感情移入するマダミス"遠き明日への子守唄"(マーダーミステリー感想)
"遠き明日への子守唄"はAGATAさんにより制作された作品です。マーダーミステリーの中でも"イマーシブ・マーダーミステリー"と銘打ち一線を画しています。
今回は制作者のAGATAさんがGMをされる公演に参加することができました。没入してとても素敵な時間を過ごすことができました。
プレイ雑感
すごく物語に入り込みやすいように作られている作品でした。
どのキャラクターも感情移入をしやすいようになっている印象です。もちろん人間なので、あうあわないはあり得るとは思いますが、それをうまく寄り添えるように作られていると感じました。
ストーリーも私は好きな感じ。イマーシブ・マーダーミステリーと銘打たれているように、お話に入り込みやすくて感情を揺さぶられます
そう、この感想から察せられるかもしれませんが、この作品はRP(ロールプレイ)をするのが楽しい作品なのですよね。そしてロールプレイをやりやすくなっている。いわゆるマダミス初めての方でも、比較的キャラを演じるのがやりやすいのではないかと思います。
裏を返すとですが、いわゆる本格ミステリーや謎解き推理ゲームとして挑むと、ちょっともったいないかなと感じます。
まさに子守唄を聴く幼子のように、奏でられる物語に身を委ねて物語を自発的に楽しむのが良い感じだと思いました。
どんな人と遊ぶと良さそうか
マーダーミステリー初心者から熟練者まで広く楽しめる作品だと思います。
嗜好としては、ロールプレイ好きに特に刺さる内容。キャラクターの考え方にプレイヤーの思考も沿いやすいと感じます。
物語性体験性が強いので、推理ゲームとして挑むとちょっともったいなさそうです。
誰でも素敵な時間を過ごせる作品で、私は好きな内容でした。
作品情報
タイトル:イマーシブ・マーダーミステリー『遠き明日への子守唄』
プレイ人数:6名
所要時間:約3時間
制作者:AGATA
https://twitter.com/agata_jinro
プレイした時のGM:AGATA
遊ぶ方法
制作者twitterからでる告知を見て参加
面白い記事を書いていけるよう頑張ります!!