足骨日記21
もういい加減入院生活に飽きてきました。
もう退院したいです。同部屋の後輩たちが続々と退院していくのでPTの女の子に俺いつ退院できるの?と聞いたら骨折は時間かかりますもんね~とのこと。後輩たち皆骨折じゃなくて靭帯とかで入院してました。手術して早くに退院していくのでおかしいと思ってたんだよ!
今日は暇潰しについて
家にいるときと違いリハビリと風呂の時間以外は基本的に暇である。
主な暇潰しはタブレットで動画や映画を見る。
本を読む。SNSを見たりしてみる。
特に普段は見ない映画を一日三本くらい見たりもする。suggestされてくる映画を詳しく調べないで見る。小説原作の邦画が多いと思う。
映画を何本か観て気づいた。最近の邦画には菅田まさきが主役脇役どっちでも多数出ている。
そして、菅田ちゃんのキスがエロい。僕の女性的な部分が疼いてきて、僕は菅田ちゃんのことをこの記事に書こうと思った。
まさきの漢字が分からなくてインターネットで調べてみることにした。
最初にWikipediaが出てきたので見てみるとびっくり。本名が違う。菅生大将(すごうたいしょう)。え、なんか思ってたのと違う。
菅田ちゃんの本名なんか荒々しい。そっちの方が芸名ぽくてカッコいい。
なんか、大将って好きだなあ。
あとは、生まれて初めて文藝春秋を買った。
昨日、病院の中にある小さなLAWSONで雑誌コーナーに行き、プロ野球選手名鑑を買おうかと悩んでいた。そしたら文藝春秋が三冊くらい置いてあった。何となく手に取ってみた。
子供の頃、親父が買ってトイレにおいてある。それが文藝春秋だった。何となく何ページか読んだことはあったがどういう雑誌かというと経済とか国際問題とかについて有識者的な人が難しい言葉で語ってる。そんなイメージだった。
お世辞にも子供の僕にとって魅力的な本ではなかった。大人になった今でも欲しいと思うことはない。何で買おうと思ったか。芥川賞受賞作全文掲載と書いてあった。受賞作の一つがボクシングを題材にしている作品だったので、読みたいと思っていた。単行本化されたらハードカバーで1200円から1500円くらいするのだろうか?
本を買うときいつも思う。持ち運びしたいから小さい文庫本がいい。ハードカバーは高いから半額くらいの文庫本がいい。
何故か文庫本は半年くらい経ってか、下手すりゃ何年も出ないものもある。
こりゃちょうどいいや。僕は一冊文藝春秋を手に取りレジへ向かった、金額を見ると税込みで1000円だった。高い。前はもっと安かったぞ。俺が子供の頃は。そして少しページ数が減ってる気がする。
ハードカバーよりは安いが文庫本よりは高い。
まあ他の話とかも載ってるしね。お得だよね。
筒香が高校野球の金属バットについて語ってるのとか面白かったしね。
けど、相変わらず経済とか国際情勢とか全く興味が湧かないな~。
お父さん、僕も少しは大人になりました。