テレコンテンツ Time Machine at home:タイムマシン(ロサンゼルス・アメリカ)
時間遡行物はSFの定番。ロマンを感じます。今回はニコラテスラをテーマにした科学のエスケープルーム。
先に書いてしまいますが、これはリアルとオンラインでプレイ後感がかなり異なるだろうなというルームでした。
公式サイト
ストーリー設定
タイムマシンを使って科学者ニコラ・テスラの研究室に潜入し、研究成果を奪取するのが目的です。
作品情報
・タイトル :Time Machine at home(タイムマシン)
・制作団体 :60out escape room
・公式サイト:https://www.60out.com/los-angeles/escape-rooms/category/online-escape-games
・公演時間 :60分
・プレイヤー人数:2~8名
・目的 :ニコラ・テスラの研究室から研究成果を奪取する
・価格 :$175(8名参加時:1名当たり約$22(約2,400円))
・アプリケーション:Zoom・webサイト
・所在地 :ロサンゼルス・アメリカ
感想
これは残念ながら、オンラインの性質を考えに入れずリリースしてしまったコンテンツのように感じました。
元々実際にあるルームのオンライン化でメイン画面となるズームのアバターの画面の他にも、webの特設サイトで現在いる部屋の全体像が360度ビューで用意されています。途中手に入る重要アイテムも、拡大画像等webブラウザで参照できるので、謎解きする際には便利です。
ただなんていうのかな、リアルだとすぐできることが、オンラインで相手に伝わらない。それはどうしてもしょうがないことで、探索1つをとっても、全然違うんですよね。引き出しを開けるにしても、右の引き出しと左の引き出しがあったとき「引き出し開けて」の一言でゲームマスターがどこまで開けるかという問題がある。
一見、それぞれ指示が出るまでGMが開けない方が良いように感じますが、実際にやってみると、GMが意を汲みすぎてくれたほうがよかったりするのですよね。
それで時間がかかってしたりとかして、一番面白そうなフェイズにたどり着いたときに残り時間が少なかったのは、かなり残念。
ギミックとか、すごく良いんですよ。ニコラ・テスラの研究室に潜入するという設定なので、理科の実験的な面白ギミックが多い。Zoomのカメラ越しでも吃驚するような実験ギミックとかも出てきて、そこは凄く盛り上がりました。
おそらくリアルルームとしての設計は素晴らしいのでオンライン化の方法がちょっともったいなかったなと感じます。
やはりこれは、リアルでやりたかったかな。
おわりに
オンラインはリアルに比べて伝わらない。そのことを踏まえた上での設計が必要だと思います。改めて、この点はまとめてみたいと思います。
面白い記事を書いていけるよう頑張ります!!