感じが出て。
7時半ごろ、伊達紋別駅に到着。
漫画Blooming Cloverにも出ていた「ひなたちゃん家の最寄り駅」。漫画の中にもあった光景が今目の前にある!目的地にどんどん近づいてきた実感が凄い。
8時ごろ、駅のすぐそばにあるバス停で「胆振線」に乗り、いよいよ壮瞥町に向かう。
乗車時間は30分ほど。
伊達市内、特に駅からそう離れていない場所はいたって普通の町並み。しかし、バスが進むにつれ建物の数が少なくなり、畑や自然の占める割合がどんどん多くなってきた。
ひなたの過ごしていた環境はこういった風景の先にあるのか……という驚きというか実感というか……そういう感覚や、目的地に近づくワクワク感もあり、なんだかちょっとそわそわしてくる。
本来「農協前」で降りるつもりだったが、少し用を足したかったので「滝の町」で下車。
後ろを振り返ると……昭和新山と有栖山が。実際に見ると思っていたよりも迫力というか……近い。圧を感じる。
ただ、それ以上にも感じたのが……とにかく空が広い!
いくつか立ち並ぶ建物の先にあるのは山、もしくはすぐ空。少し顔を上げるだけで視界の殆どが空になるくらい、空が広い。
ひなたの楽曲では「ハッピーマイガーデン」や「グッドサイン」で「空」を考えることが多かったから、ここで真っ先に感じたのが「空」なの、なんか良いな。
不思議な縁でここに来て、空を見上げて。遠くの空にも繋がったね。
オープニングセレモニーの会場である「地域の遊び場 ミナミナ」まで歩いて向かう。
時間は9時前、まだ少し肌寒さはあるものの、この天気と日差しなので、動いているとむしろ暑いくらい。
北海道だからと警戒して厚めの上着を持ってきたけど、完全に荷物になるくらいの暖かさ。次はもっと薄着でいいかも。
会場が近づくにつれ、右手に見える景色の割合に畑が多くなってくる。左手には学校があったりもしたがその先はすぐ森や山のように見える。
なんというか……凄い。とにかく緑に囲まれている。りんご農園で育ったということは、まさにこんな感じの町並みで育って来たんだな……。
しばらく進むと大きめの建物が見えた。これが道の駅か!
道を曲がって更に右へ目をやると、目的地の「地域の遊び場 ミナミナ」が入っている建物が見えてくる。
……既にもう結構な人がいないか!?
会場の前では既にP達が列を作って並んでいた。もう6列くらいはありそう……?
どこから来たかのアンケートも兼ねた名簿があったので名前を書き、自分も列に並ぶ。待機列ではりんごも配っていた。品種は早生ふじとのこと。ありがたくいただく。美味い!ご馳走様です。
会場前ではBGMとしてASの楽曲が流れていた。曲はもう忘れたけど、とにかく律子の歌声が聞こえてきた記憶がある。途中チクタク(オリジナルのほう)が流れてきてグッと来た。ひなたがカバーしたチクタク、すごい良いからね……。
想定以上に人がいるようで、開場前には入りきれない場合は窓の外から見ることになるとのアナウンスが入る。見やすいように前日に草刈りをしましたので……と言ったところで皆から拍手が上がった。あったかい場でいいね……。
しばらくして準備が終わり、会場に入り始める。
少し到着が遅かったため、入れるのか?入れないのか……?という状態でしばらく待ってから入ることに。入れるだけでもありがたいくらいの気持ちでいたので超嬉しい!!!!
中に入ると、もっと入れるようにとみんな詰めていく。このあと登壇する方々も詰める。あったけ~~~場!!!!
しばらくして。ついにオープニングセレモニーが始まった。
どんなオープニングセレモニーだったのか……はInstagramにアーカイブがあるのでそちらを見てもらうとして。
就任式と、想定よりも長々と喋ってくれたひなた。
周りのことを一旦全て忘れて、声だけに集中すると……まさにすぐそこで、ひなたが立って仕事をしているような、そんな感覚があった。
木下ひなたはそこにいた。
ひなた、今ここで立派に大使を務めてるんだな……胸がいっぱいだ。本当に来てよかった。
こうして丁寧にコラボをしてくれた壮瞥町にも感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとう!!!!!
オープニングセレモニーのあとはグッズを買っていよいよりんごめぐりに乗り出す。
りんごは買いすぎても食べ切れないし家の冷蔵庫にも入らないので、制限をかけることにした。今回のコラボトートバッグに入って持ち帰れる数。だってそうしないと全部の果樹園で買えるだけりんご買っちゃいそうだから。
溢れる感謝の想いの行き先は、ふるさと納税にでも向けようかな。
会場を出て、来たときの道へ戻る。さっきは道の駅で曲がったが、今度はさらにまっすぐ進んで行く。
こちらの方向には果樹園が多くあり、つまるところスタンプラリーのメインスポット。
風景も少し変わり、りんごの木が道沿いから見えるような風景が増えていく。
最高の天気と最高の景色。ここで絶対にやりたいことが一つあった。
それは、ひなたの故郷を感じられるこの土地、この景色の中で、ひなたの楽曲を聞きながら歩くこと。
どの曲も良かった。最高だった。全部語ると終わらないので特に最高だった1曲を挙げると、ハッピーマイガーデン。
温かい天気、広い空と自然を近くに感じられる最高の景色の中で、跳ねるようなひなたの歌声を聞いていると自然に足取りも跳ねていく気がする。
ハッピーマイガーデンは特にひなたの成長を感じられる曲なので、こうして1人のアイドルとして愛されている景色の中で聞くのも、色々な想いや物語が重なってまた一段と幸福感が高まるようで……とても、とっっっっても良かった。
あともうひとつ良かったことを共有。
グッドサインやハッピーマイガーデンを聞きながら空を見上げて、空にグッドサインするのすごく良かったです。
ひなたの楽曲を聞きながらの散歩とグッドサイン、みなさんもぜひ一度試してみてください。行こう!!!壮瞥町!!!
あとは各果樹園を回りつつりんごを買い、道の駅にも壮瞥町郷土資料館にも行ったり。ミナミナに戻って祭壇やパネルを撮ったりして、行ける範囲の壮瞥町を堪能した。
あっという間に時間が経って、いつの間にやらもう3時過ぎ。4時前のバスで壮瞥町を離れて空港に向かうため、名残惜しさはあるがもう観光は終わりにしないといけない。
それにしても壮瞥町の景色といい空気感といい……本当に良かった。
実際にここまで来たことで、木下ひなたの人格を育んできた環境の解像度が上がったような気がする。
恐ろしさもあるが美しく雄大な自然の近くで、広い空の下、のんびりした空気に包まれて育ったのかなと。そんな中、生まれたアイドルへの憧れや、上京してアイドルの道を選んだ決意。
そのあたりの想像がより一層膨らんで、この子はもう、アイドルとして絶対に幸せになれるようにしてあげなくちゃな……って気持ちになった。
前から思ってたことだけど、より強くね。
壮瞥町を堪能はしたけれど、限られた時間の中でそうべつりんごめぐりを楽しむことにしていたので、まだまだできていないことはいっぱいある。
例えば有珠山ロープウェイとか、熊牧場とか。
それに重要なのがもう一つ。それは漫画Blooming Cloverに登場した、いわゆる聖地をちゃんと回ること。
遠かった洞爺湖はまだしも、寄り道すれば行けそうな距離の壮瞥神社も行っていない。
これは直前に仕事が忙しすぎて、詳しく場所を調べる暇が無かったこともあるけれど……あえて当日も調べずにいた。そりゃどうしてかって、もちろん絶対また来たいからってこと!
次の楽しみもまだまだいっぱい残ってる。また来るときは1泊じゃなくて2~3泊くらいしてのんびり観光しようかな。
さようなら、壮瞥町!また来ます。
帰りは来たときと同じ道をそのまま戻る。
今度は途中で降りずに、空港までまっすぐ。
飛行機に揺られ、電車に揺られ、結局家に着いたのは日付を回ったあと。
疲れたけど、そんなのはどうでもいいくらいに楽しい旅だった。
でも、まだ完全に終わりじゃない。買ってきたりんごが残ってるからね!
このnoteに載せきれない、まだまだたくさんの写真を見ながら楽しかった旅を振り返りつつ、もう少し壮瞥を楽しみます。
そうべつりんごめぐりは11/17まで開催!!!みんなも行こう!!!!!壮瞥町!!!!!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?