テレコンテンツ オンラインマーダーミステリー「SORCIER-賢者達の物語-」
ここ一年で一気に知名度をあげた感があるマーダーミステリー。しかしコロナ禍の影響で、リアル店舗では開催しづらくなっています。そんな中、オンライン上で実施できるマーダーミステリーがぼちぼちとでてきました。
「SORCIER-賢者達の物語-」もその1つです。元々リアルでやるジャンルがオンランになるとどうなるのでしょうか。
公式サイト
あらすじ
(公式サイトより引用)
魔法の国ヘクサ王国で起きた副王殺人事件。死体には外傷はなく魔法で殺されているようだ。この国の幹部である賢者達は、今回の事件の重要参考人として呼び出される。
こうして、疑惑の会議が始まるのだった。
作品情報
作品名:SORCIER-賢者達の物語-
制作団体:goonie cafe
公式サイト:https://gooniecafe.com/
参加人数:4名(+GM1名)
価格:3,000円(1名)
プレイ時間目安:4時間程度
アプリケーション:Dscord(通話・チャット)・ユドナリウム
感想
マーダーミステリー歴は本作品を含めて3作目。まだまだ初心者ですが、とても楽しくプレイできました。
オンライン用に作られているようで、システムや見せ方など違和感を感じません。むしろオンラインの特性を活かした設計となっており、最後まで白熱した議論をすることができました。
私が通常版マダミスで好きな要素、人の表情や行動なども見ながら色々考えを巡らすところは、どうしてもオンラインだとできない部分はあります。その一方で、オンラインだからこそスムーズに進めることができる機能を良い感じで組み込んであり、それがスムーズに議論できる場を作り出しています。
人数的にも4名というのがちょうどよく、全員に話をする機会が良い感じにまわってきますし、ゲームに置いて行かれることもありませんでした。
通常のオンライン通話によるミーティングなどもそうですが、オンライン通話機能は、その性質上、同じ場にいながら同時に複数箇所で会話するのは難しいです。その事を考えると、この4名というプレイヤー人数はちょうどよい設計だったのではないかと思います。
マーダーミステリー初心者でも置いて行かれることなく楽しめる、とても良いコンテンツだと感じました。おすすめです。
おわりに
どの分野にもいえることかとは思いますが、リアルであって行うことの強みと、オンラインの強みは異なります。それはどちらが優れているということではなく、特性の違い。リアルでできないからオンラインでもできるようにする、もちろんそれだけでも参加者側としては嬉しかったりはしますが、オンラインにするならオンラインの特性を活かした上でコンテンツを作るとより良い物がうまれます。
「SORCIER-賢者達の物語-」は、オンラインの特性を活かして作られたコンテンツだと感じています。このような、提供する場の強みを活かしたコンテンツが、もっといろいろと出てくることをこれからも楽しみにしています。
面白い記事を書いていけるよう頑張ります!!